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メモ・12月中旬

依然として勢い止まらず。 ただ、なんとなくほぼ「こうだな」と云うものは見えた感じ。
ログ
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酔宵堂 @Swishwood
改竄世界は遠からず破綻すると確信しているし、そのとき世界がどんなかたちを取り戻すのかに興味の比重は遷っている。
酔宵堂 @Swishwood
魔女の性質であるとかも考察対象外にしてるなー。方向性のみが残存する、具象化したイドの暴走と云うことで決着してるし
ひつじんぼ @Tiro_duetto
公式に百合求める必要性を感じない。別に百合アニメじゃないし。
酔宵堂 @Swishwood
「ダークオーブの意匠を取り込んだソウルジェム」だとどんな形になるだろうか?
ゆめにみる、ゆめをみる
酔宵堂 @Swishwood
次はほむらが引き裂かれる、あるいは自らを引き裂く番。再びカナメたる「この手」を取り戻した理による調律、それを逃れる為に悪魔は半身を自らの夢に封じた。
酔宵堂 @Swishwood
悪魔の夢の中で、半身は悪魔の夢を見る。それは蒼い世界が燃え尽きて、見覚えのある冷たいコンコースに変わったところから。あの人が呟く言葉を、わたしは知っている。「……逝ってしまったわ、「……まどか」に導かれて」そしてあいつは場違いな名前に激昂するだろう。 ——すべて、あの日のままだ。
酔宵堂 @Swishwood
消えてゆく。朝霜のように。さっきまで、何より確かな記憶だった筈なのに。「……って、誰だよ」「えっ、”円環の理”には、魔法の神様みたいなひとがいるって」「それが”まどか”なのかい」「……たぶん。そうだと、思います」「円環の……まどか。確かに共通点はあるわね」 ——誰だった、ろうか。
酔宵堂 @Swishwood
——それでいい。それで、いいのだ。憶えているのは、ただ、わたしだけ。わたしの居場所は、もう地上に、此岸にすらなくなってしまった。ただ、ゆるやかに、堕ちていくばかり。途中、その深みからゆらゆらと、立ち上がり虚空に消える人影と幾度もすれ違った。みな場違いなほど晴れやかな笑みを湛えて。
酔宵堂 @Swishwood
憑き物が落ちた、と云うのだろうか。満たされた、迷いのない笑みで上昇してゆくそれは——少女たち。この深淵の底に、何があると云うのだろう。ただ、わたしと同様に沈んでいくなにかが、いがいに多いことに気付かされるのはもう少ししてからだった。闇の底に、仄白い人影のようなものが見え隠れする。
酔宵堂 @Swishwood
——いってしまったのは、わたしの片割れであったのかも知れなかった。何処にも居られない、哀れなわたしの片割れ。もう、救いさえも届かない。ただ、それ以上のことを、思い出せない。何故何処にも居られないのかさえ。
酔宵堂 @Swishwood
それは、手だ。無数の。闇が凝って手になり、その人影に群がっているのだ。なにかの気配はそこに近づくにつれて確乎たるかたちに凝固し、押しのけ合いながら殺到してゆく。その向こうに——見てしまった。そこに居る筈のない、居てはならないものを。その陵辱を受け容れていたのは——あの子だった。
酔宵堂 @Swishwood
どうして、そんな——ふと、あの子が消える、その直前の光景を思い出す。あれは、なんだったか。世界の、その終わりで孵る、最初でさいごの魔女。目の前のあの子こそそれではないのかと、そんな考えがよぎり、それは一つの可能性を思いつかせた。 ——むろん、そうでなくてもそうしたのだが。
酔宵堂 @Swishwood
どの腕も、左手と思しき中指に不格好な指サックをつけて。おまえ達は、理に呑まれることを最後まで拒んだのではないの。「一度は救いの手を振り払っておきながら、浅ましいものね。それでもあの子にすべてを押し付けて浮かび上がろうだなんて!」おもむろに漂う腕を掴み、中指を逆さに捻り折る。
酔宵堂 @Swishwood
そのまま指布を引き剥がし、晒してやる。もちろん、その指には黒ずんだ指環が嵌まっているのだ。おかしな向きに曲がり、痙攣するその指を根元まで含み——噛み千切った。残された腕が悶えるように震え、おかしな水玉模様に染まりながら爆ぜる。後には闇だけが残る——口の中のそれを、一息に呑み込む。
酔宵堂 @Swishwood
躯の芯に、黒い焔が灯る熱を感じて吐息を一つ。「とこしえにわたしの中で悔いなさいな」一本残らず、毟り尽くしてやる。あの子に今更穢れを押し付けて身軽になろうだなんて、あの子が許してもわたしが赦さない。引き剥がして、捻じ切って。取り返したあの子の目は——深淵の色をしていた。
酔宵堂 @Swishwood
「もう、いいんだよ」と、譫言のように。その肩に触れることすら、いつ以来のことだろうか。どうして貴女がそんな責め苦を負っているの。わたしのしてきたすべては、こんなことのためだったの……? 「あなたも、ほら、わたしに」いいえ、そんなこと。わたしの魂はもう、貴女に救えるかたちなんて——
酔宵堂 @Swishwood
落ちていく夢の中で、あの子に逢った気がした。「またいつもの悪魔がどうとかって奴かい」そうか、いつもの、と云うくらいには見ているのか。「逢えたんならよかったんじゃないのかい」どんな姿だったとしても?「……それでも、って云って欲しいんだろ。本当にいいかはこの際問題じゃない」
酔宵堂 @Swishwood
それでも這い寄る影の手は尽きることなく、恨めしげにわたしたちを取り巻いて揺れている。いつしかその掌は妖しい赫に光りだし、辺りいちめんをあの、幸せな悪夢の終焉を告げた曼珠沙華(リコリス)のように染めていた。「もう、いいんだよ」わたしの髪を編みながら、譫言は続いている。
酔宵堂 @Swishwood
その花を摘み尽くしたとき、この底なしの闇から抜けるのか。あの子が結ぼうとしてはほどけるこの髪は賽の河原の石積みのようでもあり。およそただひたすらに繰り返すこの情景こそ、なにがしかの罰に違いないのだった。それでも、と呟いて。答えなら、とうの昔に出した筈だ。 「もう、いいんだよ」
「理の語り部」とは
名無し。(前編) @nanashizenpen
最初に円環の理を口伝したのって、こんかいのマミ杏子みたいな傍観者だったのかな。 でもまどかはどんな姿に見えたのだろうか・・・。
酔宵堂 @Swishwood
少なくとも改変後時点で口伝されているものは「救済」ではない。むしろ「避け得ぬ宿命」への覚悟を説いたもの、とでもした方が適切なニュアンスだ。つまり、あの冒頭のナレーションのような”つたえ”はあの時点では存在し得ない、そう云うしかない。
酔宵堂 @Swishwood
だからもう必然的に悪魔が語り残したってことになるんだよアレは……。悪魔が力を持つためにはその影をより鮮やかに際立たせる光が必要なんだから。救いを奪ってしまったのが悪魔なら、取り返された救いの語り部であるのも悪魔だと。
酔宵堂 @Swishwood
再醒と調律。悪魔の分裂と彷徨。夢は駅からをなぞり直し、悪魔は時のまにまに伝承を残す。銀の庭はただ沈み行き、深淵の底にもう一つの理を見る。
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