森元総理の発言が、なぜ不適切か

清水康之／NPO LIFELINK @yasushimizu

「自分らしいスケートができたので、これまで支えてくれた人たちに恩返しができたと思う」。スケートのことがまったく分からない私も心が震えた。こいつを一発殴ってやりたい。『森元首相、真央に「あの子、大事なときには必ず転ぶ」／フィギュア』 http://t.co/yzjaZWvRes

清水康之／NPO LIFELINK @yasushimizu

あの４分間のために、これまで浅田選手がどれだけ身を削ってきたか。ああした状況でも最後は誰にも頼ることができず、独りでスケートリンクに立つとプレッシャーがどれ程のものか。森元総理の発言には、そうした浅田選手への敬意が全く感じられない。 http://t.co/jmecnbrREY

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森元総理「あの子、大事なときには必ず転ぶんですよね」が失礼というだけでなく「ものすごくかわいそうな話」「恥かかせることなかった」といった発言も東京五輪組織委員会会長の発言として極めて不適切。これは浅田選手を慮っているのではなく、子ども扱いしているだけだ。あまりにも選手をなめてる。

清水康之／NPO LIFELINK @yasushimizu

あるおじさんが飲み屋でこれを呟いた、というのなら分かる。でも東京五輪組織委員会会長が公の場で発言するには、あまりにもスポーツ選手への敬意を欠いている。特に「団体戦負けるとわかってる、団体戦に何も浅田さんを出して、恥かかせることなかった」という、これ。おいおい、待ってくれよ。

清水康之／NPO LIFELINK @yasushimizu

団体戦に出場してるのは「真央ちゃん」だけではない。私たちが名前を聞いたこともない選手だって日本代表として大勢五輪に出てる。しかも、そうした選手の一人ひとりに、私たちの想像を絶する苦労や努力があったはずだ。もちろん選手を支えた人たちだっていたはずだ。森元総理の発言は、そうした

清水康之／NPO LIFELINK @yasushimizu

「一人ひとりの小さな物語」への配慮がまったく感じられない。光の当たらない選手たちへの敬意がない。あんな軽い気持ちでいるのなら、組織委員会会長を辞めるべきだ。五輪も、政治も、なんというかだな。まったく。。。 http://t.co/kjAEOQUNh4

NHKニュース @nhk_news

浅田真央 自分の演技目指した４年間 http://t.co/eRQPcSi27g #nhk_news

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「若いんだから、もっと（現役を）続けたらいい」か。他人事だな。若いからこそ、もっと「普通のこと」も経験したいんじゃないのか。闘ってきた本人の決断を私は応援したい。『そんなこと言ったかなあ…“真央罵倒”森元首相の一問一答（日刊ゲンダイ』 http://t.co/SQ83ryvnq6

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森元総理「日本は選手に過剰な重圧をかけすぎ。今大会でメダルを取った日本選手は普段、海外でプレーしている人が多い…海外に飛び立ってプレッシャーから逃れるのも手だ」。これだって東京五輪組織委員会会長の発言として不適切極まりない。 http://t.co/SQ83ryeko6

清水康之／NPO LIFELINK @yasushimizu

選手が自らの力を存分に発揮できるようにするための環境を日本でも作るということが、組織委員会として尽力すべきことなのではないのか。メダルをとるために海外に出なければならない状況を、会長として一体どう考えているのか。本当にそんな状況であるならば、どんな面して日本で五輪を開催するのか。

清水康之／NPO LIFELINK @yasushimizu

様々な選択を自由にできる強者の論理で、あらゆる物事を上から目線で見ることができたら、どんなに世界が分かりやすく映るだろうか。「べき論」を語っていれば問題が解決するのだと高をくくれたら、どんなに世界が単純に映るだろうか。私は断固として、そんな「視点」「立ち位置」を拒み続けてやる。

清水康之／NPO LIFELINK @yasushimizu

と、威勢のいいことを言いつつ、知らず知らずの内にミイラ取りがミイラになっているということもよくわるわけで、私自身も人間的に強い方ではないのでそうなってしまうリスクが常に目前に控えているわけで。苦笑。ということで、「踏ん張る自分」と「それを俯瞰して見る自分」の両方を大切にしよっと。