竹熊健太郎「表現に値段のつけようなどない」

タイトルを修正しました
マーケティング 経営
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小森健太朗@相撲ミステリの人 @komorikentarou
出版の売上額が1980年代前半まで落ち込んでいるという統計ですが、出版点数は80年代と00年代で三倍以上に増えているという統計もあるので、一点あたりの平均売上額では今や1980年前半と比べてさえ三分の一以下に落ちているということなんですよねー。@kentaro666
竹熊健太郎《地球人》 @kentaro666
.@komorikentarou 私も3倍説が正しいと思います。つまり出版界はこの30年間、最初の10年に売上げを3倍に伸ばし、残りの20年で3倍分をゴッソリ失ったと思うんですよ。実感としてもそんな感じです。それで、これからさらに減るだろうと思われる訳です。
竹熊健太郎《地球人》 @kentaro666
.@komorikentarou 先のTweetを訂正します。出版界は過去30年間、前半の15年で売上げを3倍にして、後半の15年で3倍減らした、ですね。壮大な「365歩のマーチ」ですね。
小森健太朗@相撲ミステリの人 @komorikentarou
出版業界の売上のピークは95年ですが、刊行点数でみると90年→95年で約二倍に増えているのに売上は一割程度の増加なので、刊行一点あたりの平均売上は既に90年代には下り坂です。一点あたりの売上は90年頃を頂点に五年後に半減、今やピーク時の十分の一以下です。@kentaro666
竹熊健太郎《地球人》 @kentaro666
.@komorikentarou 有難うございます。それは意外でした。出版界は90年代はまだトントンくらいなのかなと考えていました。タクシー券はいつまで出てたっけなあ。 少なくとも『サルまん』が終わる頃まで、90年代初頭は、フリーの深夜帰宅にもタクシー券の大盤振舞いでした。
森森森【Mr.ごまめの歯ぎしり】 @morimori_naha
@kentaro666 小説がだめになり、新しい世界を提示する雑誌がだめになり、マンガがだめになり、ッて感じですかね。中高生に聞くとマンガさえ読まないって子が沢山います。新しい世界に関心が薄いのかな、と思います。 @komorikentarou
竹熊健太郎《地球人》 @kentaro666
.@komorikentarou ピーク時の10分の1。日本人は破滅願望でもあるのですかね? こうなることは15年前から分かっていたでしょう、分かる人には。
竹熊健太郎《地球人》 @kentaro666
.@morimori_naha @komorikentarou その役目はいま、ネットが引き受けていると思います。駄目になったのは「業界」であって、「表現」は死んでないと思うのです。
竹熊健太郎《地球人》 @kentaro666
出版界はネットによって斜陽になったが、救いの道もネットしかないという皮肉。それも全員が救われるのではない。ネットに適応出来ない人は脱落するしかない。ではどうすれば適応できるのか。それは「作品は商品ではない」という事実を、いかに受け入れるかにかかっていると思う。
竹熊健太郎《地球人》 @kentaro666
私は数年来、業界から距離を置きつつこの問題を考えてきた。思考の中心はマネタイズについて。つまり文章や作品が金にならない以上、どうやって生活して行くかの問題である。大学が漫画を教えるようになり、そこに教師として拾われて息をついた人も多い。だがそれは根本的な解決策ではない。
竹熊健太郎《地球人》 @kentaro666
出版とネットで同じコンテンツを扱うにしても、方や物流が発生し、方や物流が存在しない。私が以前から思っていることは、お金は「物」に付随して発生するということだ。物が流れるから経済が成立する。反対に言うなら、物理的実態がないデータに、人が可能な限りお金を支払いたくないのである。
竹熊健太郎《地球人》 @kentaro666
しかしネットでも「必要なサービス」に対して、人は金を出す。例えば一般人がインターネットに接続するにはプロバイダに接続料金を支払わなければならない。ニコニコ動画は原則無料で楽しめるが、アクセスが殺到する人気コンテンツをストレスなく楽しもうと思えば数百円支払って有料コースに登録する。
竹熊健太郎《地球人》 @kentaro666
つまり人は形がないコンテンツに金を払いたくはないが、より「便利に楽しめる」快適性には金を払うのである。現状 ここにしか商機はないのではないかと思う。私は、電脳マヴォの参加作家全員に満足の行く原稿料を払いたいが、できるなら最後まで、オンライン上の作品からは金を取りたくないのである。
hiro @ConceptScript
@kentaro666 トラフィックさえ発生させることができれば、後は広告・アフィリエイトなどがセオリーだと思いますが、この可能性の検討は?
