【イルカは食べ物】 イルカに関連したケネディ大使の発言に対する反論 【クジラも食べ物】

僕は生まれてこの方、イルカを食べて育ってきた生粋のイルカ食いです。 両親が食べさせてくれた美味しいイルカをこの先も食べたいし、この美味しいイルカを子孫にも食べさせたいと願ってやみません。 イルカは美味しい食べ物です。
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加藤AZUKI @azukiglg

.@CarolineKennedy イルカを含めた海獣類は、海中を全身運動で泳ぎます。このため、全身の血液量が非常に多く、その身肉は牛肉の赤身を上回るほどに真っ赤です。

2014-01-19 13:43:47
加藤AZUKI @azukiglg

.@CarolineKennedy 海獣類の常で、これらの身肉はそのままでは血液が多すぎ、加熱すると血液が凝固してしまいます。謂わば、【血抜きをしていないレバー】のようなものです。

2014-01-19 13:44:22
加藤AZUKI @azukiglg

.@CarolineKennedy イルカ食をする日本人の祖先は、この問題を解決するために、イルカに対しても血抜きを施す工夫を得ました。

2014-01-19 13:45:01
加藤AZUKI @azukiglg

.@CarolineKennedy 心臓が動いている段階でイルカに包丁を入れ、放血させるこの方法は、貴方が日本で召し上がっているであろう極上の刺身の『活け締め』とまったく同じです。

2014-01-19 13:45:50
加藤AZUKI @azukiglg

.@CarolineKennedy この血抜きを怠ったイルカ肉は、血生臭く固く、食材としても不味いものになりさがってしまいます。イルカ=海獣は我々の祖先にとって生存に必要な貴重な蛋白源であり、これを少しでも美味しく食べようという工夫が、海中での放血に発展しました。

2014-01-19 13:47:05
加藤AZUKI @azukiglg

.@CarolineKennedy 追い込み漁は確かにイルカを食糧とする習慣がない人から見れば残酷に見えるかもしれません。しかし、これはアメリカなどを含めた各国で、食用の家畜を屠畜するのと大きな違いがあるわけではありません。

2014-01-19 13:48:05
加藤AZUKI @azukiglg

.@CarolineKennedy また、狩猟の得物などの下処理とも同じです。娯楽のためにバッファローを撃つのと、イルカ漁は同じではありません。日本人はイルカを『食べる』のです。無駄なく、少しでも美味しく食べるために、様々な工夫を重ねています。

2014-01-19 13:49:12
加藤AZUKI @azukiglg

.@CarolineKennedy 世界のどこの国でも、自国の土地で手に入る【食材】を、できるだけ美味しく食べて、それで命を繋ごうと考えるのは同じです。日本におけるイルカ食、そのためのイルカ漁の発展もそれと同様です。

2014-01-19 13:50:24
加藤AZUKI @azukiglg

.@CarolineKennedy また、イルカ漁については、日本は日本の施政権が及ぶ日本の領海・経済水域内で日本の法に基づいてこれを行っています。アメリカの領海内で行っているわけではありません。

2014-01-19 13:51:40
加藤AZUKI @azukiglg

.@CarolineKennedy アメリカは日本の施政権の及ぶ日本の領海内で、日本の法が管理する方法で行われている合法的な漁業について、発言するのは控えるべきであると思います。

2014-01-19 13:52:19

害獣としてのイルカ

加藤AZUKI @azukiglg

.@CarolineKennedy 次に、イルカ漁の『必然』についてです。 日本で行われているイルカ漁は、獲得したイルカの多くが食糧になるか、或いは水族館などに移送されるかという形になっていますが、日本におけるイルカは必ずしも『人間にとって好都合な存在』であるわけではありません。

2014-01-19 13:54:08
加藤AZUKI @azukiglg

.@CarolineKennedy イルカの主な餌はイカや小魚など、日本の沿岸漁業に於ける漁船の漁獲対象と重なっています。イルカは、漁網を破る【海の害獣】でもあるのです。オーストラリアにおけるディンゴと同様の位置づけだと考えて下さい。

2014-01-19 13:55:48
加藤AZUKI @azukiglg

.@CarolineKennedy 漁業従事者の生活は、日本もアメリカも大きくは変わらないと思いますが、漁によって生計を立てる者にとって漁網は大切な財産でもあります。イルカは漁師と同じ得物を追って漁網を破る害獣でもあることはご理解下さい。

2014-01-19 13:57:09
加藤AZUKI @azukiglg

.@CarolineKennedy 害獣はある程度の駆除が必要になります。駆除は、駆逐ではありません。北米大陸でバッファローが絶滅に等しい状態になったのや、北半球のクジラが激減したのは、主にアメリカによる乱獲の結果です。これは確かに駆逐でした。

2014-01-19 13:58:28
加藤AZUKI @azukiglg

.@CarolineKennedy 日本に於いても漁網を破るイルカは害獣であり、駆除の必要は避けられませんが、日本ではイルカを『駆逐』することはありません。年間の漁獲量も定められており、漁の期間も制限されています。害獣として駆除はするが、駆逐はしていません。

2014-01-19 13:59:26
加藤AZUKI @azukiglg

.@CarolineKennedy さらには、イルカは漁網を破ることとは別に、航路を妨害する害獣でもあります。イルカが船を並走する様を『人懐こい』と喜ぶ人々もいますが、小さな漁船などにとって、船体に衝突してくるイルカは、危険な存在です。必ずしも常に愛嬌のある友人ではないのです。

2014-01-19 14:01:08
加藤AZUKI @azukiglg

.@CarolineKennedy かつて、日本国内では多くの漁師がイルカ漁を生業としてきました。現在はイルカ漁そのものは決して多くありませんが、これはイルカの個体数の減少によるものではありません。どちらかといえば、食の多様化によるものだと思います。

2014-01-19 14:02:31
加藤AZUKI @azukiglg

.@CarolineKennedy 戦後、日本は食料を輸入する能力を得ました。国内で様々な食糧を生産する能力も得ました。それによって食の選択肢が増えたことで、イルカが選ばれる機会は減りました。

2014-01-19 14:03:31
加藤AZUKI @azukiglg

.@CarolineKennedy また、ご存じのように東日本大震災による石巻の被災によって、イルカ漁を継続的に行える漁港も減っています。その中にあって、太地は重要なイルカ漁の保存地でもあります。

2014-01-19 14:05:03

母の手料理としての『イルカ料理』

加藤AZUKI @azukiglg

.@CarolineKennedy 個人的な話になりますが、私の父は漁港で働く者でした。イルカは子供の頃からのご馳走で、母の得意料理でもありました。Twitterの背景となっている料理は、イルカの煮込みです。伝統的なイルカ料理のひとつでもあります。

2014-01-19 14:06:19
加藤AZUKI @azukiglg

.@CarolineKennedy 私は、母の手料理を食べる機会を失いたくはありません。イルカを無駄なく、おいしく食べたい、母の得意料理として食べ続けてきたものを、子や孫にも伝えていきたいと願っています。

2014-01-19 14:07:32
加藤AZUKI @azukiglg

.@CarolineKennedy 食文化・料理は、それぞれの国の風土と歴史、そこで食べて生きるために発達したものです。アメリカにはアメリカの風土と歴史がありましょう。同様に日本には日本の風土と歴史があります。

2014-01-19 14:08:26
加藤AZUKI @azukiglg

.@CarolineKennedy どうか、我々の母の手料理を奪い取らないでください。

2014-01-19 14:08:55