cyborg001さんによる福島県第14回健康管理調査、年齢について

cyborg001さんによる福島県第14回健康管理調査、甲状腺ガン患者の年齢に関する考察
科学 負の相関 年齢分布 診断時年齢 小児甲状腺癌 結節保有 低年齢化 被曝時年齢 二次検査率 癌発症率 潜伏期間
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cyborg001 @cyborg0012
14回福島健康検査発表を受けて、連投ツイート失礼します。今回は、福島の小児甲状腺癌の「年齢」です。チェルノと福島は、腫瘍径、男女比、病理形態、発生率などよく似ている(以下図を参照)。しかし、唯一大きく違うのが「年齢層」です。 http://t.co/uCtiTSyUPy
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cyborg001 @cyborg0012
福島医科大の鈴木真一氏は、「チェルノブイリの患者は小さい子が多い。福島は青年層が中心。よって、原発事故が原因ではない」と言っている。失礼ながら、彼の発言の8割はウソ、ごまかしですが、両者の年齢層が異なるという彼の主張は100%正しい。 http://t.co/xAiLycjcmU
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cyborg001 @cyborg0012
以下図は、ベラルーシの小児甲状腺癌の年齢分布と福島の年齢分布を比較したもの。ベラルーシの患者の52%が事故時5才以下の子どもでした。対して、福島の事故当時平均年齢は15才で、多くが10代の青年層で占められている。 http://t.co/UjGcdN0v8A
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cyborg001 @cyborg0012
ウクライナでも同様です。チェルノブイリ原発事故時0才から9才だった子どもが7割以上を占めています。15-18才の年齢層は全患者のたった4%にすぎません。 http://t.co/HXZtn59sgB
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cyborg001 @cyborg0012
ウクライナの小児甲状腺癌の年齢分布(被曝時年齢)と福島のそれを比較したのが以下図である。ウクライナのピークと福島のピークは大きく異なります。福島は15-18才が58.6%も占めています。 http://t.co/9z3DCEklTO
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cyborg001 @cyborg0012
今までの比較は「被ばく時年齢」(事故時年齢)でしたが、「診断時年齢」で比較しても、ベラルーシと福島の年齢層はかなり違います。ベラルーシの平均は11才、福島は17才です。 http://t.co/Ny8ebf0x3r
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cyborg001 @cyborg0012
念のため、ベラルーシの年齢層を通常症例(仏と伊)の小児甲状腺がん年齢層と比較してみます。これも随分違います。ベラルーシは正規分布を示し、仏・伊は年齢が上がるほど患者数が多くなっています。 http://t.co/8kTLVpdmXv
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cyborg001 @cyborg0012
福島の患者年齢層は、チェルノブイリよりも、むしろ通常症例に近いと言えます。以下は仏・伊の年齢分布と福島の年齢分布を比較した図です。鈴木真一氏の「福島はチェルノとは違う」という発言は、「年齢」という点では完全に正しいです。 http://t.co/nlXf693hnp
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cyborg001 @cyborg0012
福島の特徴である「高年齢」は、二次検査率にも表れています。第14回発表の二次検査率の年齢分布を以下図で示しています。0-5才集団は0.1%、対して15-18才の青年層は2.8%であり、両者には28倍もの開きがあります。 http://t.co/JZusuQRJr4
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cyborg001 @cyborg0012
実を言うと、先月発表された茨城県東海村では二次検査率(必精密検査率)の年齢分布は福島と逆になっています。以下図のように、東海村では事故当時赤ちゃんは高年齢層よりも二次検査率が高い傾向を示している。福島とは極めて対照的です。 http://t.co/rBfCthClf2
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cyborg001 @cyborg0012
ここで疑問が生まれます。東海村と福島では二次検査率の年齢分布がなぜこうも違うのか?東海村はベラルーシ、ウクライナの癌年齢分布によく似ている。しかし、福島は全くと言ってよいほど似ていません。 http://t.co/9ukpZqzvby
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cyborg001 @cyborg0012
ここで考察を進めるために、二つの仮説を立てます。仮説1)福島の検査では赤ちゃんに対する検査が杜撰なのではないか?仮説2)いやいや、医科大の発表どおり、低年齢の子どもほど癌発症率と二次検査率は低い傾向にある。まず仮説1を検討してみます。 http://t.co/AepSTwcfA6
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cyborg001 @cyborg0012
