2014年2月2日

バトル・イン・シアトル(映画)

複雑で言いたかったことを、いくつか見つけた 「環境問題と人権、経済、労働。これらの全ての問題がつながっていく回路の可能性と豊かさはもっとじっくり見たかったな。」 安易な暴力闘争賛美でもなく 続きを読む
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hermit @sleeper143

ネット上の「バトル・イン・シアトル」の感想がくて嗤った。 http://t.co/i1NClBxW4p http://t.co/8nIb9LuuTT

2014-02-01 18:19:33
hermit @sleeper143

何となく「リテラシー」という言葉がアタマをよぎらないでもないが、そんな話でもない。要するに、自分自身で訴えたいことを何も持っていない、脱政治化された主体には、運動を解釈することができないという話か。

2014-02-01 18:21:02
hermit @sleeper143

そして、そういう具合に色々なものをバカにしていた人たちのうちの一部は3・11以後に路上に出て、「活動家に見えない一般市民ですよ」アピールに相勤めてシングルイシューを連呼し、それがいいことであるかのように思いこみ、そうしなかった部分は傍観するか冷笑するか、なのかもね。

2014-02-01 18:22:31
hermit @sleeper143

「多分、私が抵抗あるのは、活動家の人たちって、あんま失うものないからかな」って感想が出てくるのが凄いなあ。ジェイは二回弾圧食らって、次に食らったら終身刑だって仲間が明かしているシーンのときは居眠りしてたのかね

2014-02-01 18:25:14
hermit @sleeper143

「食うためにあくせく働かなきゃならない状況でデモ活動なんてできないじゃない」って感想も、見事に「我ら良民、あいつら雑民」みたいな感じでジャパン力がクソ高いですね。

2014-02-01 18:26:42
hermit @sleeper143

> 「この人たちにとって、このデモは成功だったのかしら?失敗だったのかしら」 ってこの感想もすごい。シアトル閣僚会議の内部で外のデモの声に励まされて途上国の代表が決裂へ導き、WTOの目的だったさらなる経済的不平等の押しつけには失敗したわけだから成功に決まってるじゃねーか

2014-02-01 18:28:03
hermit @sleeper143

「バトル・イン・シアトル」を見て印象的だったシーンはいくつかある。 ・環境活動家などの路上封鎖行動、デモに対して最初は合流の気配を見せなかった労組の活動家たちが、デモコースを変えてまで合流しにいくところ。

2014-02-01 18:30:13
hermit @sleeper143

ウミガメのことを訴える環境活動家の声に、格差と労働を訴える労働運動家たちのデモが呼応するシーン。シングルイシューアタマにはそりゃ理解できないでしょうとも。

2014-02-01 18:31:24
hermit @sleeper143

ウミガメと食糧と労働の問題の結節点に、同根の暴力性を見出す活動家の視点は悪くなかったと思うし、そういう感性でこそ活動は大きくなっていく。

2014-02-01 18:32:32
hermit @sleeper143

このへん、沖縄への基地押しつけ反対の運動にもつながっていく視点かもしれないが、オレ自身、ジュゴンやヤンバルクイナや、やんばるの森の問題への視点は一番浅い部分かもしれないな、と映画を観ながらふと振り返った。

2014-02-01 18:33:52
hermit @sleeper143

他に、あの映画で印象的だったところ。 ・市長の日和見っぷり(笑)。ベトナム戦争でデモに参加していた市長が、非暴力のデモを、と力説して各団体との合意ができているかのように思い込んだところ。

2014-02-01 18:35:06
hermit @sleeper143

非暴力=無抵抗、ではないし、非暴力=単に路上を申請とって警察お手盛りでデモることでもないだろう。そして、非暴力直接行動の全てが遵法であるとも限らない。本気で先進国主体の経済的不公正押し付け、合法的暴力の象徴たるWTOを止めるなら、封鎖行動だって起きるさ、そりゃ。

