地球温暖化は人間のせいなの?

このところの寒波で信用性が揺らいでいるとも言われる、地球温暖化。それは本当に進行中の現象なのか?そして人間の活動が原因なのか、についての議論。
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buvery @buvery

ただ、私は地球温暖化をサイエンスだとは思っていない。正確に言えば、地球温暖化は3つのパッケージからなる。『この100年程で地球の気温が上がってきている(おそらく正しい)』『気温の上昇は炭酸ガス濃度の上昇による(疑問)』『炭酸ガス上昇は人間による化石燃料の燃焼による(疑問)』。

2014-01-19 10:52:12
buvery @buvery

以上を前提にした『人間による化石燃料の使用を削減すれば、気温の上昇はとまる』『そのための対策に巨額の費用をかける』というのがついてくる。これには賛成できない。化石燃料の燃料効率を上げることは省エネの観点から賛成ではあるが、温暖化の人たちの言を信じても温度への寄与はほとんどない。

2014-01-19 10:55:54
buvery @buvery

こういう複雑な、しかも将来の予測で実証されていないものを信じるメカニズムは信仰に近く、本来的には共和党の心情にマッチするものだと思う。温暖化の3パッケージの後ろ二つを自分でデータを基に理解している人、いますか?わたしは、ほとんどいないと思うよ。

2014-01-19 11:01:27
buvery @buvery

その点、進化論の方はまだ理解しやすい。アメリカの自然史博物館にいけば、ドドーンと恐竜の骨が置いてある。良い方へ進化するのかは別として、地球での動物の栄枯盛衰があるのは、誰にでも分かる。長い目で見れば、種が変化するというのは、そんなに不思議ではない。

2014-01-19 11:04:48
John F Candy @JohnFCandy1

@buvery 「温暖化の3パッケージの後ろ二つを自分でデータを基に理解している人、いますか?」片方だけに負担を強いる暴論でしょうね。後ろ二つが機能しない説であるとデータを基に理解している人もまた、ごく僅かでしょうから。

2014-01-19 11:05:01
buvery @buvery

@JohnFCandy1 違います。議論で白黒つけようという話ならそうかもしれないけれど、この後ろ二つで、温暖化対策という経済政策が決まるのだから、政策の根拠としてはもともと対称じゃないんです。

2014-01-19 11:06:38
John F Candy @JohnFCandy1

@buvery 違わないですよ?「温暖化の人たちの言を信じても温度への寄与はほとんどない」→「…後ろ二つを自分でデータを基に理解している人、いますか?わたしは、ほとんどいないと思うよ」という流れは紛れもなく議論です。政策としてはリスクの高さと被害を鑑みたまでのことでしょうね。

2014-01-19 11:10:15
moriokahiguma @moriokahiguma

@buvery かつて友人の気象学者に質問した時、ぽぼ同じお答えでした。曰く「温暖化はしとる。統計的にも間違いない。原因がCO2かどうかはわからん。可能性はある。化石燃料は枯渇性の資源なんだから予防原則的にも節約することはいいんじゃないか」とのことでした。続

2014-01-19 11:10:44
moriokahiguma @moriokahiguma

@buvery 承前 「温暖化=人為によるCO2増加」という「信仰」が独り歩きして、神聖にして犯すべからざる真理となり、種々の政策決定の根拠になるのは弊害の方が大きすぎるように思えてなりません。

2014-01-19 11:12:40
buvery @buvery

なんとなくなら『地球温暖化で石油を節約』とか言っていれば、『世間(世界)に合わせる』のと『節約は美徳』の両方を満足させられるから、日本人的には鉄板です。だけど、ちょっと前までは、氷河期が来る!と言っていたんだよ。本当にそれで良いのかな?

2014-01-19 11:13:00
John F Candy @JohnFCandy1

@buvery 氷河期到来と地球温暖化は別問題です。どちらも話題になっています。しかし、人工的なCO2増加と氷河期到来を絡めて語る人はいません(例えば、CO2で氷河期防止、なんて暴論は笑止なため)。もっと偏微分的な見方を持たれてはいかがでしょうか?

