なぜ、製造業は弱く、流通業は強いのか? 製造業が流通業に勝つには?
amazonの手口は、かつてヤマダ電機が顧客を持つ小売店に対して行った手法と全く一緒。ヤマダは手の届かない顧客にリーチするためにこの手法をとった。つまり、小さい書店は今何をすべきか分かるよね、と。 / “本屋のかたち~未来の本屋の…” http://t.co/ZhohVcfKW7
2013-12-24 12:48:32もう、「モノ」と「サービス」は完全に切り離されて売買される時代になっている。だからこそ「サービス」を売る小売業が強く、「モノ」を作るメーカーが弱い。自動車メーカーがそれなりに強いのは、独自販売ルート網という「サービス」を持っているからで。appleより先に自動車はやってた、と。
2013-12-24 12:51:02携帯キャリアも同じ事をやっていたけど、自身の流通チャンネルより安く売る小売りが多すぎた。家電メーカーは定価維持に拘りすぎ、大手家電量販店に系列店販売網に穴を開けられた。ちなみにアパレルなどの繊維業界は、研究から販売までが一体化してる。東レとユニクロの取り組みみたいにね。
2013-12-24 12:55:15もう、モノにサービスの価格をつけて売っても「私はそのサービスは要らない」という客には買ってもらえない。さらにそう言う客に限って「私は対価を払ってないけどそのサービスを受けさせろ」というクレームをつけてくる時代。ならばサービスの価格を完全に分離するほうが合理的でしょ?と。
2013-12-24 12:57:47そのサービスが高いと言われるなら、そのサービスが本当に必要な顧客になら説明という「営業」が足りないだけだし、不要な客なら余計な営業をかけていることになる。それを判断できるのは販売の現場だけ。ならば、メーカーは販売の現場に出るしかないでしょ。でないと小売りにいつまでも叩かれる。
2013-12-24 13:00:08小売りは結局、店の名前という「ブランド」を売っている。そのブランドを信頼して客は買う。メーカーでも買うけど、コモディティ化(均質化)した分野での戦いだとモノだけだと魅力はつけにくい。そこにどんなサービスをつけて売るか?という小売り同士の戦いに身を委ねる事になってしまう。
2013-12-24 13:03:03ちなみに「価格」は最大のサービス。顔が見える商売の時代が良かったと言う山田昇さんですらそう言いきっている。だからこそ、価格で商売できない「モノ」は普通の商売していたら売れないのではないでしょうか?と。サービスを際だたせ、差別化し、顧客に「届ける」か。最後が一番難しいんだけどね。
2013-12-24 13:06:47ヤマダの取り組みはこの子会社のことです。 http://t.co/RuDVw1CtNX こうなると信頼を売っているブランドは「街の電気屋さん」になり、ヤマダから直に買う価格との差がすなわち「サー.. http://t.co/SFgnE2oXx6
2013-12-27 13:24:43小売りにものを言えるメーカーは今はもう殆どいない。しかもそのようになったのはずっと昔の話。そんな時代に「ものづくり」という言葉で経済を引っ張ろうとしても難しいと思う。売るのはサービス。高定義すると、日本の国民性はまさしく「輸出産業」になるはず。その正体は、人への優しさ。
2013-12-27 13:28:10