浅井久仁臣さんが細川小泉連合の評価を変えたワケ

浅井久仁臣 @asaikuniomi

【都知事選】①私は細川、小泉両氏を評価して来なかった。特に、小泉氏に対しては「牙を剝いて」来た。だが、ふたりは自らの原発政策の過ちを認め「次世代の為に命懸けで戦う」と立ち上がった。新宿駅前で吹雪の中、行った選挙戦最後の演説をするふたりを（ツイキャスで）見て改めて本物と確信した。

浅井久仁臣 @asaikuniomi

【都知事選】②両氏に面識は無いが、親友に知己がある。いや、おふたりとも他界されたから、正確にはあったというべきか。ふたりの親友から聞いた両氏の人柄で共通するのが頑固さと裏表のない性格。細川氏の高校の級友で、朝日新聞の同僚だった方は人柄を絶賛した。熊本県知事としても高評価だった。

浅井久仁臣 @asaikuniomi

【都知事選】③小泉氏の親友は、地元横須賀で小泉氏を支え続けた人。小泉氏が留学中に父純也が急逝、急遽呼び戻されたが、その時空港に出迎えた。首相にするのを生き甲斐にして支え続けたが、夢が実現する約1年前に他界した。小泉氏は通夜の席でひと目も憚らず号泣したとその方の妻から聞いた。

浅井久仁臣 @asaikuniomi

【都知事選】④両氏が脱原発をテーマに都知事選に挑むとの噂を聞いた時、私は眉に唾した。元首相の“殿様”は悠々自適。そんな火中の栗を拾う必然性が無い。もう一方の元首相も「史上最も人気のあった首相」の看板を汚す事はない。だが、ふたりは真剣だった。それ迄の名誉も実績も投げ打って出て来た。

浅井久仁臣 @asaikuniomi

都知事選】⑤選挙戦のふたりからは「政治の裏舞台を見てきた最高権力者の私達が死を覚悟して伝えたいのだ。分かって欲しい」と殺気に似たものを感じた。年齢を考えると、大勢の聴衆を前にして突然死しても不思議でないほどの過酷な戦いぶりだった。そこから選挙民が何を学んだか。明日その結果が出る。