リリカルなのは1期第11話の空戦について

Reffi @tomo1109_Reffi

個人的には、なのはは人気出始める前の一期が一番面白いと思う。特に１１話の空中戦の描写が凄い。

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主人公のほうが魔力容量が大きいのを生かして誘導弾を連打し、飽和攻撃。 対するライバルキャラは近接特化型なので近接攻撃で誘導弾を打ち落とし、自分の有利な間合いで戦うべく、間合いを詰める。

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これ、多分気づいてる人少ないと思うんだけど、実はライバル側が誘導弾を1発撃ち漏らしているのってちゃんと意味がある。主人公が1回目の誘導弾は4発しか撃っていないのに対して、2回目の誘導弾は5発撃っている。

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元々魔法戦闘の経験が浅かった主人公は自分が特訓によって5発の誘導弾を同時にコントロールできるようになっているということをあえてここまで伏せている。この為、ライバルは5発目が来ることを当初想定しておらず、誘導弾を１発撃ち漏らしている。

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次に主人公が突っ込んできたライバルの攻撃を防御するんだけど、これはインテリジェントデバイス(魔法の杖)に搭載された人口知能による自動発動魔法。主人公本人は先程撃った誘導弾のコントロールを行っていて、背後からの攻撃を仕掛けている。

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しかもそれすらも注意を引く為のデコイで、ライバルが後ろを向いた瞬間に主人公は急速上昇してライバルの視界から消え、直上から体当たりを仕掛ける。ライバル側は長距離砲撃特化型の相手が近接攻撃を仕掛けてくるとは思っていない為、これは奇襲になっている。

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自分が一番凄い描写だと思ったのは、ここまで主人公が常にライバルの下方に位置していること。その為、ライバルは主人公の姿を見失ったときに反射的に下を確認している。

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空中での戦闘は上を取ったほうが明らかに有利なのに、主人公があえてずっと下に位置していたのは、ライバルに対してこの意識付けを行う為だったりする。こういう描写が全く何の説明もなしにほんの１０数秒で展開される。はじめて友人に見せられたときは何だこのアニメと思った。