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dragoner @dragoner_JP
弱者の為のテクノロジー、というネタを考えてみた
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「弱者の兵器」と言うと、先のNHK特集のように、カラシニコフとRPG7が今でも筆頭として挙げられるだろう。事実そうなんだけど、最近は少し様相が変わり始めている。IEDのような遠隔操作可能な兵器が猛威を振るうようになった
dragoner @dragoner_JP
カラシニコフとRPGの組み合わせは、ベトナム戦争あたりのイメージが強いのだろうけど、その頃の仕掛け罠というのは、受動的なブービートラップが主だった。尖った竹が刺さっている落とし穴とかね。あくまで敵が動いてそれに掛かること期待する、という意味で精度の低いもの
dragoner @dragoner_JP
ところが90年代以降、ご存知の通りハイテク技術の一般化・小型化が急速に進んだ。携帯電話も安価に手に入るようになる。
dragoner @dragoner_JP
携帯電話がいつ頃戦争で使われるように鳴ったかは定かではないが、ちょうど90年代の戦争であるチェチェン紛争では、従来の無線通信と併用する形で、当時のヨーロッパで普及していた400MHz帯の携帯電話がチェチェン側で使用されていたとロシア軍は報告している
dragoner @dragoner_JP
ちょっと無線をいじったことのある人なら分かると思うけど、UHFやらVHF無線機をまともに運用しようと思ったら、そこそこ知識と技能が必要になる。しかし、携帯電話はone to oneの通信だけども、インフラさえあれば素人でも使える。テクノロジーの普及が弱者を後押しした形だ
dragoner @dragoner_JP
しかも、携帯電話は固定電話と比べて、インフラが安く構築できる。現在でも固定電話の無いアジア・アフリカ地域では携帯電話の方が普及していることがざらにある。そして、簡単に指定した番号に電話をかけることができる、という電話の特徴はそれまでの無線と比べ、起爆装置として優れている
dragoner @dragoner_JP
IEDが猛威を振るう以前、弱者側は安価に敵を拘束できる地雷を多用していた。カンボジア内戦の地雷は未だに多くが地の底で眠っている
dragoner @dragoner_JP
ところが、地雷を簡単に無効化する手段がある。道を舗装してしまえば良い。少なくとも、軍隊の移動を妨げられることは大幅に減る。事実、ベトナム戦争では道路舗装は積極的に行われていた。
dragoner @dragoner_JP
だが、この舗装化による地雷対策はIEDの登場によりその効果を減じることになる。舗装道路があるくらいインフラのある地域には携帯電話も通じるような時代になっていた。木の影に、車に、人に、遠隔操作可能な爆弾をしかけられる時代になっていた。地表で炸裂するIEDに舗装は意味が無い
dragoner @dragoner_JP
IEDは単純に「貧者の○○」と呼び、無人機のような最新テクノロジと対称的に比較される兵器ではなく、むしろテクノロジの汎用化によって生み出された兵器と言ったほうが良いと思う
dragoner @dragoner_JP
まあ、超単純だけどテクノロジは普及するもんだし、貧者だってテクノロジ使うよボケ、な話ですた

コメント

きんぎんすなご@岩手県南内陸部 @kinginsunago 2010年10月21日
携帯が普及する以前のアフガニスタン紛争ではゲリラがIEDに日本製インターホンを使っているという新聞記事を当時見た記憶が
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