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細川氏が原発事故と絡めて語る森の長城プロジェクト

細川氏が街頭演説でたびたび言及する、瓦礫を使った森のプロジェクト(森の長城プロジェクト)は、福島の原発事故に対応して始められたものではなく、東日本大震災の津波被害に対応して始められたものです。 街頭演説などで、「福島の事故」の文脈で語られることに強い違和感を持っています。 (参考) ・森の長城プロジェクトHP 続きを読む
政治
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上西充子 @mu0283
私たちは振り込め詐欺やマルチ商法に気をつけるのと同様に、求人広告や選挙戦略にも気をつけなければいけない。どこに関心を持たせようとしているか、何が語られていないか、どのように感情を動かそうとしているか。向うには心理的な戦略がある。それに無自覚なら、私たちは無防備だ。
上西充子 @mu0283
例えば細川氏は昨日の吉祥寺演説で「私は福島の事故のあと、東日本の300キロに・・苗木を植えていく瓦礫の森(プロジェクト)」と語った。これを聞けば、福島の原発被災地に苗木を植える細川氏のイメージが目に浮かぶ。しかし、プロジェクトのねらいは震災の被災地沿岸部にる森の防潮堤を築くこと。
上西充子 @mu0283
吉祥寺演説での言及部分。こちらの2分30秒から http://t.co/vUe8vTUGjt 細川氏が理事長である森の長城プロジェクトHP http://t.co/1VKkPfxZzJ これまでの植樹は南相馬もあるが、その他は宮城県。
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上西充子 @mu0283
「福島の事故のあと」で植樹を始めた、は事実関係として間違いではない。しかし本来なら「東日本大震災のあと」というべきところ。 細川氏のこの語りは、うっかりと、だっただろうか?それとも意図的だっただろうか? いずれにしても、聞く人は、細川氏が原発被災地で活動、と聞くだろう。