福島健康管理検査は、たびたび検査の杜撰さが報道されている。以下13年3月の東京新聞。福島の母親が「エコー検査は数十秒。長くて2~3分。別の所で検査すると子供に異常が見つかる」と証言。福島市の医師は「医科大検査は問題あり」としています。 http://t.co/S0A8XQd0Aa
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cyborg001 @cyborg0012
アワプラの白石さんが取材した二本松市のお母さんは、3才の息子(事故時は1才)のエコー検査は10秒で終わったと証言。やはり、他の診療所で検査して異常が発見された。 http://t.co/8o128m3D46
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cyborg001 @cyborg0012
赤ちゃんの検査10秒で終了という証言は、衝撃的である。検査にはチェルノブイリを調査した長崎大学系の医者も参加している。「小さな子供、とくに1才以下の子は要注意」。この教訓は山下俊一・柴田義貞氏のチェルノ報告書でも強調されていることだ。 http://t.co/6MQJk3Cp0c
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cyborg001 @cyborg0012
山下・柴田報告書では、被曝時年齢5才が「閾値」との記述がある。5才以下では結節があると癌の確率が高い。5才より上の子どもでは結節があっても、癌の確率は相対的に少ない。赤ちゃんには、とりわけ綿密な一次検査が必要だという趣旨だ。 http://t.co/f7b0NHVt8h
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cyborg001 @cyborg0012
以下の図は、同じく山下・柴田報告書からの抜粋。左縦軸はがん罹患率、右縦軸は結節保有率を示し、それぞれの年齢分布を表している。事故時0-1才の子どもは結節の保有は稀だが、結節があれば高確率で悪性である。 http://t.co/OLbFBWGkWR
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cyborg001 @cyborg0012
山下俊一氏らによれば、チェルノブイリでは(事故時)0-1才の結節保有者の4人に1人が悪性。しかし、年齢が上がると悪性の確率は下がり、8-10才では結節保有者の24人に1人が悪性。事故時0-1才の子は格段に「ハイリスク集団」なのである。 http://t.co/DPau3ypmz0
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cyborg001 @cyborg0012
以下図は、山下報告書をもとに、癌・結節比率を0-1才および8-10才のそれぞれで示した図である。長崎大学系の医学者であれば常識に属することであろう。 http://t.co/UQpYE0Sibd
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cyborg001 @cyborg0012
長崎大学系の医学者が参加する福島検査において「赤ちゃんは10秒のエコーで終わり」とは(一部としても)ありえない話だ。意図的にネグレクトし、低年齢層の癌発見率を下げているとさえ疑われる。むろん、傍証にすぎず、仮説としては証明不可能である http://t.co/eyiaPeEYAO
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cyborg001 @cyborg0012
仮説2に移ろう。福島健康管理検査に瑕疵はなく、低年齢の子どもの二次検査率、癌発症数が実際に低いとしよう。この仮説が成立しても、以下に見るように、鈴木氏のように福島の「高年齢」を因果関係否定の論拠にすることはできない。 http://t.co/4eD6cCWsXc
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cyborg001 @cyborg0012
現段階では、たしかに福島はチェルノブイリより高年齢である。しかし、第14回健康管理検査の発表では、以下図が示すように、「福島の低年齢化」の兆候が示唆されており、今後注視が必要である。 http://t.co/d7P9BU9X4U
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cyborg001 @cyborg0012
福島の低年齢化を考える上で、以下論文Pacini et al. 1997が重要。ベラルーシ患者の潜伏期間と事故時年齢の相関性を統計学的に考察したものである。以下図は、0-19才および0-11才の患者の両ファクターの相関性を示している http://t.co/slIEEcEeRB
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cyborg001 @cyborg0012
0-19才の図を見てみよう。縦軸が潜伏期間(月表示)、横軸が事故時の年齢(月表示)である。潜伏期間4年を超えるまで、青年層を含めた全年齢で散発的に癌患者が発生している。10才未満の患者が急増したのが潜伏期間4年後である。 http://t.co/0UsgeQlPvp
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cyborg001 @cyborg0012
ベラルーシでは、事故後すぐの癌患者に年齢的な片寄は存在しない。むしろ青年層の患者は、小さな子供よりも潜伏期間が短いのである。これら事故後4年以内の症例が被曝起因の症例であることは、以下データで示されている。 http://t.co/kxQJsMdYVR
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コメント

彫木🌓環🧷✂️✏️(安倍首相に疲れました) @CordwainersCat 2014年2月15日
まとめを更新しました。 東京GIGOさんのtweetをひとつ追加しました。