- rosalie0313
- 10914
- 2
- 0
- 1
ソチ五輪の高橋選手のFSを見て大興奮!のカケラ。
しかし今大会で一番心に残ったのは断トツで高橋だった。 アレはなんというか。 本当に美しくてこの世の者とは思えなかった。 採点競技で普通あんな顔出来ないよ。 高橋だったけど高橋じゃなかった。 凄いものを見てしまったなぁ...。
2014-02-15 04:34:02まだ高橋の演技が脳に貼り付いてる。 いやだって...人間じゃない人見たらさ...神とか天使とか見たらビックリしてボーッとなるじゃん? そんな感覚だよ。こんなのバンクーバーの真央以来の感覚だよ...。
2014-02-15 04:55:38高橋の演技を見たら色々考えさせられた。 フィギュアスケートとは何か? 何故選手は続けるのか。何故ファンは見続けるのか。 フィギュアスケートで何を得たのか。何を伝えたいのか。 その答えを垣間見せてもらった気がする。 そして気が弱く心優しい高橋が出してくれた答えが嬉しくて堪らない。
2014-02-15 09:20:08高橋のフィギュアスケートに対する答え。 五輪3回目で出た答え。 フィギュアスケートは楽しい。 フィギュアスケートを滑れて嬉しい。 皆に会えて嬉しい。 フィギュアスケートは辛かった。 苦しかった。 ありがとう。 僕は幸せだ。 そう私は勝手に受け取ったよ。あのFS 。
2014-02-15 09:24:18なんていうか、あのFSの高橋の顔はね、あまり人には出来ない顔だよ。いっそ神々しい。なんだろう。勝ち負けとは次元の違う存在というか。そんな事を言うのも憚られるような。全てを受け入れ赦し、愛と感謝を囁いてたあの人は誰だったんだろう。いや高橋なんだけどね。なんか神様見た気分だよ。
2014-02-15 09:46:57興奮して一睡も出来ない。 日本初の男子金メダルより、高橋の人間だけど人間じゃない演技に興奮して。 本当にあれなんだ。考察しようにも再び見る勇気がない。 号泣して考察どころじゃなくなる。
2014-02-15 11:03:38なんかさ「競技としての」「スポーツとしての」フィギュアスケートでは頂点に立てなかった高橋だけど、 「芸術としての」「本質としての」フィギュアスケートでは頂点に立ったんじゃないかな。 あれは本当にフィギュアスケートだった。 私達の愛したフィギュアスケートだった。
2014-02-15 12:35:58何故私はこんなにも興奮したのか。あの瞬間何を見たのか。
どうしても伝えたく、感想と考察を行った。
【ソチ五輪のFSビートルズメドレーの感想と考察】 1.私は高橋大輔選手のファンだ。だからこの感想はファンのフィルターがかかったものだと思う。そう指摘されても仕方ない。だが、それでも、あの瞬間見た光景は、あまりにも凄まじい光景だった。あれは間違いなく高橋の集大成であり最高傑作だ。
2014-02-16 22:43:502.SPの時から妙にすっきりした、悟ったような高橋の表情に驚いた。勝敗をかけたアスリートのギラつきはなかった。しかし、諦めの表情とは違う。FSの最初の表情もそうだ。「今出来る精一杯の事をしよう。そして楽しもう。」そういう表情だった。始まった瞬間、間違いなく高橋は勝ちに来ていた。
2014-02-16 22:43:553.事実高橋は4回転を跳び、2回目はルッツに変えた。高橋はアスリートだった。始まった瞬間、私は涙が溢れた。なんて嬉びに溢れた表情なんだ。あの高橋が五輪を楽しんでる。その事実だけで胸がいっぱいになった。今までの高橋の競技人生がyesterdayに乗って走馬灯のように駆け抜けていく。
2014-02-16 22:44:034.Come Togetherに乗って高橋のステップが始まる。美しい所作、まるで高橋から音がなっているかのような音との調和。高橋は相変わらす楽しんでいる。メダルのかかった、この五輪を楽しんでいる。涙はまだ止まらない。Friends and Loversに曲が替わり、彼に光が注ぐ。
