アサナ (アーサナ) 存在する⇒坐る⇒姿勢⇒ポーズと意味が広がっていったもの。 ・古典ヨガでは坐法 ・ハタヨガでは体位=ポーズを示す。
2014-01-14 18:43:16ヨーガスートラで説く,三昧(最終段階)は、すべての物質活動を超え心の働きを止めたものであり、 プラクリティの活動をなくし、真我の存在となることである。(古典ヨガはサーンキャとまったく同一思想ではなく、神の存在を肯定しているし当時のインド仏教との思想交流も見られる。)byヨガ爺
2014-01-14 21:43:15「アルジュナよ、汝がヨーガの境地に達しても、成功にも 不成功においても、平等な態度を保ちつつ、執着なく働け。 平等心こそヨーガと呼ばれる。」ギーター 2・48
2014-01-15 17:13:34ギーターのなかで説かれるヨガとその詩句 カルマヨガ 「行為において無為を、そして、無為において行為を見ている者は、 人々の中の賢者であり、あらゆる仕事をしつつヨーガに安住している。」 ギーター 4・18
2014-01-15 19:13:33ヨガの歴史 紀元前2000ごろ ・インドの古代文明であるインダス文明で、 ヨガをしている(ヨガの坐法)と思われる神像が作成されている。 モヘンジョダロ遺跡で発掘されたレリーフ(1924年 ジョン・マーシャルが発見) プロトシヴァ(シヴァ神の原形)とも呼ばれるもの。
2014-01-15 21:13:33ヨガの歴史 紀元前 1000~ ・ヴェーダ編纂(バラモン教の聖典) ・古ウパニシャッド成立(ヴェーダの哲学書) 瞑想を通じ悟りへといたる修行者達の 呼吸の整え方、体の整え方、心の整え方がヨガと呼ばれる。 タイティリーヤ・ウパニシャッド、カタ・ウパニシャッドに見られる
2014-01-15 23:13:56紀元前 500~ マイトリ・ウパニシャッドにヨガの6部門が表わされる。 1) 調息(プラーナヤーマ) 2) 制感(プラティヤハラ) 3) 禅定(ディヤーナ) 4) 凝念(ダラーナ) 5) 思弁(タルカ) 6) 三昧(サーマディ) ・パタンジャリが”ヨーガスートラ”を著わす(?)
2014-01-16 08:13:41ヨガの歴史 ~2世紀 ・バガバッドギーターが成立 瞑想ヨガから社会的ヨガへの展開が見られる。 知識のヨガ(ジュニヤーナヨガ)、 行為のヨガ(カルマヨガ)、 信仰のヨガ(バクティヨガ)
2014-01-16 10:13:36ヨガの歴史 ~5世紀 ・ヨーガスートラの現在の形が成立されたとされる。瞑想ヨガへの8支則、 古典ヨガとバガバッドギーターで説くヨガをまとめようとする意図がみられる。 ・インド6派哲学の大成 このうちの一つが”古典ヨガ学派” ・ヨーガ系、新ウパニシャッドが編纂される。
2014-01-16 12:13:38ヨガの歴史 ~13世紀 ・ゴーラクシャナートが身体的ヨガ”ハタヨガ”を大成したとされる。 「ゴーラクシャ・シャカタ」を著わす。 ~17世紀 ・スヴァートマーラーマが”ハタヨーガプラディーピカー”を著わす。 ハタヨガの重要文献。
2014-01-16 14:13:46現代のヨガ展開 神秘主義との接触 1878年 神智学協会 ブラヴァッキー夫人(1831~1891)、 オルコット大佐がインドで活動を始める。 西洋神秘学とインド思想(ヨガ、特にクンダリニーヨガ)の接近、欧米への紹介。
2014-01-16 16:13:401927年 リードピーター著「チャクラ」等 西洋的身体メソッドにチャクラとかクンダリニーの概念が導入される元はこの 神智学協会の活動が最初。
