俺とブラーとブリット・ポップと

現在来日中のイギリスのロックバンド「Blur」。 そのBlurのデビュー当初から今までと名曲「SONG2」を巡るアレコレについて、UGさん(@soccerugfilez)の解説をまとめてみました。
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現在、イギリスのロックバンド「ブラー(Blur)」が来日公演中であります。

リンク www.creativeman.co.jp BLUR | UPCOMING ARTIST | CREATIVEMAN PRODUCTIONS Creativeman Productions
UG & The Revolution @soccerugfilez

今日のブラーのセットリスト、「Girls and Boys」ではじまって最後に「Song2」だってよ!!! 死にそうになるな!!

2014-01-13 21:34:08
UG & The Revolution @soccerugfilez

うむ、明日のブラー@武道館が本当に楽しみだ

2014-01-13 21:35:24

ブラー(Blur)について

リンク Wikipedia ブラー ブラー(Blur)は、イギリスのロックバンド。 1990年代以降の英国を代表するオルタナティブ・ロックバンド。デビュー当初はキンクスやビートルズの再来と注目され、1994年のブレイク時はブリットポップムーブメントの代表格として一世を風靡した。ブーム終息以後も様々な音楽性を横断しながら独創的な活動を行っている。後進のバンドに与えた影響も大きく、1990年代からのイギリスのロックシーンを代表する存在として人気は高い。 バンドは2003年にメンバーのグレアム・コクソンの脱退と7thアルバム『シンク・タンク』リリ
UG & The Revolution @soccerugfilez

いまの若い子に、どうしてそんなにブラーの「SONG7」が30台中盤以上のロック好きの心に残る名曲になっているのかを説明するのが、ブリットポップを歴史的に俯瞰しないと不可能なんで、ちょっと長く書く。

2014-01-14 00:31:48
UG & The Revolution @soccerugfilez

【その1】ブラーのデビュー時はパッとしなかった。、当時のブームであったロックとダンスを融合させたマンチェスタームーブメントの終焉期であり、似たようなバンドは山のように存在していた。この頃のブラーを見て後に英国を代表するバンドになると予言した人間はいなかっただろう。と、思う。

2014-01-14 00:33:01
UG & The Revolution @soccerugfilez

【その2】今聞くとマンチェスタームーブメントの影響が強すぎて微笑ましくもある 1stアルバムの収録曲 Bang のPV→→→ https://t.co/uD2KylPi8i なんかもう何もかもが懐かしい。

2014-01-14 00:34:12
UG & The Revolution @soccerugfilez

【その3】 そして、まだ駆け出しのバンドだったブラーに悲劇が襲う。 マネージャーが作った借金返済の為に休みなしのアメリカ・ドサ廻りツアーを敢行させられる破目に陥ってしまったのだ。 この悲惨なツアーが後のブラーに多大な影響を与えることになる。。。

2014-01-14 00:35:53
UG & The Revolution @soccerugfilez

【その4】 当時のアメリカ、ロック界はニルヴァーナを代表するグランジが大ブーム。 英国の中産階級が演るチャラチャラした曲が受け入れらるはずもなくメンバーが精神を病み、アルコール依存、薬物依存になるほどアメリカで酷評される。

2014-01-14 00:39:41
UG & The Revolution @soccerugfilez

【その5】 失意の中、帰国したブラーは自分達を受け入れてくれなかったアメリカに徹底的に背を向け、 アメリカ的なモノを全て排除した 純粋培養なイギリス を全面に押し出したしたバンドに変容を遂げ、2ndアルバムの作成に入る。 これが他の英国バンドとの差を打ち出し、大成功する事になる。

2014-01-14 00:41:19
UG & The Revolution @soccerugfilez

【その6】 フレッドペリーやドクターマーチンで身を固め、ロンドンの生活やイギリス的な価値観を唄うようになった2ndアルバムの曲 が Sunday https://t.co/M35kMgfwX7 For Tomorrow https://t.co/YhhJtUNpbL

2014-01-14 00:42:25
UG & The Revolution @soccerugfilez

【その7】この2ndアルバムの好評価で息を吹き返したブラーは一大ムーブメントとなる「ブリットポップ」への鼓動をはじめる。 アルバム未収録なんで、あまり知られてないが この時期に出したPopsceneというシングルも素晴らしい。 https://t.co/3YssdSWaQ9

2014-01-14 00:43:03
UG & The Revolution @soccerugfilez

あれ、なんか思いのほか、長くなってしまいそうな・・・

2014-01-14 00:43:57
UG & The Revolution @soccerugfilez

【その8】 そして奇しくもグランジを牽引していたカートコバーンが自殺した同月に、ブラーは歴史的名盤となる「PARK LIFE」をリリース。 アメリカの後塵を拝すだけだった英国音楽にはっきりとした光明を照らし、クールブリタニア、ブリットポップの牽引者となる。

2014-01-14 00:44:39
リンク www.amazon.co.jp Amazon.co.jp: Parklife: 音楽 Amazon.co.jp: Parklife: 音楽
UG & The Revolution @soccerugfilez

【その9】 この名盤「PARK LIFE」を象徴するのが過剰なまでのポップソング「Girls and Boys」 暗く俯いて病んだアメリカの現状を叫ぶグランジと正反対のこの曲はブリットポップを象徴する曲ともなった PV→→→ https://t.co/WKMw7OwzoG

2014-01-14 00:45:41
UG & The Revolution @soccerugfilez

【その10】 またタイトル曲にもなった「PARK LIFE」で捻ねた歌詞を語るのはモッズ文化を描いた青春映画の名作「さらば青春の光」を主演したフィル・ダニエルズ。ここでもブラーは純然たる英国文化の体現者たらんとしてる PV→→ https://t.co/OgJJYKOBqt

2014-01-14 00:47:38