『鬼囃子』:レビュー
#鬼囃子 ・(1) なかなかショッキングなスタート。狂おしいほどの愛? 痛いと居たいがいい感じ変化していく。こういうのは好き。思っていたより過激なスタート。これを「起」として「承」をどう受け止めるのかが気になるところ。 余談ですがタイトルが結構ストライクです。 ・(1)読了
2014-02-11 22:23:53#鬼囃子 ・1 日本人の名前なんだなと把握。日本舞台だ、よかったよかった。HRってことは学生か。 夢が多分今後ストーリーにつながっていくんだろうな。少女、泣き声、海。もしかしたらキーかもしれないので把握しておく。 「承」としては妥当。 ・1読了
2014-02-11 22:24:30#鬼囃子 ・2 場面が突然自宅へ。「夢を見ていたのかもしれない。そのせいで起きたのか。」の箇所にもう少し言葉を補ってほしい気も。不快感をもう少し書き込んでみると、ぐったりと目覚めた感覚が伝わってくるかもなぁとか。 「眠れない。」が唐突なので、「しかし」とか補うといいかも。
2014-02-11 22:27:04#鬼囃子 「なんだ、なんの音だろう?」の箇所、主人公の感慨が、初めて地の文に登場してくる。ほかではあまり使っていないようだから、この部分だけ丸括弧つかうか、ダッシュ使っていいかもしれない。
2014-02-11 22:29:03#鬼囃子 「本をしまってから」だと、精神的余裕が感じられるので本を投げ出すぐらいがいいかも。それなら後に続く「部屋の窓に張り付いた」って箇所と緊迫感が一致するというか。テンポが合うというか。本を入れ切る余裕はあるのにいきなり窓に張り付くような切羽詰った感覚に陥るのは、若干違和感。
2014-02-11 22:29:30#鬼囃子 加えてもう一点。はっきりと「声」と認識しているので、「なんだ、なんの音だろう?」よりは「誰の声だろう」のほうが認識的には正しいのかも。 男性の声だろうか、とあとで推理しているところからも、「音」よりは「声」の方がセリフとして妥当な気がする。 しかし好みの問題だなぁ。
2014-02-11 22:31:13#鬼囃子 三十センチ定規の記述はかなり好き。主人公が日常に知る最もわかりやすい長さが滲んでいて、主人公の身の丈が腑に落ちる。下手に「~~刀よりも長く~」とか書かれるよりずっと好きな表現です。イイネ!
2014-02-11 22:32:18#鬼囃子 戦闘シーンの描き方好きだな。「ぼたぼたと流れ続ける黒。」とか好き。いい。 若干望むなら、「カーテンを握っている手の感覚が」の前に、「俺の」とか「僕の」とかちょっと主語を入れるか、「様子を見ているうちに」とか一言入っているとさらりと読めるかもしれない。
2014-02-11 22:34:57#鬼囃子 自分が窓から見ているものをレポートしている箇所にいきなり自分の身体感覚が入ってくると若干混同してくるかなーと。工夫次第かな。読めばわかるってのはあるんだけど、一瞬だけ引っかかる。戦闘シーンが巧みなだけにちょっともったいなく思えたので。
2014-02-11 22:35:38#鬼囃子 「驚いたように固まる少女」ってあるけどよたよた様子の相手に対してそんなに驚くものかしら。 あるいは、腕を振り上げた隙に男性が思いがけないほどの速度で逃げ出す。それなら確かに驚くとは思う。怪我を思わせないほどのスピードで逃げた、ってほうがしっくりくるかな。個人的には。
2014-02-11 22:36:57#鬼囃子 個人的には、相手がよたよたならここぞとばかりに止めを刺させる。 これだけ戦闘慣れしている少女なら、よたよたの相手ごときに驚いて固まったりはしないと思う。 だけどこれ先入観の問題だから、あんまりはっきりとは言えないか。少女の驚きの理由が後述されてるかもしれないから先読もう
2014-02-11 22:39:27#鬼囃子 しかしなかなかスリリングな冒頭。こういうの好き。女の子がこっち見てからのハラハラ感は結構たまらん。このまま女の子がこっちにダッシュして二階の窓から乱入してくるんじゃないかって一瞬すごくひやひやした。こういう予想の裏切られ方は好きです。
2014-02-11 22:41:28#鬼囃子 結構すんなり日常に溶け込んでいったなこの主人公。個人的にはそんな殺人未遂見ちゃって犯人に家割れたあと家にぼっちとか怖すぎるし母がいないとか心配過ぎてしょうがないけど、これは完全に個人差の問題なのでとりあえず一読者として「超びびった」ってことだけつぶやいて先に進む。
2014-02-11 22:43:17#鬼囃子 一気に日常描写。ものすごい勢いで現実に引き戻される勢いで朝ごはんのメニューだのトーストの焦げ具合だの描写されてる。何を読んでたか一瞬忘れる勢い。
2014-02-11 22:45:06#鬼囃子 「え、主人公そんなに気にしてたの?」と聴きたくなる。悠と出会うまでの日常描写が濃すぎるせいか、あまり主人公が昨日の事件を気にしていたと思えなくなっている自分がいる。もっとビビって怯えてたならこのセリフに迫真感があるかもしれないけど、日常描写のおかげで恐怖が薄まった印象が
2014-02-11 22:46:00#鬼囃子 あ、でも恐怖感はないか。きょろきょろ捜し物してたぐらいの感覚だしなぁ……。 うー、これはうー。 「俺の心配」って言葉から引きずられて主人公に不安げな様子があるのかと思ったんだけど、どっちかって言うと「怪訝に」とか「訝しく」とかの方がしっくりくる言葉なんだろうか、これ。
2014-02-11 22:47:01#鬼囃子 ってことは悠は「心配」よりは、相手の不審な様子を不思議に思ってる、ってほうが近いのか。心配って言葉に引きずられすぎたか?
2014-02-11 22:47:37#鬼囃子 主人公が一度日常に戻りきったような描写が克明だったせいか、イマイチ主人公の抱える恐怖を理解しきれない。 事件目撃後の描写はかなりハラハラして活きてて良かったんだけど、そのあとお母さんの置き手紙からこっち一気に日常に引きずられてしまって、恐怖が薄れた気がしてしまう。
2014-02-11 22:50:01#鬼囃子 「一体どこで?」はさすがにちょっとニブすぎるだろうと思ったけど、うーん、これも書き方の好みか。 昨夜の恐怖をここで克明に思い出して「あいつは女神なんかじゃない、殺人未遂犯なんだよ!」って叫んでも面白いとは思うけど、まぁ好みの問題だろうなァ。
2014-02-11 22:51:43#鬼囃子 あ、一応勘づいてはいるのか。 昨夜の目撃からの描写が克明で結構良かっただけに、このへんで冗長になってしまうのは少しもったいない気がする。
2014-02-11 22:54:59