中世の武芸について
発端は剣術に関するとある論文から
CiNii 論文 - 戦記文学における剣技の推移についての考察 http://t.co/FAGHqHZ20b #CiNii
2014-02-16 22:11:47これは面白い。物語からの分析だというのを踏まえて考慮する必要はあるけど、三大源流成立前の剣術をイメージする一助になるかなと。 RT @rkscinii CiNii 論文 - 戦記文学における剣技の推移についての考察 http://t.co/M6Exqb1iad … #CiNii
2014-02-16 23:08:44まあ、70年代の論文ですしね。流派成立前の剣技についての研究自体が少ないんで、その辺も踏まえて見ていく感じで。 @Izumi_asato 論文の発表年代からしてしゃーないんですが、かなり解釈が古うございます。
2014-02-16 23:20:26あれはいい本でした喃。同じ作者の「弓矢と刀剣」も良かったし(内容は割と重複してますけど)【騎兵と歩兵の中世史】http://t.co/OWxQIj4reG @Izumi_asato 最近だと、「騎兵と歩兵の中世史」あたりがよくまとまってるかな~と。
2014-02-16 23:23:38@k_hisane 抑えてはるとはさすが。ただ、寺社の兵に関する記述のふるさは結構致命的になるのですよ。武芸者は僧兵に多く、武芸に関しても西方武者が坂東武者より“術”としては上回ってたというのが最近の方向なので。
2014-02-16 23:29:18おお、なるほど。留意しておかねば。 @Izumi_asato ただ、寺社の兵に関する記述のふるさは結構致命的になるのですよ。武芸者は僧兵に多く、武芸に関しても西方武者が坂東武者より“術”としては上回ってたというのが最近の方向なので。
2014-02-16 23:32:34.@k_hisane @Izumi_asato 昭和34年の講座日本風俗史で島田貞一が平安時代の武芸の項目で「太刀打は特に徒歩戦と関係が深く、地域的には近畿以西に発達し、同方面の武士や僧兵の中に上手を出した傾向がある。それは東国における騎射と対照をなしたようである」と書いてますね
2014-02-17 08:08:02以前、島田先生の研究の先進性(というかそれ以降に繋がらなかったこと)についてのお話を伺いましたが、この件も言及しておられたんで砂。そういえば、島田先生の研究も図画を軸にしておられました喃。 @inuchochin 昭和34年の講座日本風俗史で島田貞一が @Izumi_asato
2014-02-17 10:04:49ここから弓術の話題に
@k_hisane @inuchochin それもなのですが、吾妻鑑の記述で、頼朝はじめとした弓の名手が西行に騎射についての講義を受けるという物がありまして、やはり騎射についても、中央の北面武士が技量的に高かったのではん? という疑義がでております。
2014-02-17 10:40:48西行というと、あの西行法師ですか。北面武士の技量が高かったであろうことは理解できますが、坂東武者が教授を乞うたかも、という程とは。@Izumi_asato 吾妻鑑の記述で、頼朝はじめとした弓の名手が西行に騎射についての講義を受けるという物がありまして @inuchochin
2014-02-17 11:23:53【西行-Wikipedia】http://ja.wikipedia.org/wiki/西行
そういやそうですね。為朝の個人的才能と並行に、周囲の技量レベルの高さが絡んで、あの腕前に繋がったという塩梅で砂。 @Izumi_asato そもそも弓の名手鎮西八郎は東国関係ありませんですしおすし
2014-02-17 12:39:27@k_hisane @Izumi_asato @inuchochin たしか儀礼を整備する上で、西行から騎射の「作法」を習いたかったって話でしたね。
2014-02-17 11:28:24ここら辺、解釈が分かれるようで砂。当方もこの年代だとあまり知識がないので判別しづらいところ。むむむ。 @8ka1 たしか儀礼を整備する上で、西行から騎射の「作法」を習いたかったって話でしたね。@Izumi_asato @inuchochin
2014-02-17 12:43:27@8ka1 @k_hisane @inuchochin その解釈は史学の東国派と西国派の我田引水合戦の結果なんでヌルー推奨
2014-02-17 12:29:13@Izumi_asato @8ka1 @k_hisane また島田貞一先生ですが、室町時代前期以前の騎射流派含む武芸にとっては遊芸、礼式、咒も重要な一面だったと言ってます。その説から言えば西行から学んだものは儀礼も含めて当時の武芸ですね。
2014-02-17 12:51:44技についてににせよ、作法についてにせよ、元北面武士で、歌人でもあった西行なら、どちらでも教授できそうですしね。つか、この人、藤原秀郷の子孫なんで砂。@inuchochin その説から言えば西行から学んだものは儀礼も含めて当時の武芸ですね。@Izumi_asato @8ka1
2014-02-17 12:59:07【藤原秀郷-Wikipedia】http://ja.wikipedia.org/wiki/藤原秀郷