臨床教科教育学会シンポジウム2013

テーマ:理論と実践の往還 シンポジスト 上越教育大学教職大学院:西川純教授 宇都宮大学教職大学院:久保田善彦教授 続きを読む
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いのうえ ゆきのぶ @inonob

臨床教科教育学セミナーシンポジウム 西川純先生提言:旧来の教科教育研究は教材・指導法研究。子ども、教室という視点が無いことが不満だった。

2014-01-11 13:06:24
いのうえ ゆきのぶ @inonob

上越教育大学は大学院主体。派遣院生中心の大学。現実に教室で使える研究を進めなければいけない。大学全体の研究の方向は、自然と臨床研究へとシフトしていった。 #rinkyokyo2013

2014-01-11 13:08:58
いのうえ ゆきのぶ @inonob

臨床教科教育学会は、学者による学者のための学会ではない。学者と実践者の学会である。学者と実践者の往還・参加を担保するために、学会誌の査読者を研究者と実践者とすることにした。これが本学会の特徴である。 #rinkyokyo2013

2014-01-11 13:12:11
いのうえ ゆきのぶ @inonob

宇都宮大学・久保田善彦先生:教職大学院の実践は理論と実践の融合に有効であったかの調査(兵庫教育大2012)現職院生の肯定的評価は55%。実習のあり方を検討する必要がある。理論=講義と位置付けての理論と実践の往還は妥当なのか。#rinkyokyo2013

2014-01-11 13:16:10
いのうえ ゆきのぶ @inonob

医学の三つの根拠(津田2013)①直観派(1800年代、経験則、職人芸)→②メカニズム派(絶対的決定論、実験室における積み重ね)、②'数量派(臨床データの蓄積、平均化)との三つ巴状態。教育研究と近い。日本は臨床研究が少ない。 #rinkyokyo2013

2014-01-11 13:21:13
いのうえ ゆきのぶ @inonob

臨床研究とメカニズム研究の往還。メカニズム研究によって仮設化されたものが、臨床研究によってより具体化する。直観による仮説も臨床研究をくぐることで具体化する。臨床研究を結節点としたメカニズム研究と直観との結びつきを生む。臨床教科教育学の役割。 #rinkyokyo2013

2014-01-11 13:26:42
いのうえ ゆきのぶ @inonob

玉川大学教職大学院・松本修先生:多くの教職大学院で、現職院生は実習が免除されている現状がある(現職は1年派遣が多いため。これによって派遣院生とストレートマスターの分断が生じている)。 #rinkyokyo2013

2014-01-11 13:30:07
いのうえ ゆきのぶ @inonob

授業者で無ければ本当の授業分析はできない。だからといって、印象・感想レベルのことを書いても分析にはならない。 #rinkyokyo2013

2014-01-11 13:34:12
いのうえ ゆきのぶ @inonob

全国レベルの専門教科学会での実践研究の価値は近年になってようやく見直されてきている。 #rinkyokyo2013

2014-01-11 13:35:50
いのうえ ゆきのぶ @inonob

「第一線の実務家教員は論文を書く暇はない?」第一線で最高の授業をする人間が教職大学院の実務家教員として有能だと言えるか?絶対ではない。一流シェフが必ずしも一流の料理人を育てる力をもっているわけではないことと同じ。 #rinkyokyo2013

2014-01-11 13:38:47
いのうえ ゆきのぶ @inonob

研究者教員にも、小中高校における教育実践の経験や知見を有していることが望ましい。それによって、理論と実践の往還が可能となるのではないか。 #rinkyokyo2013

2014-01-11 13:40:56
いのうえ ゆきのぶ @inonob

附属学校と教職大学院の連携を模索する教職大学院もある。理論と実践の往還カリキュラムの構成も大事。反省的実践家としての教師のあり方を実現することも、往還の成立の要件であろう。 #rinkyokyo2013

2014-01-11 13:44:14
いのうえ ゆきのぶ @inonob

文部科学省高等教育局大学振興課教員養成企画室・栢森麻代氏:大学と現場の分断=理論と実践との分断。これを結ぶ組織が教職大学院だと考える。 #rinkyokyo2013