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きーこ (I am not ABE) @kiiko_chan
福島の事故のあと、私は東日本の海岸にがれきを積んで、 5m、10mのがれきを積んでその地域の広葉樹を植えていく。 9000万本の苗木を植えていくというプロジェクトに取り組んでまいりました。 細川もりひろ1/28(会見文字起こし) http://t.co/UzTRQJR41g
上西充子 @mu0283
↓ この話、街頭演説で繰り返し語られている。そして好印象。けれど私は前にも書いたように、とてもひっかかる。イメージ操作されていると思う。そのことを書きたい。
上西充子 @mu0283
ツイッターを見る限り、好意的な反応は2種類に分かれる。1つはこれを、細川氏の脱原発への献身的な取り組みとみて、細川氏の脱原発は本物だ、ととらえる反応。
上西充子 @mu0283
しかしそれは、「福島の事故のあと・・がれきを積んで・・苗木を植えていく」というストーリーに乗せられている。腐海の森が長い時間をかけて再生され、新たな芽生えの時を迎える、そういうストーリーをイメージさせる。
上西充子 @mu0283
実際には「森の長城プロジェクト」は原発事故への対策としてはじめられたものではない。「東日本大震災の被災地沿岸部に津波からいのちを守る森の防潮堤を築く」ためのものだ。 http://t.co/1VKkPfxZzJ
上西充子 @mu0283
そして、活動の写真では市民が苗木を植える様子がクローズアップされているが、実際には盛り土など、大規模な土木工事を伴うものだ。 http://t.co/1VKkPfxZzJ
上西充子 @mu0283
細川氏は「森の長城プロジェクト」理事長。 http://t.co/1VKkPfxZzJ 細川氏は一般社団法人日本道路建設業協会が発行する雑誌「道路建設」の2013年7月号に「森の長城プロジェクトの課題と展望」を特別寄稿している。 http://t.co/TzB71il6EK
上西充子 @mu0283
細川氏が「道路建設」2013年7月号に特別寄稿した「森の長城プロジェクトの課題と展望」はこちらで読める。「原発」という言葉は一言も出てこない。 http://t.co/QZuPNh8Rmf 語られているのは、将来の巨大津波に対応するため、防潮堤の整備が不可欠ということ。
上西充子 @mu0283
細川氏「森の長城プロジェクトの課題と展望」にはこんな記述がある。 「この(岩手県)岩沼市の「千年希望の丘」創造事業は、復興交付金で盛り土造成が行われる最初の復興事業の事例となります。当財団はこの盛り土への植樹を担当してまいります」 http://t.co/QZuPNh8Rmf
上西充子 @mu0283
(続き)「今秋には福島県南相馬市においても、植樹計画(予定)を進めています。実現すれば、これも県の治山事業として進められることになり、まさに官民一体となった復興事業として進められるものです」 http://t.co/QZuPNh8Rmf
上西充子 @mu0283
つまりこの森の長城プロジェクトは、原発事故を受けてのプロジェクトではなく津波被害を受けてのプロジェクト。そして、手で苗木を植える、という献身的な姿の背後には、復興交付金で盛り土造成といった大規模な土木事業がある。
上西充子 @mu0283
細川氏が特別寄稿している雑誌「道路建設」の発行主体は日本道路建設業協会。HPには「当協会では、全国の主な道路建設業者170社の会員と10支部を擁する団体として「道路整備の推進」「道路技術の向上」「道路建設業の健全な発展」の3つを基本方針として活動してきました」とある。
上西充子 @mu0283
日本道路建設業協会の会長は、日本道路株式会社 代表取締役会長。専務理事は元国土交通省四国地方整備局局長。常務理事には大手建設業の道路関係の会社の代表取締役社長が並ぶ。 http://t.co/BptEuuW5NQ
上西充子 @mu0283
放射能によって汚れてしまった土地に、地道に苗木を植えていく、そういうイメージと、実際のプロジェクトの活動はかなり違う。そのことは支持者の方々は確認されているだろうか?
上西充子 @mu0283
もう1つの好意的な反応は、瓦礫を盛り土にして苗木を植えることにより、瓦礫を拡散させない、というもの。瓦礫を拡散させる方針を取った共産党(→宇都宮氏を応援)との対比で語られる。瓦礫を拡散させないことがなぜ良いかといえば、放射能を拡散させないからだろう。多分に誤解に基づくのだが。
上西充子 @mu0283
細川氏の脱原発に関する話には、極端な発言がしばしば見られる。「福島は完全に破壊されました」とか、「原発が大きな事故を起こしたら、これは、日本は壊滅的な打撃を受ける」とか。あるいはアザラシが大量死、とか。現実を超えて、危機を煽っているように思える。
上西充子 @mu0283
そのような細川氏の脱原発発言と、瓦礫を拡散させない森の構想を支持する人は、結局は、もう3.11直後のような放射能汚染の恐怖を繰り返したくない、あのとき東京都民である自分も大変な恐怖を味わった、という気持ちが強いのではないだろうか。
上西充子 @mu0283
脱原発に関する細川氏の発言は、そういう恐怖を思い起こさせ、拒絶反応を強めることを意図的に狙っているように思う。街頭演説や日本外国特派員協会での発言と同じ発言を、細川氏が原発の被災地域でできるかといえば、できないだろうと思うのだ。
上西充子 @mu0283
そのような細川氏の脱原発に関する発言や、瓦礫の森プロジェクトに関する発言に、感動したり、我が意を得たりと思ったり、していていいのか? 私も再稼働には反対だし、脱原発を進めてほしいとは思っているけれど、(国家戦略特区の話を除いて)脱原発の文脈だけを見ても、私は細川氏を支持できない。

コメント

Masa_Shimizu ♡はブクマ @maria_tachibana 2014年2月1日
ここにコメントしていいのか解りませんが、引用されているblogはデマブログなんですけど…
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