竹熊健太郎《地球人》 @kentaro666
.@ConceptScript 勿論それもあります。但し広告主の意向に対して、編集権が独立していることが条件になります。
hiro @ConceptScript
@kentaro666 ネット広告の場合、従来の出版物のような編集権の独立という問題は殆ど先鋭化しないと思います。いずれにせよ、巨大なトラフィックさえ発生させることができれば(極論ですが)後はどうにでもなる、ここが一番のポイントかと。
竹熊健太郎《地球人》 @kentaro666
@ConceptScript そうですね。要はいかに人を集めるか? にかかっているということですね。
hiro @ConceptScript
@kentaro666 いえ、単にそういう問題ではなく、マネタイズの仕組みとしてはおそらく三種類しか考えられないだろうと。コンテンツプロバイダとして、①コンテンツからお代を取る、②サイトの広告費で売り上げる、③他の巨大サイトへコンテンツを供給する。①はダメ、②も無理、後は③だと。
hiro @ConceptScript
@kentaro666 ここで、新人発掘と作家支援、つまりは商品開発が決定的に重要になるわけです。同時に、彼らの古里である竹熊さんのサイトの知名度が上がりトラフィックが増大する、と。極めて楽観的なシナリオとしては、ですが。
竹熊健太郎《地球人》 @kentaro666
.@ConceptScript 新人発掘は、どんな時代でも最重要です。そこにしか未来はないと思うからです。新人を、当たるかどうか分からないコスト要因として見なす人は、失礼ながら「表現」とは何か、分かってない人だと私は思います。
竹熊健太郎《地球人》 @kentaro666
元々「表現の対価」など存在しない。こと表現に関して、仮に製造原価がかかろうとも、値段の付けようなどないのである。値段を決めるとしたら、それは購入者自身が決めるしかない。10円の価値しかないと思う人もいれば、この表現なら百万円出しても惜しくない人もいる。金額は人に依るのだ。
竹熊健太郎《地球人》 @kentaro666
余談であるが、電子時代の出版社はプロバイダを兼ねるべきだと思う。そしてコンテンツを全て自社サーバー上に置き、プロバイダ契約した人にサーバーへのアクセス権を販売するのである。紙で欲しい人には割引価格で契約者に売る。社の利益はプロバイダ業務で得る仕組みはどうだろうか。
hiro @ConceptScript
@kentaro666 商品開発という表現に気分を害されたかもしれません。申し訳ありませんでした。ただ、そもそもの話は?
竹熊健太郎《地球人》 @kentaro666
@ConceptScript いや商品開発という言葉でもいいのですが、出版人は、今一度「コンテンツを売る」ということの意味を、よく考えるべきだと思います。つまりそれは普通の商品ではないからです。
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コメント

Rick=TKN @RickTKN 2014年1月12日
ゲームと言うインタラクティブな世界がありますからねぇ。<新しい世界に関心が薄いのかな
nekosencho @Neko_Sencho 2014年1月12日
ところがゲームすらめんどくさいという層がすでに
未知神明(みちがみ・あきら) @ontheroadx 2014年1月12日
漫画家はサイン入り色紙売ればいいんじゃないかな。
ChanceMaker @Singulith 2014年1月12日
変な言い方ですが、日本人はこれからどんどん貧乏になるのだから、あらゆる意味でコスパの非常に高い、漫画という表現が栄えることはあれ、消えることはありえないんですよね。
ChanceMaker @Singulith 2014年1月12日
マネタイズで有望なのはコミュニケーション性ではないか、と思います。PS4にもゲームプレイ実況機能が実装されたように、漫画を媒体にしたコミュニケーションを使えるのではないか。Lineのようなマスメディア/広告ラインとなるのか、お話の中にも出てくる、ニコ動のように、メンバーシップに課金するのかなどはわかりませんが。
WartimeHCRaft @WartimeHCRaft 2014年1月13日
音楽と同じように定額読み放題に進む気がしますね
えびとろあなご蒸し@ロボガZポセス鯖 @ebitoro 2014年1月13日
 これが「サルまん」原作者と言う人間の正体。表現物の価値を貶めるような奴にはまんがやゲーム、アニメに金輪際関わって貰いたくない。「サルまん」廃刊ケッテー!!
