文科省に契約解除されたアルファ通信のリアルタイム線量測定システムに検出器として使われた個人線量計DoseRAE2の検証解体記
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発端
今回追加の野々村先生(@ye2cun )の連続ツイートは、2013年3月の週刊フライデーの記事(http://t.co/GPj2P4B09b http://t.co/A3TJqjcPyM.. http://t.co/NdeRNMRKxq
2014-02-11 00:16:46→記事(http://twitpic.com/c9yazr http://twitpic.com/c9ybii )と比較しながらお読み下さい。あまりの違いの大きさに愕然とします。
そういや某doserae2は上の方はPDオンリーだからシールドというか物理処理がある程度マトモならちゃんとリニアに伸びる筈・・。
2014-02-11 03:16:59しかし未だに0.2-数マイクロあたりの挙動はあの子はよくわからない・・。基本的には数えているだけのはずなんだけどなー。
2014-02-11 03:17:57空間線量率測定にも使える個人線量計DoseRAE2には、空間線量(周辺線量当量率)測定時、0.3~0.5μSv/hの範囲で指示値が安定せずブレ続けるという特異な癖があることが実機ユーザーの間で広く知られています。この件について野々村先生が解説のブログ記事「個人被曝線量計DoseRAE2の高値傾向について」http://bit.ly/OwhiiQ を書いて下さっています。
もう時期的には1台潰してもいいよねw ってかそれ以外の部分結構よく出来ているから色々気になるってのもあるけどね。
2014-02-11 03:22:03まあ仮にCsIっても0.3ccだかそこいらだった気がするので感度は高くは無いよなー。どちらにせよむき身にして信号拾うかね。信号突っ込めば謎も見えるだろう。
2014-02-11 03:28:05おそらく高線量用のPDってのが何かしらの伏線が有る気がするんだよな。低い時にはほぼ暴れないけど途中からとっちらかる所を見ていると。イメージとしては2桁の数字があったとして上位桁がPDで下位桁がPD+シンチ的なイメージというか。
2014-02-11 03:32:46DoseRAE2の英文製品カタログhttp://bit.ly/ZyGIzE のp.2にある製品仕様書を見ると、低線量用のCsI(ヨウ化セシウム)検出器と高線量用のエネルギー補償付きPINダイオードの2つの検出器が組み込まれています。低線量と高線量の境目はどのあたりかが興味深いところですが、線量率の正確度の項に
±20%(10 μSv/h - 10 Sv/h)
±30%(0.01-10 μSv/h)
とあるので、どうやら10 μSv/hあたりで高線量と低線量の線引きが行われているようです。また低線量領域の測定精度が高線量領域より低いこともわかります。
一方文科省が要求した仕様は「0.1 μSv/h、Cs137標準線源に対し±20%」ですから、これを満足するには低線量領域の測定精度を現行製品仕様より一段改善する必要があります。
@clear_wt ・半導体検出器またはシンチレーション検出器 ・測定線種:γ(X)線 ・表示範囲:0.01μSv/h~999.9μSv/h ・指示誤差:±20%(0.1μSv/hにて137Cs基準) ・エネルギー特性:±25%(60Kev~1.25MeV 137Cs基準)
2014-02-08 00:32:47解体第1日