2014-02-01 18:36:34
hermit @sleeper143

そういう意味でいえば、あの映画で出てくるシアトル市長は、あまりにも自分にとって都合のいい幻想を運動に対して投げかけていたと言っていい。警察の会議に入って、公安の要注意人物情報に目を光らせたり、労組が封鎖行動に呼応するかを気にしたり、その辺は分かりやすく権力者だったと思う。

2014-02-01 18:37:52
hermit @sleeper143

そして、州兵の投入とガス弾を装備した警官隊による鎮圧方針を命令したときに、その彼我の分岐点はあまりにも明らかだった。それに、ポリが運動家を装ってウィンドウを破壊するシーン、デモの中に入りこませるシーンなんか見てると、いかんなく警察のゲスさは出てたが、その責任の一端も彼にある。

2014-02-01 18:39:50
hermit @sleeper143

こういう人の「苦悩」を真に受ける人がどこに立っているかはおのずと知れようというものだ。シアトル市長として州兵投入を控えさせ、警察の工作行為をやめさせることもできただろうに

2014-02-01 18:41:28
hermit @sleeper143

他にもあったなあ、あの映画のみどころ。 ・活動家がまとめて弾圧され、運動をひっぱてた人がやられたあと、敗北ムードでみんなが帰りだそうとしているときに、留まること、救援を呼びかける人がいて、その人が市長のところへ当該の情報を確認しに行くところ。

2014-02-01 18:42:50
hermit @sleeper143

逮捕者が600人、そして、権力対策に当たっていた弁護士までまるごとやられたって、あれがマジなら本当にやばい状況だよね。でも、郡の刑務所へ抗議のデモが組織され、シアトルで起きた不正が、一気に全米に飛び火、30の都市で連帯のデモが起きたってシーンは良かった。

2014-02-01 18:44:11
hermit @sleeper143

獄中で、もう弾圧されるわけにはいかなかったジェイがWTO反対活動は、その意図は少しでも伝わったのか、と仲間と沈鬱に語っていたところへ、全員パイとシアトル閣僚会議決裂の一報が入ったシーンが、あの映画の山場なんだよな。

2014-02-01 18:45:35
hermit @sleeper143

オレは1999年のWTO抗議活動のことはよく知らない。だから、あの映画について、当時の情勢をよく知っている活動家からは違う意見が出てくるかもしれないけれどもね。

2014-02-01 18:46:30
hermit @sleeper143

きっと、反対行動の帯びている政治性や目論見を読み解けないから、警官の妻が活動家と誤認されて暴行を受けるシーンや、ジェイの弟がセコイア森林事件で射殺されるシーンだけがやたらに際立って見えるんだろう。

2014-02-01 18:48:27
hermit @sleeper143

あとから作られた、作品化されたものは、当時起きたできごとの圧倒的な群れのうちの一部を切り取って再構成されたものにしかならない。だから、抜け落ちたものも全くないわけではないだろうが、エンディングのシーンの活動家が感じているであろう高揚感は何となくわかる。

2014-02-01 18:49:35
hermit @sleeper143

国家、あるいは、その国家すら凌駕するグローバリゼーション時代の資本連合のむき出しの暴力。それを余すことなく描くことで、個別の民衆の力との差は現れるが、その逆転を演出することで、あの映画は成り立っている。

2014-02-01 18:51:32
hermit @sleeper143

どっちかというと、WTO反対運動のなかで、どういう運動体がどういう主張をしていたのか、どんなふうに運動が作られていったのか、そっちのほうを詳しく知りたい気分ではある。当時のシアトル市長の逡巡はどうでもいい。

2014-02-01 18:53:01
hermit @sleeper143

おそらく、あの映画を見るに当たって、WTOの交渉の席についた人/つけなくて外に居る人、という対比で物事を見ると、終盤の展開は全く理解不能になるだろう。

2014-02-01 18:54:33
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コメント

橋上踊 @BridgeoverTrob 2014年2月2日
政治が上から来る「賜り物」である限り、俺らはつねにかすめ取られる。この映画はまだ見ていませんが、「勝ち取る」という感覚を持てそうです。政治の主体は俺達だ。
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橋上踊 @BridgeoverTrob 2014年2月2日
まとめを更新しました。
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