2014-01-16 18:13:41現代のヨガ展開 神智学協会 二代目はアニーベサント(1847~1933)インドの社会運動や教育運動に貢献。3代目と目された救世主、クリシュナムルティ(1895~1986)は協会を離脱。 他にこの組織から、”人智学協会”のルドルフ・シュタイナーが出ている。
2014-01-16 20:13:41ヨギー(ヨガ行者)の西欧進出 ・ラーマクリシュナ・パラマハンサ(1836~1886) ヨガやキリスト教、イスラム教など宗教の枠を超えた修行で悟りを得た 現代的ヨガ行者。 その弟子のヴィヴェーカーナンダ(1863~1902)が師の思想を世界に広げた。ラーマクリシュナ教団。
2014-01-16 22:13:38・シュリ・ヨーガナンダ、”ヨーゲンドラ”とも呼ばれるヨガ行者は1920年ごろ、 ヨガの科学的、医学的研究を手法に、ヨガの世界的普及に貢献。 著書は「ヨガ健康法の科学」山崎正訳(絶版)
2014-01-17 05:13:40オビロンド・ゴーシュ(1872~1950) インド哲学をヨガの立場から整理し、発表。 西欧社会でその思想がよく読まれた。 また”インテグラルヨーガ”(総合的ヨガ)と呼ばれるものを創始する。 インテグラルヨーガは、ハリダースチョードリー博士の著書により 世界に知られる。
2014-01-17 06:13:30ヨガからヒントを得たセラピー(治療)の展開 ・シュルツ博士の自律訓練法(自己催眠法)・ゲシュタルト療法(フレデリックSパールズ)・筋弛緩法(アメリカのジェイコブソン)・バイオフィードバック法(カミヤのα波フィードバック)や行動療法(アメリカのワトソン)など
2014-01-17 06:43:22瞑想ヨガの世界進出 ・マハリシ・マヘッシ・ヨーギの”TM瞑想”(超越瞑想) トランセンデンダル・メディテーションの略 マントラ(呪文・真言)を用いる瞑想 1960ごろ~
2014-01-17 07:13:39瞑想ヨガの世界進出 バグワン・シュリ・ラジニーシの”ダイナミック瞑想” チベット仏教の瞑想やクンダリニー瞑想の応用 音楽に合わせて体を動かすとかの要素を取り入れている。
2014-01-17 07:43:25ヨガからヒントを得たセラピー(治療)の展開 仏教の中のヨガ(ディヤーナ瞑想)である禅思想を受け 森田療法(森田正馬博士)や、ゲシュタルト療法(フレデリックSパールズ)が生み出される。
2014-01-17 07:55:101960年代 アメリカの若者文化とインド、ヨガのつながりが見られる。ヒッピー文化(厭世的思考)や反戦平和主義、自然回帰思考の一環でインド思想が好まれる。 ビートルズがインドでヨガを学ぶ。等(カウンターカルチャー)
2014-01-17 07:56:35さまざまなヨガのスタイルが世界に アイアンガーヨガ B・K・Sアイアンガーが作ったスタイル。細かい体の分析から、厳密なヨガアサナ(ポーズ)を作り上げていくヨガで ハタヨガの代表的存在。
2014-01-17 07:59:01・アシュタンガヨガ シュリ・K・パッタビジョイスが作ったスタイル。 ヴィンヤーサといわれる呼吸と動作を一致させたヨガで、決められたポーズの流れをメニューにしたものを行う。根幹となる動きは”太陽礼拝(スーリヤナマスカーラ)”
2014-01-17 08:00:13・パワーヨガ アシュタンガヨガをベースにアメリカで生まれたヨガ トレーニング科学の概念をヨガと融合している。 筋肉意識、骨格意識、コアトレーニング等。
2014-01-17 08:00:42その他、高音多湿の室内でヨガを行う、ビクラムヨガ(ビクラム・チョードリー)、ホッ トヨガ など、さまざまなヨガのスタイルが世界で行われている。
2014-01-17 08:01:38