麻生太郎と森喜朗の失言はここが違う

麻生太郎と森喜朗の失言はここが違う
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[1]麻生太郎氏と森喜朗氏。2人の「失言」は似ているようで実は対照的。麻生失言の本質は「大人の空間に《悪友=横の信頼関係》の言葉遣いを持ち込むことで生じる場違いな下品さ」、森失言の本質は「大人の空間に《身内=縦の信頼関係》の言葉遣いを持ち込むことで生じる場違いな非礼さ」にある。

2014-02-23 18:49:44
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[2]決定的な違いがある。麻生氏は《話し手》と《聞き手》が《悪友=横の信頼関係》になるように「失言」するのに対し、森氏は《話し手》と《話題》が《身内=縦の信頼関係》であることを誇示するために「失言」する。浅田選手にあれを言ってアッケラカーのカーなのは保護者の気分で喋ってるからだ。

2014-02-23 18:58:18
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[3]麻生失言の起源は、総理の孫で親の代から財閥系、学習院初等科から学習院大学政経学部を経てスタンフォード大学に留学という華麗な経歴の中で育くまれた「周囲の人々に溶け込む為の話法」。遠い日に麻生少年が下品な言葉遣いに込めた最初のメッセージは「俺を御曹子扱いしないでくれよな」。

2014-02-23 19:05:09
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[4]森失言の起源は、町長の子で親の代から体育会系、小学校から警察沙汰になるいじめの常連を経て早稲田大学商学部でラグビー部から弁論部という逞しい経歴の中で育まれた「周囲の人々の上に立つ為の話法」。森少年が非礼な言葉遣いに込めた最初のメッセージは「俺がおまえらのボスだからな」。

2014-02-23 19:12:51
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[5]たとえ麻生氏に共鳴したファンがナチスの手口云々に同調しても森氏に共鳴した五輪組織委役員は「私も負けると分かってましたよ」「あの子大事なときには必ず転びますね」と同調してはならない。その発言が許されるのはボスだけなのだ。孫娘を赤の他人に貶されて喜ぶお爺ちゃんが何処にいようか。

2014-02-25 13:19:31