国家主義という心理的構造の特徴。そのナルシズムと構造欠陥。

D MITO AUTHOR D みと　作家 @DirectMito

国家主義という心理的構造の特徴。そのナルシズムと構造欠陥。　#哲学　#政治　#新聞　#ニュース　#narou

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1 他者からの承認欲求の自動化 国家主義はこのような思考を行う。 自分は国家を愛している。 そして同じ国家に所属するもの同士は助け合い愛し合うべきである。 その為に自分は数多くの忍耐をしている。 #哲学　#政治　#新聞　#ニュース　#narou

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同じ国民同士は助け合うべきだから、同じ国民の他人もそうすべきだ。 だから他者も犠牲をもつべきである。 だから暴力で強制する権利が自分は持っている。 同じ国民は助け合うべきなのに、彼らはそうしないからだ。 #哲学　#政治　#新聞　#ニュース　#narou

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とこういった相互保障論の強制化を求める構造である。 これは、自己の承認欲求を、同じ国民だから、という、自己の能力値は問われないで済む形で楽に完全自動化しようという試みである。 #哲学　#政治　#新聞　#ニュース　#narou

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2 代名詞範囲としての国家と、事実としての実数としての国民数の集まりとしての集団範囲との意味の取り違え構造。 #哲学　#政治　#新聞　#ニュース　#narou

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国家とは本来、集団をあらわす代名詞であり、例えば1億人の人がいる国家なら、その人間性は1億通りありばらばらであり別々である。 #哲学　#政治　#新聞　#ニュース　#narou

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国家はひとつのものであるというのは、あくまでもイメージであるに過ぎない。 そしてイメージは脳の生み出す想定範囲であり、個人の思考限界範囲に留まるものであるから事実範囲としての人々の集団としての国家とは、常に範囲的な違いがある。　#哲学　#政治　#新聞　#ニュース　#narou

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個人の思い込みは事実の全てに対し、常に限定的でしかない。 個人の取得する知識と経験量が限界がある以上、国家という名称範囲の全ての一部分しか、個人はその国家についてイメージできない。 #哲学　#政治　#新聞　#ニュース　#narou

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ところが国家主義者は、事実としての実数範囲とイメージとしての国家、これらをひとつのものだという勘違いの思い込みをしてしまう。 　#哲学　#政治　#新聞　#ニュース　#narou

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そして1つの意思、1つの印象想定範囲であるはずの国家がそれぞれの人が別の考え方を持っていることが許せないと考え始めてしまう。 #哲学　#政治　#新聞　#ニュース　#narou

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つまり、代名詞でしかないはずの国家という名称範囲が、それぞれ別々の人々の集まりであるのに、その人々とは、まるで別の、代名詞範囲の、ある国家、という、人々とはまるで別の特別な存在として国家が存在している、といった勘違いをする。　#哲学　#政治　#新聞　#ニュース　#narou

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頭の中で代名詞範囲としての国家を特別視し、その実数としての人々とは意味の違う特別な何かとして代名詞的国家という存在があるという思い込みとしての国家像。 を頭の中で作り出してしまい、事実としての #哲学　#政治　#新聞　#ニュース　#narou

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それぞれ別々の人々の集まりとしての、名称範囲としての国家 と混同してしまう。 つまり、国家主義者の思い込みとしての 国家 と #哲学　#政治　#新聞　#ニュース　#narou

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事実としての 別々の人々の集まりとしての国家 を混同してしまう。 #哲学　#政治　#新聞　#ニュース　#narou

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そして、イメージした国家=すばらしいもの=その構成員および一員の自分=すばらしい国家の所属者である自分もすばらしい。 というナルシズムを構築する。 ところが、このナルシズムとしての国家像は #哲学　#政治　#新聞　#ニュース　#narou

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ところが、このナルシズムとしての国家像は 想定した自分の頭の中にある国家像=個人の知識内から想定された国家=限定された事実範囲としての国家範囲=事実すべての国家ではなく、あくまでも国家の全ての一部から割り出した限定的個人知識範 #哲学　#政治　#新聞　#ニュース　#narou

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囲から割り出されたに過ぎない想定としてのイメージとしての国家=事実範囲としての国家と、自己イメージとしての国家像を、混同して考えるという誤謬と錯覚。 を起こしている。 #哲学　#政治　#新聞　#ニュース　#narou

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個人が国家内に怒っている全てのことを知っていることは能力上不可能であり、常に個人が考える国家像は国家全体そして世界全体で起こっている事実範囲の一部のみに過ぎない。しかし、この一部の個人 #哲学　#政治　#新聞　#ニュース　#narou

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思考範囲としての国家像と、世界全体の範囲国と国家全体の事実範囲とを混同して考えてしまう。 そして何よりこの イメージ範囲と事実範囲の混同 に自覚的でないため 自分の理想とする国家像に適さない他人 を #哲学　#政治　#新聞　#ニュース　#narou

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お前は国家にふさわしくない=自己のイメージとして適さない同じ国民や他国民を許せない=なぜならそれは自分の理想とする国家像とそこからの自己へのナルシズムとプライドの否定=ふさわしくない同じ国 #哲学　#政治　#新聞　#ニュース　#narou

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民や他国民、また国家の事実としての政策的失敗を認めたくないという防衛反応としての攻撃性=非国民呼ばわり=攻撃する=暴力的になる。 という複雑な過程を経ているのである。 つまり国家主義の心理構造とはナルシズムなのである。 #哲学　#政治　#新聞　#ニュース　#narou

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そしてナルシストであるがために、その否定をする事実確認を否定したがるのである。ナルシズムの否定に耐えられないのだ。 #哲学　#政治　#新聞　#ニュース　#narou

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ある国家が政策的失敗をしたとする。=大半の人にとっては赤の他人の政治家の失敗であり自分には関係ないと思う=ところが国家主義者は、他人の失敗であっても、特に政治的失敗は国家の失敗であり、代　#哲学　#政治　#新聞　#ニュース　#narou

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名詞としてのイメージ範囲の国家像に傷がつく=その所属員の自分の自己像とそのブライドとナルシズムにも傷がつくしたがってそれを防衛するためには戦争をしてでも失敗を取り返す、そのような政治的失敗は存在しない、という歴史修正主義に陥る。 #哲学　#政治　#新聞　#ニュース　#narou

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という過程を生む。 大半の人にとっては国家の失敗であっても、他人の失敗と心理的に割り切れるのだが、国家主義は、国家という代名詞イメージ構造と自己の自己像とそのプライドとナルシズムを一致させて考える癖がついているので #哲学　#政治　#新聞　#ニュース　#narou