2014-01-19 11:22:03
buvery @buvery

今まで温度の上昇と下降が激しく繰り返されてきたことは、この250万年くらいは正しい。ヴォストーク基地の氷コアを見ると、4万年単位もしくは10万年単位の振幅が10度程度の温度の幅で繰り返す。http://t.co/r61EM13Scc

2014-01-19 11:23:28
buvery @buvery

1880年代以降の温度変化をみると、地球の平均気温は、1度程上昇している。http://t.co/xPCqrpEKFx 

2014-01-19 11:25:55
buvery @buvery

過去45万年のEPICA(ヨーロッパの南極氷コア計画)とヴォストーク基地(南極)から計算された過去の温度。この二つは非常によく一致していて、約10万年の大きな周期と、一度程度の速い振幅があることが分かる。http://t.co/B0ipkHhgmk

2014-01-19 11:31:20
buvery @buvery

現在は、南極氷床からみると高温期で、激しく温度が上下に振動していることが分かる。今までの例がなりたつとすれば、2万年弱前から続く高温期はいずれ数万年のうちに終わり、8度程温度が下がることになるが、文明期の人類はそういう低温期に直面したことはない。

2014-01-19 11:44:53
buvery @buvery

ヴォストーク基地氷コアによる、過去42万年の温度変化とCO2変動(とダスト)。温度変化とCO2変動はきれいに連動していて、CO2も180−280ppmの間を振幅していることに注意。温度が下がればCO2も下がる。http://t.co/w1uLjQzKSa 

2014-01-19 11:48:47
buvery @buvery

温度とCO2の相関はあるが、温度とCO2のどちらが原因かは分からない。温度が低い程CO2は海水にとけ込むから、別に温度が原因でも全然おかしくありません。ダストと気温の低下が相関していますが、ダストが下がると気温が上がるのか、ダストがあると気温が下がるのか、面白いですね。

2014-01-19 11:53:07
buvery @buvery

以上、『恐竜の化石がでてくるので種が絶滅したから、進化論を推定する』という論理を気候変動に適用すると『過去250万年、CO2と気温は連動して激しく変動を続けてきた(大きな変動は10万年周期)』ので、『今後もその通り続いていく』のが、妥当な推論ではないかと思う。

2014-01-19 12:08:26
MASUDA Kooiti @masuda_ko_1

地球温暖化と呼ばれる話題のキーワードは広く知られていても、論理的構造がうまく伝わっていないようだ。そして、科学的知見のどの部分がどのくらい確かなのかがうまく伝わっていない。実際には不確かな部分を確かなように伝えられて、確かな部分への不信を招くことがあるようだ。

2014-01-19 12:16:12
buvery @buvery

@temmusu_n いえ、CO2濃度は南極で一番低く、北半球で高いんです。私も、ガスなので地球で一様だと思い込んでいました。後で資料を出しますね。

2014-01-19 13:54:47
buvery @buvery

@temmusu_n それは私の見たものと同じだと思います。氷床コアの最終点は、当然現在と一致する筈だから、その数値がずれている理由はわかりません。

2014-01-19 14:35:40
buvery @buvery

@temmusu_n ただ、今迄、過去250万年くらいは、理由はわからないけれど、明らかに化石燃料と関係のない理由で、温度もCO2も巨大な変動を繰り返しているのは事実だと言えます。

2014-01-19 14:39:50
buvery @buvery

@temmusu_n いわゆる化石燃料温暖化説に納得がいかない理由はこの巨大な変動が(人間の活動と関係なく)起きている理由も分からないのに、それより遥かに小さい変動の結論が出ているかのように主張されているからです。

2014-01-19 14:56:54
buvery @buvery

もうひとつ、マイケル クライトンのState of fear(邦題知らず)に説得されたのも大きな理由です。話そのものはエコテロリストと戦う冒険活劇ですが、1930年代の米国の優生学を引用してナチ張りの人種差別が「科学」として宣伝されていた、都合の悪い歴史も書かれています。

2014-01-19 15:03:08
buvery @buvery

なんと、邦題が「恐怖の存在」ってほんと!?あれは、恐怖により支配された国、と、おびえた状態、のどっちの意味にも取れるから、割り切って、恐怖支配?恐怖国家?くらいだろうか。本文も普通に面白いけれど、前書き後書きが面白い本だから、お勧めです。

2014-01-19 15:09:18