ちいさいおおかみ〜クリアカード編〜 @siu_long 2014年1月13日
須らく"労働"とはそれ自体が"表現"そのものだから、竹熊のこの発言は"労働"自体の"対価"を一切否定しているものと変わらない。何故ならば、"労働"とは"自分表現"の一形態であるからだ。自身を表現出来なければ労働する事は出来ないし、働く事はそれ自身自らの利用貢献を表現する事に他ならない。
ちいさいおおかみ〜クリアカード編〜 @siu_long 2014年1月13日
"表現"に対して"対価"を"認めない"とは、即ち"労働"に"対価"を"認めない"事と何ら変わらない。要するにこの発言は、"只働き"や"サービス残業"を是認し、"給料"の存在を否定しているものと変わらない。<-某CMの"K田一少年"の意見を参考にして欲しい。
3mのちくわ(20禁) @tikuwa_zero 2014年1月13日
表題は表現が悪いだけで、竹熊先生は単に「表現の経済的価値は流動的/主観的であり、一律ではない」と云いたかっただけでは?
3mのちくわ(20禁) @tikuwa_zero 2014年1月13日
それはそれとして、「あたし、時計」面白かったです。バッドエンド好きにはたまらんエグさ。http://mavo.takekuma.jp/ipviewer2.php?id=171
3mのちくわ(20禁) @tikuwa_zero 2014年1月13日
とまれ、商売として漫画に携わっている人間が口に出していい台詞ではないよね。今後、全部ボランティアとして従事するという覚悟があっても、お前一人の主観を他者に押し付けるなって話にもなりかねないし。
伊坂一馬 @Ithaca_Chasma 2014年1月13日
「表現に関して値段の付けようなどない。値段を決めるとしたら購入者自身が決めるしかない」という発言に対してこのタイトルはちょっと釣りが過ぎるのでは。
ぱ。 @bupparsee 2014年1月13日
「元々(決まっている)表現の対価(の相場)は存在しない」という意味合いで、この後に「~対価は買い手によるのだ」って話が続いてる発言を、こう切り取るまとめ主はマジクソだと思います。テレビ局がよくやってるけどね…
冷たい熱湯 @Tuny1028 2014年1月13日
確かに、表現そのものに(表現を乗っけたブツでなくて)対価を支払うというのはそんなに歴史のある話ではないわけで。まあそれを言ったら労働もそうなんですけどね
山田 剛 @yamadacsa 2014年1月14日
『何故プロを断念するかと言うと、彼らが描きたい作家性の強い作品がメジャーだと描けないからです。プロデビューより作品が大切なのです』このマインドに近いクリエイターはネット紀元前から存在します。たとえば「詰将棋作家」と呼ばれる人々です。と一般向けにメモ。
汝、翼を与える@ばってん先に翼ばくれんね イベント・・(出た、出たが最初から居るとまでは・・・) @ryunosinfx 2014年1月16日
後半のマヴォのアクセスさばきは金があるならAWSなのかなと。まあ後で数万レベルの請求が来て泡を食うような気もするけど。逆にその程度のホスティングは可能なのよね。一時的な数百万/hのアクセスでも。
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