話数単位で選ぶ、2013年TVアニメ10選
ルール ・2013年1月1日~12月31日までに放送されたTVアニメ(再放送を除く)から選定。 ・1作品につき上限1話。 ・順位は付けない。
2013-12-29 02:40:08・ラブライブ! School idol project 3話「ファーストライブ」 廃校を止めさせるために立ち上げたμ'sの目的が、本当のライブをやりたいという気持ちに変換された記念すべき話。 移動シーンを極力省略し生まれた時間を使って描写される誰も居ないステージ。
2013-12-29 02:41:01この時の絶望感が彼女達ひいては視聴者に伝達していくシーン構成、無音の空間と時間は衝撃的でした。 しかし絶望と落胆の気持ちが満ちる前に、それでもなお穂乃果は動き出す。 「やるったらやる!」という彼女の強い引力に引き寄せられるように集まる後に加わるμ'sメンバーが印象的です。
2013-12-29 02:41:37・ファンタジスタドール 12話「希望うきうき みんなきらきら」 7話と悩みましたが最終回を。 あの谷口悟朗がエグゼクティブプロデューサーとして帰ってきた!という期待を抱き見始めた今作ですが、 最初のうちは「なんだかスローペースだなあ、1クールなのに大丈夫か?」と戸惑っていました。
2013-12-29 02:42:08しかし、ドールと人間は友達になれるという非常に単純であるが故に自由なコンセプトを 斎藤久監督の独特な「おかしさ」を発揮しつつ、丁寧にドラマを重ね作られた楽しい作品になったなと。
2013-12-29 02:43:00作中ではありとあらゆるドールと人間であるマスターの関係が描写されますが、どの関係も否定されない事が素晴らしい。 共依存であったり、主従関係が逆転していたりと何処か倒錯的であったとしても、受け入れられる強さが見えます。
2013-12-29 02:43:21うずめが希望=友達という名のエゴを取り戻すまでのお話として見てきた私としては マスカレード☽カレー☆ウキウキの誓いにグッと来るものがありました。
2013-12-29 02:43:35・ワルキューレ ロマンツェ 7話「風車の下で―Legendary Knight」 2013年中1番バカな話を挙げろと言われたら間違いなくこの話を選びます。 もう本当にバカすぎる・・・おバカすぎるとしか言い様がない。
2013-12-29 02:43:51しかし、おバカなことを馬鹿にならないようにキャラクターが動いている真摯さ(紳士さ)は ワルロマを代表するお話かなと思います。
2013-12-29 02:44:07荘厳なBGMに合わせて風に流される下着、わらしべ長者のように次々と下着を拾っていく主人公。 真面目にアホなことをやるギャップによる笑いが遺憾なく発揮されていて声を出して笑わせてもらいました。
2013-12-29 02:44:15・GJ部 12話「さらばGJ部と言おう」 GJ部には「何も言うことがない」という言葉が相応しいのですが、一応選出した理由を。 基本的にこのアニメには何もないんですよ、特別何かするわけでもなく何処かへ出かけるでもなく 部室で漫画を読みながら少し羨ましいことがたまに起きるだけ。
2013-12-29 02:44:34そして彼女達が卒業していくのをただただ見守るだけ・・・。でもこの何も無さが思い出であり 受け継いでいくGJ部魂なんだと見終わった後に気付かされる最終回
2013-12-29 02:44:541話からのCパートが実は最終回前(卒業式前日)であったことがアバンで発覚する構成も素晴らしい。 GJ部魂が何かは「彼、彼女達だけが」分かればいいんですよ。
2013-12-29 02:45:01・銀河機攻隊 マジェスティックプリンス 24話「宇宙に散る花」 進化に行き詰まった種とその種が進化の手がかりとするためだけに生み出された人類の争いを描いたSFロボットアニメの最終回。
2013-12-29 02:45:39いくらでもバトルのために因縁を仕込むことは出来るのに 敵同士の代表であるイズルとジアートは作中において「一言」しか言葉を交わしていません。
2013-12-29 02:46:00にも関わらず盛り上がる戦闘は、緻密に作られた幾つものギミックなど見える間もなく動かしてしまえ!と言わんばかりの 3DCGによるハイスピードロボットバトルがあってこそ成立するものでした。
2013-12-29 02:46:10父親の死の秘密を暴き仇を討つために動く纏流子という主人公に気迫や信念をこれまでに感じられなかったことが この話のフックとなっており、挿入歌である「サンビカ」と共に羞恥心を捨て服の機能美を発揮させるバンクシーンは 事前の劇画調の作画と相まって熱くならざるを得ませんでした。
2013-12-29 02:46:34また、相対する皐月の野望・覚悟と流子の決意・覚醒が、青と赤にレイアウトされた画面(心臓を得る)として描かれ これから展開されるであろう物語にワクワクさせられました。
2013-12-29 02:46:40