- yumiharizuki12
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「経済教室」は最新の経済学を紹介する「エコノミクストレンド」。慶応大学の小林慶一郎教授が公的債務の上限について論じています。最新の研究では消費税は税率を無限に上げても税収が増加します。ただ一定の税率を超えると社会厚生が悪化するため、税率と公的債務の最適水準があると述べています。
2014-02-14 11:02:26若干ミスリードかな…(OLGモデルでは「消費税=比例賃金税」のため、やはりラッファーカーブの頂点はあるはず)→(日経・経済教室)「公的債務の上限は?消費税率と均衡探れ 消費税は税率を無限に上げても税収増」(by 小林慶一郎 慶大教授)http://t.co/WhVgAXr3HS
2014-02-14 11:06:44これは論文を読む必要あるな。「 (土地など供給量一定の生産要素を考えると、)消費税率を上げればいくらでも税収を増やせるということは、理論的には「消費税率を上げれば、いかなる額の公的債務でも持続可能にできる」」 http://t.co/pPUDjMtMzF
2014-02-14 11:19:49マジかよ「消費税収は国債の償還や社会保障給付などとして国民に支払われ、ふたたび消費に回され課税される。このため消費税収と国民の収入がともに国内総生産(GDP)の大きさを超えて、両建てで増えることが可能」 http://t.co/pPUDjMtMzF
2014-02-14 11:25:34「国債発行額と消費税率が小さいときはメリットが勝るので、社会にとっては税率(と国債発行額)を上げることが望ましい。しかし税率が上がるにつれてメリットが減少し、デメリットが増加する。」 http://t.co/pPUDjMtMzF
2014-02-14 11:31:38「(資源が)金属などのような生産手段としても使えるもので保蔵されると、生産活動が減り、経済全体では無駄が生じる。国債が貯蓄手段になれば、こうした資源が生産に使われるため経済の効率が上がる。」 http://t.co/pPUDjMtMzF
2014-02-14 11:34:39小林さんのは、あくまで財政の持続可能性を保つために消費税率を上下させることを前提に、国債残高が高いことは必ずしも悪いことではないということであって、消費税を上げなくても何とかなる、という話ではないことに注意。 http://t.co/pPUDjMtMzF
2014-02-14 11:44:23つまり、土地など固定的な生産要素があり、政府支出がもっぱら所得移転(トランスファー)である場合には、いかなる財政赤字も消費税率を上げることによって持続可能になる、ということだな。 http://t.co/pPUDjMtMzF
2014-02-14 11:53:24北欧諸国において、税率が滅法高くても経済成長に問題がなく、財政も順調にファイナンスできているメカニズムとして、このモデルを理解してよい気がする。
2014-02-14 11:57:55「日本では労働税はラッファー曲線において税収を最大化する税率よりも20~30%低い水準にあり、増税の余地を十分に残しているのに対して、資本税はラッファー曲線において税収を最大化する税率よりも高くなっている」 http://t.co/86g0CgdD2L
2014-02-14 18:47:34多分正しいが政治的にはもっとも実施が困難な政策。「政府の税収を所与として、経済厚生を最大化するような消費税・労働税・資本税の組み合わせを考えると、労働税・資本税をゼロにして消費税で収入をまかなうのが最も望ましい政策である」 http://t.co/86g0CgdD2L
2014-02-14 18:50:18これまた現役世代にはあまり歓迎されない政策かもしれん。「消費税水準を所与として税収を最大にするような労働税・資本税の組み合わせを考えると、労働税を上げつつも、資本税は下げることが望ましい」 http://t.co/86g0CgdD2L
2014-02-14 18:54:49社会保障負担を考えると、アメリカ(日本も?)の所得税は少しも累進的ではなく、実質的に比例税であるというMankiwの指摘もある。そう考えると、消費税に一本化して公務員給与から自衛隊、年金、医療まですべてまかなうという選択肢もあり得る気はする。
2014-02-14 19:05:12先日の医薬品の話と対照的になるが、課税前価格100円の消費に900%の消費税がかかれば消費者は1000円払わなければならない。しかし、消費税収900円がすべて国民への給付に使われれば、経済はそれでとりあえず回るということですな。現実の政府支出も大半は所得移転だし。
2014-02-14 19:29:03