Aマホ公式サプリ「天地創造」突発オンセレポ

サロンパス @saronpasu

Aの魔法陣TRPGネクストジェネレーション突発オンセを開催しました。 公式サプリ「天地創造」を使用し、PL２名にご参加頂きました。

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Aマホについてのざっくりしたシステム説明をします。 PLは、自分のキャラクターの「設定」を元にして「連想ゲーム」で考えついた「成功要素」というアイディアの種を元にして、「ゲームの目的」という「お題」に挑むというシステムです。

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シナリオ目的というお題には、ボスキャラのHPのようなものが設定されています。 目的を解決すべく、PCたちは協力してアイディアを出し合って 最終的にHPをゼロまで削りきればPCたちの勝利となり、物語が完成するというものです。

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Aマホは汎用システムです。 基本ルールには基本的な判定類しか付属していません。 世界観や種族、職業などのデータ類などはサプリメントに依存します。

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今回は、公式配布サプリメント「天地創造」を使用してセッションを行いました。

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サプリ「天地創造」とは、 世界（惑星）と、その世界を創造した「創造神」。 そして、その世界に生息する知的種族とその国家を卓のみんなで作成して楽しみ。 なおかつ、作成した世界を舞台として国家の存亡をかけて１ゲーム３００年単位で 知的種族（国家）の歴史をプレイするというものです。

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ここからいよいよ、セッション本編のダイジェストレポートです。

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―――”チャーハンを返したとき、米が黄金に輝いた”とされる神話で知られる神。 ”チャーハン神”ノイマンメルセデスが創造した惑星。 それが、万能キネマ星である。 そこには夜族呼ばれる知的種族が生息し、 やがて知恵をつけ、国家を形成した。 これはその夜族の歴史物語である。―――

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夜族は、鳥類から進化した知的種族だ。 人類と同じぐらいのサイズで、ほぼ人型。 羽の生えた鳥人のような姿を思い浮かべてもらえるとわかりやすいだろう。 彼らは（我々人類から見れば）とても気持ちの悪い柄をした羽を有しているのが特徴だ。

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もっとも、彼ら自身にとっては羽の柄の美しさこそが誇りであり。 ステータスとされている。 彼らは、自然豊かな万能キネマ星に暮らし。 少年ごころを忘れない”チャーハン神”ノイマンメルセデスを崇め、 日々、チャーハンの腕を磨いていた。

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夜族の国家体制は、ロリ巫女（12才以下が望ましいとされる）により統治される宗教国家である。 そこは、巫女の神託と。 チャーハンの腕前、そして羽の柄の美しさこそがもっとも高く評価される社会であった。

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万能キネマ星には”チャーハン神”ノイマンメルセデスの遣いとされる神獣が存在している。 それが、マクドナルドと呼ばれる不定形生物だ。 元々は小さなヒルのような生き物だが。 夜族に取り付くと、感染して同化し。 最大でヒトの１０００倍近いサイズまで成長する。

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神獣マクドナルドは、熱狂的な”チャーハン神”ノイマンメルセデスの信徒である。 彼らは狂信的であり、まったく話が通じない。 しかし、夜族たちはこれをまったく脅威とは感じていない。 それどころか、神獣に身を捧げることは栄誉とされているのである。

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夜族の宗教は神獣に身を捧げることを喜びとする いわゆる原始的な宗教である。 そんな彼らには、ネクロと呼ばれる宗教的に敵対する種族もいた。 ネクロは我々と同じような人類で。 水中に生息するぬるぬるとした体表をもつ種族だ。

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ネクロは個体としての強さは夜族には劣るが。 知能は高く、罠を作ったり身を隠したりすることができる。 そして、なにより高い繁殖力を有しているのだ。

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万能キネマ星には、夜族とは別に。 水中に生息する爬虫類の種族がいる。 彼らは昼族と呼ばれていた。 夜族やネクロたちの食性は雑食だが、昼族たちの食性は肉食である。 そんな３種族が穏やかに共存してる社会があった。

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ある年。 夜族の国家に存亡の危機が訪れようとしていた。 それは、昼族の国家から大量の難民が夜族の国家へと流入してきたことで 財政危機となり、やがては国家がなりゆかなくなるという危機である。

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この危機に対処すべく。 夜族を代表するふたつの一族が立ち上がった。 ひとつは、調理人と化粧師の一族として知られるバスカヴィル一族。 もうひとつは、芸術家と天候予見の一族として知られるアリス一族である。 彼らは協力し、この危機に立ち向かった。

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まず、バスカヴィル一族のものが行動を起こした。 彼らは昼族と技術交流を行った。 昼族は爬虫類を祖とするため、水中での活動を得意としていた。 彼らから水中活動の技術と知識を得て、代わりに調理の技術を与えた。 これにより食料問題と土地不足を解消しようとしたのである。

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そして、バスカヴィルの一族は夜族の食育にも取り組んだ。 ハムチャーハンなどの肉を主体としたチャーハンをやめ、 キノコチャーハンなどの茸類や野菜を主体としたチャーハンを広めることで 肉食である昼族との共存を図ろうとしたのである。

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そして、口達者なアリス一族は。 対立する種族であるネクロたち、そして難民である昼族たちと交渉を行い。 調理を通じた文化交流で対話の道を模索しようとした。