労働者は果たして決起するのか？

俗名 ざらすとろ @georg_trakl

例えば、警察に許可申請をとって、サボタージュをはじめとする嫌がらせをされてまでデモを開催したとする。参加者は原発反対とか色々と主張を繰り返すのだけど、そこで、どれだけの街を歩いている人に、どのような印象を与えているのだろうか？

俗名 ざらすとろ @georg_trakl

あと、ストライキをやる、サボタージュをやる、そういう時に、それを実行する労働組合は、どれだけ組織化されているであろうか？

俗名 ざらすとろ @georg_trakl

デモ、ストライキ、ボイコット、サボタージュ、これらの方法を駆使して、いかに権力に嫌がらせをするのかということ。しかし現状では日本というシステムは、それらが骨抜きになるように、法律で巧妙にがんじがらめにしているという現状を徹底的に認識しておく必要がある。

俗名 ざらすとろ @georg_trakl

労働者は本気で搾取から解放されたいと願っているのだろうか？

俗名 ざらすとろ @georg_trakl

このような状況で苦労道楽の労働者諸君が、セイフテンプクのオソロシー、インボーとやらに立ち上がる気配は、どうやらないみたいだ。

俗名 ざらすとろ @georg_trakl

昔から執政者というのは、そのことを心得ていて、「小人閑居して不善を為す」といっていた。つまりうちらのような取るに足らない愚民は、常に暇にさせてはいけんない。暇を与えたら、ろくなことをしないという訳だ。

俗名 ざらすとろ @georg_trakl

小人閑居して、不善を為す。ということは、裏を返せば、卓袱台をひっくり返す奴は、暇人で色々と考えて、不善を為す輩であるということなのだ。

俗名 ざらすとろ @georg_trakl

我々はものを考えることが出来ないように、多忙になるように仕向けられている。あちらこちらに時間泥棒が時間を奪っている。

俗名 ざらすとろ @georg_trakl

時間が奪われているということは、何も労働だけではない。いわゆる余暇と呼ばれるものも、実は考えさせないように仕向けるための装置である。

俗名 ざらすとろ @georg_trakl

あまりに絶望的な状況なので、考えないようになっていく。

俗名 ざらすとろ @georg_trakl

生活保護を取ることもできず、飢え死にして死んでしまう母子がいる一方で、TVをつければ、リポーターが、汚染地の食品をさも旨そうに食べていて、庶民には関係のないセレブのお店とかを紹介している。

俗名 ざらすとろ @georg_trakl

放射能に汚染され、苦しんだり、失業したり、医療が受けられなくなったり、追い出されてホームレスになったり、飢餓に襲われて餓死したりという危機に我々は直面しているのだが、それであるにも関わらず、いや、それだから、このような虚しいキャリア・ポルノ、フード・ポルノの類で忘れようとする。

俗名 ざらすとろ @georg_trakl

結婚も就職も、何もかも、奪われた人生だから、AKBだとか、そういうのを追いかけて、惨めな人生を一瞬でも忘却するのだ。

俗名 ざらすとろ @georg_trakl

今ある、消費社会の諸々は、そのような性質の娯楽に満ち溢れている。絶望を忘却する装置。例えば、韓流ドラマなど、その最たるものだ。

俗名 ざらすとろ @georg_trakl

労働者の生活そのものが、消費社会に完全に組み込まれてしまっていて、そこへの忘却によって、苦痛を回避しようとするのだ。

俗名 ざらすとろ @georg_trakl

僕たちの人生は、残念ながら、本当に惨めで絶望的な未来しか、約束されていない。

俗名 ざらすとろ @georg_trakl

様々な事象を繋ぎ合わせて考えれば、これは誰にでもわかることだ。なぜなら、そのことを隠蔽しようとすることさえもしなくなっているからだ。

俗名 ざらすとろ @georg_trakl

おそらくは多くの人は、残念ながら苦痛から逃れる罠から目覚めたくはないだろう。しかし、不幸にも、不幸で惨めな自分と自分の愛する人たちの現実に覚醒してしまったら、まず、身の回りにある、取り込まれるとシステムにがんじがらめにされる罠を避ける所から始めよう。

俗名 ざらすとろ @georg_trakl

そして罠に気付いた人は、必ず他にもいるから、罠に気付いた人と連絡をとるのだ。しかし、ここで注意しなければならないことがある。今ある通信網は殆ど権力によって掌握されていて、全て筒抜けであるということ。我々を相互に監視する仕組みに気付くべきなのだ。

俗名 ざらすとろ @georg_trakl

そして何よりも、我々人類がどのような袋小路に陥っているのか、そのことに対して、我々は少しでも気付いていかなければならないという事。様々な袋小路があるが、最大の袋小路は組織的暴力の行使、そしてマネーという問題。