
新型Oculus Rift「Crystal Cove」で新体験してきたっ!

今回の新型OculusRift「Crystal Cove」のDEV1からの違いは三つありました。1.「ポジショントラッキング」。HMDの周りに赤外線LED(目には見えない)が付けてあって、テレビに付けたカメラからHMDの場所を検知するという機能です。 #CES2014
2014-01-09 19:59:22
二つ目は「モーションブラーの軽減」です。今までの開発機は上下左右に強く降るとディスプレイがブラーが掛かったようになって酔いの原因とされていました。しかし新方式により、いつでもクッキリ見えるようになりました。三つ目は「有機ELディスプレイの採用」です。 #CES2014
2014-01-09 20:00:06
体験したゲームは二つで、ひとつは改良版「EVE: Valkyrie」で、Unityで作られています。 http://t.co/x6gcovya43 もう一つは謎のタワーディフェンスゲームで、こちらはUnreal Engineで作られているということでした。 #CES2014
2014-01-09 20:00:57
で、感想ですが、 「ファンタスティック!」の一言です。 実は個人的に光学式ポジショントラッキングをOculusで実験したことがあったのですが、毎フレーム認識できるわけではなく、その認識できなかったときに突如フレームが飛ぶ、という問題がありました。 #CES2014
2014-01-09 20:02:11
ほんの少しでもフレームが飛ぶと没入感が一気に削がれてしまい、光学式ポジトラに関して個人的には否定的でした。 #CES2014
2014-01-09 20:03:16
で、この「Crystal Cove」のポジトラですが、心配していたフレームの飛びが「ほとんど」気になりませんでした。 #CES2012
2014-01-09 20:03:44
「ほとんど」と言ったのは、まあだいたい想像が出来るかと思いますが、HMDが頭に隠れるように真後ろとか真下とかを見ると、やはりフレーム飛びします。 #CES2012
2014-01-09 20:04:13
ということはディスプレイに対して真後ろを向くようなものは駄目なのか...そもそもHMDで「ディスプレイ」というのもおかしいから「親機」とするか。親機を天井に設置すれば良いのかな?
2014-01-09 20:08:08
ただウマイなと感心した点は、そうなる前にアラートがなり画面が暗くフェードしている点です。つまり向いて欲しくない方向を見ようとすると、そもそも見えなくなるようにアプリ側でしていました。 #CES2012
2014-01-09 20:05:08
赤外線LEDが複数個あるので、「認識できるポイントが小さい」=「あと少しでポジトラ認識できないぞー」ということがわかるのですね。ひじょーに頭良いです。 #CES2012
2014-01-09 20:05:32
あと有機ELの高解像度効果とポジトラで、「ちょっと前にあるマニュアル文書が頭を近づけることで文書が読める」というフィーチャーができるようになりました。これは大きいです。 #CES2012
2014-01-09 20:06:35
というのも、今までの開発機だと、解像度低くて文字が読めなかったのですね。で、読めるようにすると画面にババーンと表示するしかなく、邪魔にしかなりませんでした。 #CES2014
2014-01-09 20:10:01
それが、実世界のマニュアルのように、膝にマニュアルを置くことで、読みながらプレイすることが出来るようになったということです。 #CES2014
2014-01-09 20:10:31
実際、Valkyrieでそういう感じで作っていました。ゲーム中、実際に顔を近づけて文章が読める。新時代到来という感じですね。 #CES2014
2014-01-09 20:11:51