艦これSSまとめ

鋼屋ジン氏(@J_hagane)がこれまでに執筆している艦これSSまとめ。
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鋼屋ジン @J_hagane

「最初の違和感は、はじめて敵軽巡に遭遇した時。その後、雷巡、重巡と疑念は大きくなり――敵空母ヲ級と遭遇したとき、確信に変わりました」

2013-09-13 15:43:06
鋼屋ジン @J_hagane

「中将殿。敵は、深海棲艦は――沈んだ艦娘たちですね?」

2013-09-13 15:43:26
鋼屋ジン @J_hagane

「鶏が先か卵が先か……お上は知ってて、隠しているのでしょうな。  撤退を。我々は艦を失いすぎました。このままでは、みすみす敵に戦力を与えているようなものです」

2013-09-13 15:44:46
鋼屋ジン @J_hagane

「代わりはいくらでもいると?  そんなにご自身の出世が大事ですか?」

2013-09-13 15:45:23
鋼屋ジン @J_hagane

「いえ、申し訳ございません。 差し出口でありました」

2013-09-13 15:46:06
鋼屋ジン @J_hagane

「すべて諒解しました。後はすべて。そう、すべてお任せ下さい――」

2013-09-13 15:46:30
鋼屋ジン @J_hagane

というドラマがあって、前提督から後を引き継いだ脳内設定。

2013-09-13 15:47:41

鋼屋ジン @J_hagane

「…あんたが新しい司令官ね。  ま、せいぜい頑張りなさい」

2013-10-18 02:21:26
鋼屋ジン @J_hagane

皇紀二六××年 七月一〇日 秘書艦 叢雲 独白ス

2013-10-18 02:21:52
鋼屋ジン @J_hagane

あ号作戦において、後方で指揮を執っていた筈の中将――否、今は「昇進」して大将だ――は「はぐれ深海棲艦」と遭遇、壮絶な「戦死」を遂げた、と報告にはある。

2013-10-18 02:22:38
鋼屋ジン @J_hagane

作戦の失敗により多くの戦力を失った艦隊は解散、再編され、私は「彼」の秘書艦となった。 新しい司令官――あの日「戦死」した前提督に代わり、艦隊を指揮。無謀な作戦から艦達を救い出した彼。

2013-10-18 02:23:52
鋼屋ジン @J_hagane

確かに彼は、前提督とは違うのだろう。 艦を出世の道具と断じ、私達を使い潰すことに何ら疑問を持たなかった、あの下衆とは。

2013-10-18 02:24:56
鋼屋ジン @J_hagane

だが私は、彼に心を許さない。

2013-10-18 02:25:53
鋼屋ジン @J_hagane

彼の能力に不満があるわけではない。 性格が気に入らないわけでも。 若く誠実で、才気に溢れる前途有望な提督。

2013-10-18 02:26:43
鋼屋ジン @J_hagane

だが彼の才能こそが、私を不安にさせる。 「それ」はまさしく軍人にこそ相応しいもの。 だけど「それ」を持つゆえに、彼は最も軍人らしからぬ存在だ。

2013-10-18 02:27:36
鋼屋ジン @J_hagane

なぜなら人間は、私たち艦娘とは違って、戦うために生まれた存在ではないのだから。 人間は訓練と技術と思想によってそれを会得する。それを会得するまでの「過程」こそが軍人なのだ。

2013-10-18 02:28:09
鋼屋ジン @J_hagane

彼にはその「過程」がない。 きっと生まれながらにして「それ」を与えられている。 「それ」――すなわち「殺意の肯定」

2013-10-18 02:28:56
鋼屋ジン @J_hagane

――彼は類い希なる「殺戮者としての才能」を天より授かった。

2013-10-18 02:29:29
鋼屋ジン @J_hagane

彼はきっと、必要であると判断した場合、一切の躊躇無くそれを為す。だから前提督の件もきっと…… いや、止そう。これ以上は無意味な憶測だ。

2013-10-18 02:30:05
鋼屋ジン @J_hagane

この出会いは私達に何をもたらすだろう? 人間のような姿を持つ兵器と―― 兵器のような魂を持つ人間との、数奇な巡り合わせは。

2013-10-18 02:30:48
鋼屋ジン @J_hagane

未来は誰にもわからない。この戦いの行方もまた。 ――さながら私達は、羅針盤を失い大海を彷徨う難破船のようだった。

2013-10-18 02:32:04
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