2014-01-11 13:46:39
いのうえ ゆきのぶ @inonob

国策としての教育改革。教員養成課程の質的向上を図ること。実践型カリキュラム現場連携も重視。与党内の案では、教員採用後の研修の改革。採用前からの研修、インターン制度も視野に。ただし、教職大学院の機能は求められるものと近い。 #rinkyokyo2013

2014-01-11 13:51:26
いのうえ ゆきのぶ @inonob

教員養成課程卒業者の教職就職率の低下。母数は教員養成課程の卒業者数。少子化の影響があるので、採用数減はやむをえない。しかし、財務省からは教員養成課程の再編、教員定数の見直しが求められている。 #rinkyokyo2013

2014-01-11 13:53:56
いのうえ ゆきのぶ @inonob

今後の教員養成課程。専門教育の振興を図る。国立大学法人の抜本的改革が求められている。各大学の機能強化を評価し、予算の配分を傾斜する。各大学の特色や社会との結びつきの変化が求められる。 #rinkyokyo2013

2014-01-11 13:57:35
いのうえ ゆきのぶ @inonob

現状の教育学部修士課程は教職大学院へ移行。全県に教職大学院を。専門職大学院としての機能をきちんと備えるように要請。 #rinkyokyo2013

2014-01-11 14:00:17
いのうえ ゆきのぶ @inonob

教員養成のための大学院のあり方とは……まだ判然とはしていない。高度な理論と実践との経験をもっている教員は確保できるのか。課題は多い。現場からの声を大切に考えていく必要がある。 #rinkyokyo2013

2014-01-11 14:02:31
いのうえ ゆきのぶ @inonob

シンポジウム:理論と実践の往還。往還の方法はどうあればよいのか。理論と実践との往還の成立を感じた経験。大学教員が現場に入っていく、現場の先生にダイレクトにつながることで、往還が成立するのではないか。 #rinkyokyo2013

2014-01-11 14:07:02
いのうえ ゆきのぶ @inonob

西川先生:上越の教職大学院でできることは全て準備した。理論と実践の往還を教えられる教師から往還を教えてもらうことでしか、実践レベルに往還をもち込むことはできない。大学の人事採用基準(現任者含め)の見直しが大事。大学カリキュラムの変更ではダメ。 #rinkyokyo2013

2014-01-11 14:12:30
いのうえ ゆきのぶ @inonob

西川先生:教職大学院のための予算使途が大学本部に任せられている。教職大学院のための予算措置が教職大学院に反映されないケースが多々ある。大学内の制度の変革は教授会で決まる。大多数が論議する限り、変革は無い。

2014-01-11 14:15:12
いのうえ ゆきのぶ @inonob

久保田先生:大切なのは「人」。大学職員と現場の教員とのつながり。どうやって理論を創るか。研究者の仕事ではなく、院生や現場の教員を含めたチームでの研究の成立が重要。 #rinkyokyo2013

2014-01-11 14:17:41
いのうえ ゆきのぶ @inonob

松本先生:大学教員も実践者も理論と実践との往還ができなければならない。大学教員と現場職員とが一緒に授業をつくるという教職大学院のカリキュラムが面白い。立場関係なく、それぞれが頭の中で往還すること。 #rinkyokyo2013

2014-01-11 14:21:30
いのうえ ゆきのぶ @inonob

栢森氏:人材育成は大切。文科省としても現場を見る努力をしている。現状、小中高校で1年以上教壇に立った経験があるスタッフは20%台。すぐの改善は難しい。みんなで変えていく必要がある。 #rinkyokyo2013

2014-01-11 14:24:35
いのうえ ゆきのぶ @inonob

栢森氏:人材育成は大切。文科省としても現場を見る努力をしている。現状、小中高校で1年以上教壇に立った経験があるスタッフは20%台。すぐの改善は難しい。みんなで変えていく必要がある。 #rinkyokyo2013

2014-01-11 14:24:35