ゲームAIラウンドテーブル・オン・ツイッター第6回 「物語生成と人工知能」
デジタルゲームのAIについて自由な議論の場が必要と考え、月に一度ぐらいの割合で、ツイッター上でラウンドテーブルを開催したいと思います。どなたでも自由に参加できます。ゲームAIの技術から、ゲームにおけるAIの感想まで、広く取り扱います。
今回は「物語生成と人工知能」と題して、まだ未成熟であるこの分分野の、問題の整理と技術的なアプローチ、そして応用する場所を議論します。
【開催概要解説】
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nosawa
@nosawa
まず始めに整理として、ゲーム開発で『何のために物語の自動生成をしたいのか?』について考えてみる。『物語』を非常に広範に捉えているので、以下の5つ要件を含められると思う。もちろんそれ以外もあると思うが今は思いつかなかったので追加があればまた後で考えるという事で。
2010-10-24 18:54:32
nosawa
@nosawa
一応、自動生成された物語そのものを楽しませるという方向性もあって議論ではそこが中心になっていた気がするが、それは一旦ちょっと脇に置かせてもらう。
2010-10-24 19:16:16
nosawa
@nosawa
2.と3.は同じように思えるかもしれないが、前者がゲーム全体、後者がシチュエーション単位とスコープが異なる事を想定している。例えばプレイヤーの結婚相手の選択結果の生成と何匹もいる野良猫のそれぞれに餌を与えた時の結果の生成のような違い。なのでどちらかというと3.は1.に近い。
2010-10-24 19:30:45
nosawa
@nosawa
この中で1.3.5.については資料としてまとめられてはいなくても、限定的なものも含め実装例も散見されているように思う。4.についても具体例は私がプレイした範囲では知らないが既にいくつかありそう。なので知ってる方に現状での限界や今後の方向性を聞いてみたい。
2010-10-24 20:21:43
nosawa
@nosawa
で、2.についてという事になるわけだが、色々考えているとシミュレーションゲームそのものがここに含まれてしまいそうなので…そしていわゆる箱庭ゲームが目指しているのはここ(と3.の領域)のような気がする。
2010-10-24 22:55:51
nosawa
@nosawa
アプローチとしてはシナリオAIによるゴール指向のシナリオプランニング的なものとAIキャラクタのインタラクションに任せるものが今後の主流を争うものとして考えられそう。
2010-10-24 23:01:50