2014-02-16 22:44:095.3Aを失敗してしまう。メダルは難しくなった。しかし転倒はしていない。作品は壊れていない。ジャンプは続く。この時から、高橋の表情がどんどん変わっていったように私には見えた。In My Lifeに変わった後、それは決定的になった。それは何かに気付いたような表情だった。
2014-02-16 22:44:156.「ああ、そうか。そうだったんだ。」そんな表情だった。「ジャンプが出来ない自分が今出来る事。伝えられる事。自分はこのために今まで。」ChSq前のスピン。今までの哀しみ、辛かった事、喜びと幸福。全てが高橋に集まり、昇華していく。凄まじい螺旋の力が高橋を取り巻く。私にはそう見えた。
2014-02-16 22:44:227.私にはこのスピンが終わった後、待ち受けているものが分かった。それは真っ白で綺麗で無欲な世界だ。その世界に行って欲しかった。なんの迷いもなく、その世界へ辿り着いて欲しかった。見せて欲しかった。真夜中にも関わらず、涙を流しながら私は力の限り叫んだ。「行けー!高橋ー!」
2014-02-16 22:44:278.The Long and Winding RoadのChSq。そこに広がった世界は、愛に溢れ温かで、真っ白で曇り一つ無い、綺麗で美しい、私達の愛したフィギュアスケートの世界だった。採点も順位もメダルも無い、全てが祝福された、純粋無垢なフィギュアスケートの世界だった。
2014-02-16 22:44:339.全日本の時は、離別を伴う愛と感謝のChSqだった。だがこれは。高橋は無垢で純粋な、喜びに満ち溢れた表情をしていた。決して平坦では無かった彼の競技人生。遂に彼は辿り着いたのだ。 ずっと追い求めていた世界に。あまりにも純粋で無欲なフィギュアスケートの世界に。私達の愛した世界に。
2014-02-16 22:44:4110.終わった瞬間、私は泣き崩れた。おめでとう。貴方は遂に、本当の意味でのフィギュアスケーターになった。点数では表せない。評価出来る項目が無い。それでも良い。彼はメダルよりも素晴らしい物を手にいれた。あまりにも衝撃的だった。事実、私はうっかりチャンが最終滑走と勘違いしてた程だ。
2014-02-16 22:44:4911.あの演技を、五輪の、それもメダルのかかった舞台で出来たというのが驚異なのだ。ある意味、あれは競技フィギュアのアンチテーゼなのだ。そして高橋は恐らく、無意識にこの演技をしたのだろう。赤ん坊は無垢を表情しようと思い笑顔を作る訳ではない。高橋も同じだ。それが大変恐ろしい。
2014-02-16 22:44:5512.皮肉なのは、もし高橋が脚の調子が良かったら、あの世界には辿り着けなかったという事だ。ジャンプという翼をもがれたからこそ、欲の無い、辿り着いた純粋無垢な世界だったのだ。なんと神は残酷なのだろう。しかし終わった後の、高橋の嬉しそうな表情が、全てを物語っていたと思う。
2014-02-16 22:45:0013.ありがとう、高橋大輔。素晴らしい世界に私達を共にしてくれて。羽生選手の金メダルも嬉しかったが、もっと素晴らしい物を見れて私は興奮している。フィギュアが何故曲をかけて振付るのか。ジャンプだけの競技ではないのか。その答えを見せてくれた。ジュベール選手もアボット選手もだ。
2014-02-16 22:45:0414.ジュベールは気高く誇りに満ちたフィギュアスケートの世界に。アボットは諦めない心の果てにあった温かなフィギュアスケートの世界に。私達を連れていってくれた。私はこの3人に心の中でメダルをかけた。トマシュとケヴィンも本当に素晴らしかった。ソチ五輪。私は一生忘れない。ありがとう。
2014-02-16 22:45:07それでも語り足りなかった!
という訳で余談というか追加。