青葉と第六戦隊とその後

余弦鵟 @cosA_yogen

【要出典】　 「連合軍」が「青葉」をソロモンの狼と呼んだソース　 ※関連　 「ソロモンの狼戦隊と誰かが云った。またわれわれもそれを自認していた。この方面で同型艦四隻から編成されている戦隊は他にはないのである。」　 引用元『軍艦青葉は沈まず』　今日の話題社／竹村悟

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atwiki「衣笠」の項目より 「他の艦隊は艦種もばらばら、寄せ集めの様相が見られていた中、艦影を同じくする4隻の船が一糸乱れぬ航行をしていたことから、いつしか第6戦隊は『ソロモンの狼』という異名を持つようになった――諸説ある――と言われている。」 『軍艦青葉～』の記述と一致

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同「青葉」 『何度やられても蘇る青葉は、いつしかソロモンの狼の異名で呼ばれるようになった――諸説ある――、とも言われている。』　 wikiwiki「青葉」 『何度損傷を受けても沈まず（中略）戦線復帰したことから、 米軍は「ソロモンの狼」と呼んでいたという』　 出処を調べる

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・第六戦隊の史実的な繋がり　 古鷹と加古、青葉と衣笠が正式な同型艦。 古鷹と青葉は長崎造船所、加古と衣笠は川崎造船所（神戸）で建造。 太平洋戦争時は、青葉と加古を「第一小隊」、衣笠と古鷹を「第二小隊」として区分。（『鉄底海峡』　光人社NF文庫／高橋雄次）

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1941年9月10日、第六戦隊司令官が牧田覚三郎少将から五藤存知少将に交代するにあたり、旗艦を加古から青葉へと変更する（階級は当時）

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青葉は1944年1月より第十六戦隊（司令官・左近允尚正少将）の旗艦となる。 鬼怒は青葉より早くから同戦隊に所属しており、青葉が来てからは共に行動する機会も多かった。

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青葉が第十六戦隊に配属された当時の所属艦は「青葉」「鬼怒」「北上」「大井」「第十九駆逐隊（敷波、浦波・艦これ未実装）」

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44年10月23日、鬼怒は米潜水艦ブリームの雷撃を受けて航行不能になった青葉を港まで曳航。青葉から旗艦を引き継いだ3日後に戦没している。 （参考・「第１６戦隊戦時日誌」、インターネットサイト「近代世界艦船辞典」「日本海軍人事手帳（？）」）

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10年以上を共に過ごした第六戦隊は、艦同士の関係も相まって家族と呼んでも過言はない。それに対して、鬼怒は1年たらずという短い期間ながら、青葉にとっては大切な仲間？相棒？のような感じだったと勝手に想像している

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衣笠と被るところもある？　名前もだが性格、そして最期を看取れなかった点

余弦鵟 @cosA_yogen

古鷹・青葉型は開戦時の編成から「第六戦隊」と呼ぶのが一般的だが、この4隻が最初に組んだのは「第五戦隊」（1927年12月1日）。 「第五」を後輩の妙高型に譲る形で「第六」へ改称している（33年5月20日）。 青葉型が就役する前には加古・古鷹・神通・那珂で組んでいた時期もある模様

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青葉と熊野といえば「オ先ニ失礼」の話が真っ先に浮上するが、双方の乗組員が別れ際に「元気で頑張れ」「青葉頑張れ」と声を交わし合ったという話も残っている（参考「軍艦青葉は沈まず」今日の話題社／竹村悟、「撃沈戦記」光人社NF文庫／木俣滋郎）。

余弦鵟 @cosA_yogen

【推測を含む】 「軍艦青葉～」の方には、主語のない『「われ航行不能」の信号を掲げた。』という一文がある。 「曳航」ではなく「航行」なので、これは熊野から発せられた信号？（推測） そうすると「オ先ニ失礼」はともかく、「ワレ曳航能力ナシ」はそれに対する返答なのでは？（推測に推測）

余弦鵟 @cosA_yogen

青葉と熊野は互いの乗員が励まし合って別れたという話が残っているので、（青葉がこういう態度を取らなければ）普通に和解できそうな気はする