DJネグリジェによる浜松クラブサーガその2

マコト♯ラケンロール⇔DJ☆ネグリジェ @djnegz

Dさんのレポの下に掲載されてるセトリ見てたら、コレもK-MIXでかけたのを思い出した。こいつはいつもBPM落としてかけてたんだよな。しかし、この頃のはホントいい曲多いな。 http://www.youtube.com/watch?v=FotTP41SEgM

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今日はいよいよ「ステッパーズ・ディライト」のくだりだな。俺とエラグル(@eraguru)さん、アゴ(@AGOxlntz)くんが出会う、ドリームチームならぬドリーム兄弟誕生の瞬間。自分でもワクワクするぜ。ヤボ用片付けたらバカサガ再開します。

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.@eraguru さんがまとめてくれたトゥギャザー(http://togetter.com/li/60657)読み直して思ったんだけど、俺の今回のつぶやきは、そもそもRAMADANMANの来日とエラグルさんが復刻した@AGOxlntz くんのミックステープが発端だったんだね。

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.@AGOxlntz くんのミックステープまだ聴いてない人はいますぐDLすべし！残部僅少らしいよ。http://soundcloud.com/ago-1

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どういうことかって言うと、まずエラグルさんが10/1大阪noonでRAMADANMAN aka デヴィッド・ケネディ(非デッド・ケネディーズ)のプレイを浴びて「現時点で今年No.1のアクト」ってツイートじゃなくシャウトしてたんだよね。ベース愛しててこれ聴かないでどうすんの？ともw

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そんでもって、ラマダンマンがエージェントX「デコイ」、ダブル99「RIPグルーヴ」、ドンペリ&ダイナマイト「ガット・マイセルフ・トゥギャザー(DND MIX)」といったUKガラージクラシックをプレイしたこともシャウトしてた。

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恥ずかしながら俺その時ラマちゃんのことよく知らなかったんで、ダブステップのDJでそのへんかけるなら、そこそこ年もいってんだろうって思ってた。でも、調べたらハタチかそこらの兄ちゃんだっていうじゃん。シンデンやハーヴもこのクソガキやりやがるって思ったけど、ラマはさらに若い。驚いた。

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あせって本人の曲をチェックしたこれも良かった。ちなみに、ラマちゃんのキャリアのスタートはディープハウスとヒップホップ。その後ジャングルへとシフトし、マラのプレイに衝撃を受けてダブステップDJに転身したらしい。前に書いたUSガラージ耳とソウル/ファンク耳って話、思い出して。

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で、何より驚いたのは、ラマちゃんがプレイしたようなUKガラージクラシックが、彼のような若い世代にも有効なのか！ってこと。ただの十年前の懐メロとは違う目線・耳線で、もう一度そのへんの音源やあの時代の空気をとらえ直す必要があるかも…いやなんとなくありそうだ、みたいな。

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ちょうどラマちゃんが大阪でエラグルさんの耳をレイプしてる頃、俺は浜松で「CATCHY!」という自分のパーティーをやってる最中だった。これはたまたまなんだけど、その日用のネタを集めてる時、アゴくんやズッキー (@zookie_xlntz)さんのお導きでL2Sの音源にぶち当たった。

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なんだコレ、BPMはあがってるけど昔の2stepそのままじゃんというチャラい曲から、それこそ「デコイ」を今風に味付けしたような曲までが何食わぬ顔で2010年の新譜として流通していた。気に入った曲をいくつかDLした。付け焼き刃だが、10/1はこれをプレイしようと思い立った。

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10/1は浅い時間のセットは韓流ベース、そしてゲストを呼び込む前のプレイでガラージセットをプレイした。浜松のクラブ「セコンド」のサウンドシステムはもともと低音の鳴りがいいんだけど、その時のベースの鳴り方には自分でも痺れた。DEMOS「The Dirty Way」とかヤバかった。

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てか、さっきのツイート、ラマとかマラとかウケるw

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@eraguru @zookie_xlntz 「スクラッピー」は、今日つぶやく「ステッパーズ・ディライト」の記憶の中でもポイントとして出てきますw

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話を戻すけど、そんな経緯で俺がなんとはなしに、こっからしばらくUKガラージ追っかけてみるか…などと思い始めた矢先のグルさんのシャウト。昨日の今日でさすがに老体の病人には無理だったけど、10/2のラマちゃん@東京module見たかったです。

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もうひとつのアゴくんのミックステープの件。グルさんが復刻呼びかけてネットにミックスをアップしたのはそのすぐ後だったから、グルさんもラマちゃんにインスパイアされた部分が大きかったんじゃないかな。ラマは昔の音源をいまにつなげた、じゃあ当時のガラージDJはどうだ？的な。

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アゴくんのミックステープは、D&B寄りの音響耳でUKGという辺境に近づきあっけなく遭難した彼の出自が伝わってくるのはもちろん、いままさに暴発寸前だった当時の名古屋、そして全国のシーンの空気感までパッケージされている。そしてそこから放たれる音の銃弾がいまも有効だという奇跡。

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失敬、奇跡という言葉は既出チェンジの「ミラクルズ」のような曲の場合を除いてあまり軽々しく使うべきではないし、ここでは適切ではないな。お詫びして訂正。そしてそこから放たれる音の銃弾がいまも有効なのは必然。

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補足するなら、たとえ十年前の音源でもプレイするDJ、そしてリスナー自身の解釈によっては、いまでもじゅうぶん鑑賞に値する。アゴくんのテープはそのお手本だということ。

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たとえば、90年代のハウスとかを聴いて「この曲、いま聴いても全然古くないっ！」などと言う人がいるが、もしそれが本当なら、いますぐ耳鼻科にかかった方がいい。言いたいことは分かるが、正しい耳を持つ人間の言い方はこうだ。「この曲さぁ、たしかに古いんだけど、でもカッコいいよな」。

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そして、世の中にはそういう曲が実はたくさんある。俺たちが思っている以上に膨大に。WHAT A WONDERFUL WORLD !

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アゴくんのテープに収められているのは、まさにそんな曲ばかり。俺が当時を知る人間だから余計そう感じるのだろうが、十年前の音源はやはりひと昔前の音源だ。いまさっきジュノで試聴した最新のUKガラージより(出来不出来はともかく)明らかに古い。だがな、強度が違う。志が高い。モノが違うんだよ

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アゴくんのミックステープが発売される時の帯文妄想してたら熱くなったww

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とにかくまぁ、そんな感じで俺はグルさんアゴくんズッキーさんといった昔馴染みの(文字通り)グルたちに再び感化される形で、恥ずかしながら住み慣れた車庫(GARAGEだけに)に還って参りました。あれ？なんか途中大幅にはしょって、いい感じにエンディングまでワープしちゃった？w

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でも、最初の方でもつぶやいてるけど、俺は車庫を留守にしてる間も、ファンキー・ハウスだろうがゲットー・ベースだろうがエレクトロだろうが、K-POPでさえも、すべてガラージ耳で聴き分けチョイスしてきた。それは単にBPMが近いとかそういうレベルではなく、もっと本質的な部分で。