『明日、ママがいない』は「フィクションだから良い」と呼べる範囲を逸脱している【追記➁】

のれん⋈呟き用 @noren_tweet

"これ、アイツのノートだ。 お前達、ひとりひとりのことが書いてある。 アレルギーのこと、何が好物で、何が嫌いか、大切にしてるものは何か、誕生日はいつか、そして、どんな子どもか。 ひとりひとり手に取って、それを見なさい。"

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"それでもアイツを追い出したいと思うなら、それで構わない。 アイツは黙って、出ていくだろう…。"

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"いいか。 最後にもう一度言うぞ。 一度、心に受け止めるクッションを、その胸に持ちなさい。"

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"世界に存在する、あらゆる穢れや、醜さから目を背けず、一度受け止めてみなさい。 それができる人間は、一方で、この世界の美しさ、愛おしさを知ることができるだろう。 お前達は、傷つけられたんじゃない。磨かれたんだ。"

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良い話ですね。 とても「お前達はペットショップの犬と同じだ」「庇護欲をそそる様に泣け」と言った奴と同じ口から出てきた言葉とは思えないくらい、良い話ですね。 （せめて取材していれば、最低限の誠意は通ってるはずと１話の時点でも思えただろうに） やっぱり良い人でしたね、施設長。

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まだ６／９話ですが、僕は放送中止派を辞めます。 コメント欄にも書きましたが、僕は１話の段階で「２話以降が信用できない」と『次回作の内容を疑う派』でした。 取材すらないことから「不安が拭えないドラマ」でした。

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ですが、大久保社長も説明と謝罪を果たして、２話以降に新聞で指摘されるような最低限の一線すら踏み外したセリフも描写もないようなので、中止を前提に訴える理由はなくなりました。 素晴らしい対応でした。あとは、協会との話し合いかな。

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ぶっちゃけ、３話～５話は観てもないんですけどね。 ２話の途中で飽きました。 個人的な感想ですが、意外な展開も今回のような目を見張る発言もなかったので役者イイネだけじゃ続かなかった。 謎のある設定は凄く良かったけど、そんなの後々ウィキペディアで５分あれば読める。

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ナイナイ岡村さんは、「嫌なら観なけりゃいい」とも「最後まで観て判断したらいい」とも言ってて、矛盾してると叩かれてたらしいですね。 確かに嫌なら嫌、観るなら観るでハッキリしないのが公共の集団。 ボヤキはごもっともだと思いますが、そんな葛藤に追いやったの誰だよ。

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期待しないドラマなんて次は観ない。 まして注目されやすい１話目。 １話だけ観て、その後を観てない人ってのは、結構居るのではないかと思います。

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どっちにせよ、「ドラマの意図」と「配慮の足りなさ」は別物ですし。 嫌に思ったドラマなのにテレビの前で一時間拘束だなんて、フジTVの賀正新年の横断幕みたいなこと、普通しませんよね。

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リプライとコメント欄でも「名誉も信用もプライバシーも個々の人にしかないもので、団体や施設にはない」と言い張る嘘付きが９人、現れました。 ネット上の２ちゃんねらー団体に人権は無くても、会社や施設といった法人には人格性も人権も認められています。 名誉や信用を落とせば、訴えられます。

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先日、『大きなお世話TV』で千葉真一さんが梅宮辰夫さんに「先輩、俺は日本のドラマが世界に評価されないのが悔しいんです！」って真剣な顔で言って梅宮さんに「そうなるのは無理だ」と申し訳なさそうな顔で一蹴されてるのを観ました。 最後には涙目になっておられましたね。

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あんな千葉真一さんを観るなんて、ちょっと胸が痛みました。 けど、梅宮さんの言うことが尤もだと思いました。 日本のドラマはダメだよ。 海外ウケしないし、役者で保ってる点が多すぎる。 あげく、「ペットショップの犬と同じ」騒動だよ？

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演出がしたいのはわかるけど、踏み越えちゃいけないラインくらい守ろうよ。 世界を相手以前に、国内でも出しちゃいけない表現をするなよ。

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"ならば、なぜ庇おうとしない！？ 世の中が、そういう目で見るならば、世の中に向けて、アイツはそんな人間じゃないって、なぜ戦おうとしない！？ あなたたちは、あの人のことを知らないんだって、ひとりひとり目を見て伝えようと、そう戦おうと、なぜ思わない！？" と三上さんは言いましたか。

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僕は、施設側の立場として庇いました。 万人に見られる場所で、施設や病院は「役者カワイソウ」なクレーマー批判じゃないって、論戦しました。 おまえたちは、施設の立場のことを何も考えてないんだって、ひとりひとり会話を合わせようと奮闘しました。

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「明日、ママがいない」６話は、凄く良かった。 日本のドラマにしては、一見の価値があると他人にオススメできる一時間物語。 もう「あなたたちは、あの施設のことを何も知らないんだ」って戦うことがないように。 今後のドラマが、最低限の誠意を守りつつ面白くあることを期待します。