自衛艦「おおすみ」と釣り船が衝突

小林アツシ（あつこば） @atsukoba

【艦船と民間船舶の海難事故】日経新聞→ http://t.co/UCMpr7QVOF 「ポーッ、ポーッ」。午前８時ごろ、霧がかかったときにしか鳴らない汽笛が突如、朝の漁協に響き渡った。転覆した釣り船は赤い船底をさらした。晴天下で穏やかな海原を前に、沿岸では衝撃が広がった。(続く)

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【艦船と民間船舶の海難事故】日経(続き)阿多田島漁協の女性職員（59）は「大きな音が２回鳴り響いた」と振り返る。「事故が起きたのではないか」。慌てて海を見ると、よく晴れた寒空の下に見慣れない灰色の自衛隊の艦船の姿が見えたという。(続く)

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【艦船と民間船舶の海難事故】日経(続き)近海はイワシ網漁が盛んで、小さな船が比較的多いという。大竹市産業振興課によると、阿多田島周辺ではこの時期、メバルが多く取れる。釣り客はこれらを狙って夜明け前に出港する場合が多いという。(続く)

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【艦船と民間船舶の海難事故】日経(続き)転覆した船が契約していた広島市中区の係留施設「ボートパーク広島」によると、船は全長約7.6メートル、幅約2.3メートルの小型プレジャーボートで、船名は「とびうお」。施設には約400隻が係留され、大半がプレジャーボートという。

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【自衛艦と釣り船】日刊スポーツ→ http://t.co/7qohvHpIV6 １５日午前８時ごろ、海上自衛隊の輸送艦「おおすみ」と釣り船が衝突し、釣り船が転覆し、船長と釣り仲間３人の男性計４人が海に投げ出された。現場は船舶の航行が多い海域。晴れで波も穏やかだったという。(続く)

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【自衛艦と釣り船】(続き)けががなかった寺岡さん「（おおすみの）４～５メートルまで近づいたときに汽笛が４、５回鳴った。それまでは鳴っていなかった」「右側がぶつかってせり上がり、左側から浸水し転覆した」と証言。

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【自衛艦と漁船】ロイター→ http://t.co/a0zYTi1cKh 衝突ではなく、互いを避けようとして漁船が転覆したとの情報もあることについて菅官房長官は「そうした情報もあった。ただ船にこすったような跡があるということもあり、衝突として発表した」と説明。

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【自衛艦と釣り船】産経新聞→ http://t.co/BtX9E4tKs7 自衛隊輸送艦「おおすみ」は、離島防衛・奪還作戦における「海兵隊的機能」を付与するため、隊員を乗せて前線に進出する水陸両用車や、オスプレイを搭載できるよう、来年度から大規模改修を始める予定だった。(続く)

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【自衛艦と釣り船】産経(続き)自衛隊輸送艦「おおすみ」は、平成１０年３月に竣工（しゅんこう）した。全長１７８メートル、幅２５．８メートルで基準排水量は８９００トン。通常の乗員は約１３５人。航空母艦のような外観で、海自が所有する輸送艦としてはかなり大型となる。(続く)

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【自衛艦と釣り船】産経(続き)自衛隊輸送艦「おおすみ」は、高性能２０ミリ機関砲を２門備えており、戦車を陸に揚げる手段として、ホーバークラフト型の輸送用エアクッション艇ＬＣＡＣを２隻搭載している。後部には２機のヘリコプター発着場がある。

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【自衛艦と釣り船】産経新聞→ http://t.co/BtX9E4tKs7 輸送艦「おおすみ」は、災害時の救援などにも活用でき、昨年１１月のフィリピン台風災害で救援物資を輸送。平成２３年の東日本大震災でも物資輸送活動を行った。

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【輸送船「おおすみ」が釣り船と衝突 】「空母か？」と騒がれた過去も→ http://t.co/g1gPOVxk8y

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【自衛艦の事故】日経新聞「過去の主な自衛艦事故」→ http://t.co/7E19VgD5Lg

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【自衛艦】朝日→ http://t.co/fR3Jo7IjPq 海上自衛隊輸送艦「おおすみ」と小型船「とびうお」が広島県大竹市の阿多田島沖で衝突、小型船に乗っていた４人が海に投げ出され、船長の高森さんが１５日午後１１時すぎに亡くなり、船客の大竹さんも１６日午前２時前に亡くなった。

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【自衛艦と船舶の事故】Togetter「自衛艦「おおすみ」と船舶「とびうお」の事故について、法律の素人（の方）が海上衝突予防法を調べてみた」→ http://t.co/83IpcMycOA

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【自衛艦と漁船】自衛艦が事故を起こした場合、報道が過熱する傾向がありますが、時間をかけた冷静な分析が必要です。「どちらが悪い」と決めつけないことが肝心ですね。

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【海自輸送船と釣り船】NHK→ http://t.co/AMuB31KeEH 衝突の危険がある場合、双方の船がどのような回避行動を取るべきかは、海上衝突予防法で定められていて、防衛省の関係者によりますと、「おおすみ」は釣り船と衝突を避けるため速度を落としたということです。

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【海自輸送艦と釣り船】NHK→ http://t.co/liSVJLNrZm 広島海上保安部は業務上過失往来危険の疑いで調べていて、その後の調べで、「おおすみ」が衝突前に汽笛を５回鳴らし、警告を出していたことが新たに分かりました。

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【海自輸送艦と釣り船】NHK→ http://t.co/liSVJLNrZm 海上保安部によりますと、相手の船の動きなどが分からないときや衝突を避けるための十分な動作を取っているか疑問がある場合、汽笛を５回以上行わなければならないと法律で定められているということです。(続く)

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【海自輸送艦と釣り船】(続き)釣り船の乗客で救助された寺岡章二さんは、２隻は汽笛の直後に衝突したとしたうえで「汽笛は『おおすみ』が５メートルほどの距離に接近するまで鳴らなかった。その直後、釣り船の右側の中心部分が『おおすみ』に衝突し、『どーん』という衝撃で船の右側がせり上がった」

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【自衛艦と釣り船】http://t.co/83IpcMycOA ←にまとめられたTweetでは、最初に２回、続いて５回の汽笛だと想定して分析しています。いずれにしても早急に結論を決めつけないほうがいいですね。

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【自衛艦と釣り船】私が調べた範囲では、汽笛が「２回」漁協で聞こえた、と報道しているのは共同通信の配信記事をもとにした日経新聞の記事のようです。乗客の証言で「４、５回」と報道しているのは共同通信の別の配信記事。海保の調べで「５回」と報道しているのはNHKです。

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【自衛艦と釣り船】釣り船に乗っていた方の「汽笛が４、５回鳴った。それまでは鳴っていなかった」という証言も報道されていますので、現段階の情報だけで「２回」その後「５回」の汽笛が鳴ったと決めつけないほうが良さそうな気もします。

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【自衛艦と釣り船】産経新聞→ http://t.co/0fvg3OAixI 釣り船に乗っていて救助された寺岡さんによると、２隻は当初、同じ方向に航行。釣り船が右側から追い越した。後方にいたおおすみが右に旋回した後、進路を左に変えて加速した。

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【大型艦船と民間船】産経新聞→ http://t.co/aBK4y58OV0 「あたご」の衝突事故（2008）では一報が石破茂防衛相（当時）に伝わるまでに約１時間半もかかり、海上幕僚監部が海保とは別に乗組員を事情聴取するなど混乱を来した。(続く)