スガシカオの黒さ
.@nami0101 それにしても、スガシカオ的なメロディは模倣しようとしてもなかなかできないですね。それっぽい歌詞を作っても音符配置のコツまでコピーしないと無駄なのは、「黄金の月」サビの譜面を見てようやく把握しました。滑らかに裏拍を突いている。 [正名/狂言]
2010-02-18 04:12:29.@nami0101 そうなんですよね……「ヒットチャートをかけぬけろ」まで、あるスコアブック読んでいて「実はあれ、ツー・スリーと16ビートが並列で走っててね」と言われて驚愕したりしました。計算して作ってるとそこまでやれんのかと。
2010-02-18 04:17:17@tricken おおう、そうなんですよ。そこまで聴き込んで初めて「"ヒットチャートをかけぬけろ"はブラックミュージックに傾倒している」って事が理解できるんですよね。ヒットチャートが出た時、周囲にこの曲の黒っぽさを語っても殆ど分かってもらえずに悲しい思いをしましたw
2010-02-18 04:20:34起きて「ヒットチャートをかけぬけろ」聞き直してる。ああ、今のR&B耳なら、ベースとクラップの入れ方だけでだいぶ判断つくか。でもツー・スリーは、自分「音韻を音-言葉連続体として聞く」センスが先天的に弱い感があるので、やっぱり気付けてないな。
2010-02-18 04:27:50@tricken ヒットチャートのpopなのに何処かラテンなノリは、ツースリーのパターンがその遠因ですよねー。ドラムの山木秀夫さんのプレイが光ります。
2010-02-18 04:28:24vocalの音を意図的に音符に置き直し、しかもそれをリズムとして把握して、その全体のリズムの像の型をみると、スガシカオのヤバさはいろんなところにでてくる。というか、そういう作業の上にあの「歌詞」がある。
2010-02-18 04:29:00スガのヴォーカル音声の置き方は、常に1/16刻みで楽譜からはみ出る。このことがわかると、歌詞がなんでそういう日本語の列でなければいけなかったのかとかが類推できてくる。
2010-02-18 04:30:48スガシカオ「夜明けまえ」精読ならぬ精聴。リズムギターは16ビートで刻む一方、ベースは2/16ビートごとにダウンビートで下から突き上げ、それをヴォーカルが上から押しつぶすように歌ってる感じ、ですかいな。
2010-02-18 04:33:44わりとBPMが早いのに3つ4つくらいの波がうねりながらずっとシングルコードがつづくから、サビでこの爽快感が出る……のか?>夜明けまえ
2010-02-18 04:35:21俺もヒットチャート聴き直したりしてる。整理すると、歌メロはスリーツーな訳だよこれ。んが、リズムは歌メロと無関係にツースリーを意識した16分を刻まないといけない。しかも歌のスリーツーのドライブを殺さないように前乗りの16分キープが必要という難易度の高い曲なのよコレ。
2010-02-18 04:36:06スガシカオがサム・クックのどこに影響を受けたのかはちゃんと聞き込んでないのでわからないが、きっと「ぼくたちの日々」あたりはソウルの技法のなにかが混ざってるような気がする。
2010-02-18 04:36:58スガシカオのファンク系音楽のシングルコード進行あたりは(ファンク・ファンなら)序の口で、テンションコードやルートの変更も初級、音源としてウーリッツァー,クラヴィネット,フェンダーローズあたりも基本。しかし個人的にスリー・ツー&ツー・スリーあたりはすでに初級じゃないと感じる。
2010-02-18 04:41:16