角川書店のKindle本70%OFFセールで作者の印税も70%OFFになるのか?
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角川のセールで100円台のKindle本を買いだめしたけど、これが一冊100円台の価値なのか?企画した出版社は一気に売れて楽しいだろうけど、個々に発生する作者さんの印税は少なくなるぞ?ってちょっと躊躇した。。。電子の価値って迷う。。。
2014-01-22 08:42:11kindleのセールは著者にも知らされないらしく、「印税が半分になったりしないよな」とマジで心配してる人を見かけたりもする
2014-01-21 14:43:01Kindleの角川セール、12月に15冊ほど角川文庫を定価で購入して、クレジットカードの引き落としもまだなんだが、すごく微妙な心境。いや好きな作家を応援してるのだから定価上等!と思ったりしたけど、作家の印税にはセールは影響しないのかな。
2014-01-22 01:41:59角川Kindleセールで「値下げしすぎじゃね?作家に入る印税が減ってるんじゃね?」というツイートを見かけたが、んなわけないので一応説明しとくか。まず、紙の書籍と電子書籍では印税に対する考え方が根本的に異なる。
2014-01-23 13:58:53紙の本の印税は、「書籍の定価」と、「印刷した部数(販売部数ではない)」から決まる。500円の本で印税10%、1万部なら50円☓1万部で50万円が「印刷した時点」で確定する。
2014-01-23 14:00:27で、電子書籍の場合だが、電子書籍は再販制度の対象外なので「定価」が設定できない。「希望小売価格」「参考小売価格」を伝えることはできても、小売側での「販売価格」は指定できない(したら独禁法違反)。なので定価に基づく印税はそもそも設定できない(※希望小売価格ベースの場合はある)
2014-01-23 14:04:22なので、基本的に「卸価格」に対して「電子書籍の著者印税」は設定される。数字は各社バラバラだったが、紙の本のときと同じ価格になるような設定がされる場合が多いようだ。紙の本で1冊50円だった場合、電子書籍でも1冊50円になるような印税率になることが多い。卸価格200円で25%とか。
2014-01-23 14:07:09なので、基本的に電子書籍のセールによって著者が1冊あたりの収入が下がることはない。原価割れで売られようが、それはAmazonか出版社(あるいは両方)が自分たちの売上を削っているだけの話である。
2014-01-23 14:10:51つーか、紙の本の場合は「実売にかかわらず刷った時点で払われる」ものだったが、電子書籍の場合は「実売の部数に応じて払われる(最低保証部数設定してる契約者もいるだろうが)」ので、そもそも多くの場合著者に不利だ。その上「値下げ販売の時には一緒に痛い目見てくれ」は流石にないと思う。
2014-01-23 14:12:08あー、まあ「卸価格を値下げしてるんじゃないの」って話なら分からんではないけど、著者に無断でやらんだろそんなん。そして、あの規模で全著者に確認とかハイパーかったるくてやってられんと思う
2014-01-23 14:16:27作家界隈が角川系セールで「俺らの印税が」的にボヤいてたんで中の人に改めて聞いてみた。「非エージェント制(希望小売価格ベースで卸値も印税も設定、安売りは小売の身銭切り)だから関係無い」と予想通りの話。これ編集が電書の仕組み理解してなくて作家に説明できてねーんじゃね?
2014-01-23 14:05:55電子書籍セールで卸価格勝手に値下げして(卸価格ベースの)印税減らすようなことせんやろ、みたいなことつぶやいたが、よく考えたら紙の本作るときに(印税収入のベースになる)定価額面について作家にお伺いとかほとんど立ててませんね
2014-01-23 14:28:16ちなみに、「卸値ベースじゃ卸値が変わったらお金減るやんか!」みたいな文句は実際あって、その場合は具体的な金額を個別に指定する。1冊あたり50円とかそういうのを。契約書で。あとでモメる元になるしね
2014-01-23 14:44:32角川のKindle本が安いからって何か買おうかと物色しかけたけど勢いでつまらん本を買ってしまったら。。。とまた考えて、やめた。ただ、Kindleでセールをやっても安売り分はAmazonの損になるだけで、作者さんの印税は同じだというツイートを見かけたから遠慮なく買える!!
2014-01-23 22:49:09そして、MentionsによるとKindleのセールは出版社の増収増益につながっているようです。しかも、印税は出版社から相談がないかぎり、そのままらしいです。作家のみなさんはもっと宣伝するといいと思いました。 (オチなし)
2014-01-23 01:28:09