2010年10月26日

電解質と輸液 須藤博先生@若手医師セミナー 2010年10月15日 1)講義編

須藤博先生の電解質と輸液レクチャー@若手医師セミナー2010年10月15日、kateiiryouWSさんによるツダりの前半部分のまとめ. (後半:症例検討編→→→http://togetter.com/li/62970
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家庭医療WS@東京5月8、9日 @kateiiryouWS

[須藤博先生@若手医師セミナー]  電解質の1日のIn/ out はほぼ同量=恒常性が保たれている

2010-10-15 19:36:56
家庭医療WS@東京5月8、9日 @kateiiryouWS

[須藤先生] 総体液量(TBW)42L=>①細胞内液(ICF) 2/3 ②細胞外液(ECF) 1/3  ★細胞外液はさらに(1)間質 11L と (2)血管内 3Lにわかれる

2010-10-15 19:38:29
家庭医療WS@東京5月8、9日 @kateiiryouWS

【浸透圧 Osmorality】 ある溶質中に存在する浸透圧を有する粒子の数 ”1L中の粒の数”  ★ぶどう糖 360mg/dl =360x 10/180 = 20 mosmol/L

2010-10-15 19:40:19
家庭医療WS@東京5月8、9日 @kateiiryouWS

[ 血糖浸透圧] ECF = 2Na + Glucose/18+ BUN/2.8 ≒ 2Na + 10 = 290 ≒ ICF

2010-10-15 19:41:58
家庭医療WS@東京5月8、9日 @kateiiryouWS

[ 張度Tonicity ≒ 有効浸透圧] Effective Osmole (Na、ブドウ糖、マンニトール)のみを考えた時の浸透圧    ★ 喉が乾くのはコレと相関する

2010-10-15 19:43:43
家庭医療WS@東京5月8、9日 @kateiiryouWS

[Genegeral principle] 1.細胞内と細胞外の浸透圧は常に等しい 2、Na、ブドウ糖はECFのみに分布。 尿素はTBWに分布  (3) 浸透圧の平衡状態は常に水の移動によって保たれる

2010-10-15 19:46:00
家庭医療WS@東京5月8、9日 @kateiiryouWS

【Hypertonicity】高張状態の時===>> 高張性低Na血症 

2010-10-15 19:47:23
家庭医療WS@東京5月8、9日 @kateiiryouWS

【Hypotonicity低張状態】 水が細胞外から細胞内へ移動==> 低張性低Na血症

2010-10-15 19:48:36
家庭医療WS@東京5月8、9日 @kateiiryouWS

【おさらい ① Osmolality= 2Na にGlucoseとUrea分をたしたもの ②Tonicity =2NaにGlucose分を足したもの (尿素は考えない)  ★尿素は水の移動を起こさない。Tonicityには関係しない

2010-10-15 19:50:41
家庭医療WS@東京5月8、9日 @kateiiryouWS

★Tonicy: Mannitol や Glycineなども入る  ★非Tonicity:Methanolやエチレングリコールなど

2010-10-15 19:52:41
家庭医療WS@東京5月8、9日 @kateiiryouWS

【フィジカル】★間質内水分:↑のとき浮腫、↓のときTurgor低下  ★血管内:↑の時JVDや肺水腫、 ↓の時頻脈、起立性低血圧、ショック 

2010-10-15 19:54:25
家庭医療WS@東京5月8、9日 @kateiiryouWS

【輸液製剤】 ①生理食塩水; Tonicityには変化なし => ほぼ「全て」細胞外(ECF)に分布 ==> 1L生理食塩水を入れると250ml血管内にはいる

2010-10-15 19:55:49
家庭医療WS@東京5月8、9日 @kateiiryouWS

【5%ブドウ糖液】 Free Waterと同じ=> 全体(TBW)に均等に分布 =>血管内にとどまるのは約80ml   ★「真水」をいれたと考える

2010-10-15 19:58:36
家庭医療WS@東京5月8、9日 @kateiiryouWS

【もし5%食塩液をいれると】  Tonicityが大きく増加 => ICFからECFに1.5Lの水が移動 => 心不全などがおきる

2010-10-15 20:01:04
家庭医療WS@東京5月8、9日 @kateiiryouWS

【5%のアルブミン溶液】<iso-oncotic albumnin> 最初の18~24時間は血管内に留まる=>膠質浸透圧を上昇 ■ Colloid溶液(膠質液):アルブミン、デキストラン、スターチなど。 

2010-10-15 20:04:06
家庭医療WS@東京5月8、9日 @kateiiryouWS

【Colloidの欠点】  肺水腫を増悪させる可能性?、 肝炎やAIDSの危険性、クロスマッチ検査に干渉、凝固障害や腎炎、アナフィラキシーの危険性あり

2010-10-15 20:05:17
家庭医療WS@東京5月8、9日 @kateiiryouWS

★ECFが高張=>ICF減少      ★ECFが低張 => ICF増加 

2010-10-15 20:07:20
家庭医療WS@東京5月8、9日 @kateiiryouWS

【1Lの尿が排出された時】 ①等張尿の場合:全てECF由来  ②低張尿:等張成分+Free water  => 血清Tonicityは上昇する  ★利尿薬 =>Na再吸収を抑制して、Naを排泄 

2010-10-15 20:11:12
家庭医療WS@東京5月8、9日 @kateiiryouWS

【水も一つの電解質と考える】 水にも調節する独自の機構(Osmoregulation)がある。  ■低Na血症=水利尿不全=ADH分泌

2010-10-15 20:14:13
家庭医療WS@東京5月8、9日 @kateiiryouWS

【浮腫】 Naの過剰であって、水の過剰ではない。 ★臨床上明らかな浮腫は4~5LのECF過剰 = NS(生理食塩水)成分の過剰   ★浮腫を改善するためにはNaを多く含まれた尿を出すことが必要

2010-10-15 20:17:45
家庭医療WS@東京5月8、9日 @kateiiryouWS

【低Na血症, Na<130mEq/L】 水の過剰であって、Naの欠乏とは限らない。★Free Waterの過剰。 血清Na濃度は体液量の状態を反映しない。 ★低Na血症の改善のためにはNaを含まない尿(低張尿)を出すことが必要。

2010-10-15 20:19:27
家庭医療WS@東京5月8、9日 @kateiiryouWS

Naと水の出し入れはほぼ独立している。  ★Naは「容量」調節系で、身体診察で状態をチェックする    ★水は「浸透圧」調節系で、”血清Na濃度”で状態がわかる。

2010-10-15 20:22:09
家庭医療WS@東京5月8、9日 @kateiiryouWS

【1日の最低限必要な成分】 水2000ml、NaCl5g=86meq、K 60meq、熱量800kcal 、Glucose 200g ==> 3号液(維持輸液)の組成! (water 1000ml あたり: Na 40meq/L, K 30 meq/L, 熱量100g/L)

2010-10-15 20:25:15
家庭医療WS@東京5月8、9日 @kateiiryouWS

【Volume regulation】 有効循環血漿量: 尿中Na排泄が臨床パラメータ   【Osmoregulation】 血清浸透圧: 尿浸透圧、口渇がパラメータ 

2010-10-15 20:27:50
家庭医療WS@東京5月8、9日 @kateiiryouWS

【輸液オーダーの原則】 ①輸液総量=予測損失量+維持量  ★推定必要量の半量を最初の24時間で補正。

2010-10-15 20:30:12
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