■第十三営業部担当死刑執行役員つっちー氏のみずほBKのシステム統合遅延に関する見解

第十三営業部担当死刑執行役員つっちー (@tsuchie88)氏の見解を自分の勉強用にまとめました。
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(๑╹◡╹๑) @tsuchie88

プギャー RT @nikkei: みずほ銀、システム統合1年延期 開発費膨らむ http://t.co/8IMf2iprFm

2014-02-27 11:44:25
(๑╹◡╹๑) @tsuchie88

次期システム、桜田ファミリアと名付けた方がいいんではないか

2014-02-27 12:16:19
(๑╹◡╹๑) @tsuchie88

しかし、次期シスの話、ずいぶんと前から間に合うわけない、って言われてたのに、この時期になってリスケとか、根本的にIRのプロジェクト管理能力の欠如を示したものじゃないだろうか? まったく、傘下してるベンダーはお気の毒である

2014-02-27 17:49:22
(๑╹◡╹๑) @tsuchie88

日経の記事では「システム統合」とあるが、前から述べているように、次期シスとは旧BKの勘定系システムSTEPSと、CBの勘定系C-Baseを片寄せ統合するような一般的な統合ではなく、STEPSともC-Baseとも異なる別のシステムを新たに開発した上で統合するというリスクが高い計画

2014-02-27 17:53:41
(๑╹◡╹๑) @tsuchie88

基本的には、STEPSとC-Baseに加えて、銀行に統合が予定されている信託のシステムを加えた三つのシステムを一つのシステム基盤に統合するという計画で、このような統合計画は、メガバンクと呼ばれる規模の銀行で考えても国内では例がほとんどない

2014-02-27 17:56:22
(๑╹◡╹๑) @tsuchie88

強いて例を挙げるとすると、東京三菱銀行の国際系システム「新海外」の統合の場合は、まったく新しいシステムを構築している。とはいえ、統合過程は一旦三菱の国際系システムを、東京銀行のシステムに統合してから、刷新を経ているので、統合と再構築を同時に行っているわけではない

2014-02-27 18:02:32
(๑╹◡╹๑) @tsuchie88

もうひとつが、UFJ銀行のシステム統合で、元々は三和のシステムをベースに統合しているが、ほとんど作り直しに近いほど画期的な新技術を投入して、銀行の合併と同時に統合システムを稼動させている。が、やはり旧三和・東海のシステム系の優秀さや、日立の全社体制に近い支援があってこその話

2014-02-27 18:04:33
(๑╹◡╹๑) @tsuchie88

では、次期シスがどういう点がハードルが高いのか、というと大きく分けて三つある(これは次期シスの優位性でもあるが)。一つは、完全な旧システムの刷新である。元々、STEPSは88年に稼動した老朽化システムであり、稼動当時でさえ、70年代の第二次オンラインシステムの改良程度だった

2014-02-27 18:06:59
(๑╹◡╹๑) @tsuchie88

相対的に古いシステムを、継ぎ足して無理やり維持してきたというのが実態だが、一方のC-Baseも元々は長信銀で大量の銀行トランザクションには向いていなかった興銀のITISをベースに作られた。両者の後進性は、大手銀行では当たり前の、システム間連携ハブがない点が際立っている

2014-02-27 18:08:59
(๑╹◡╹๑) @tsuchie88

C-baseには00年代半ばに、ハブが追加されて各システム間の連携が容易になったが、大量の顧客からのATM取引や振替処理を抱えるSTEPSにハブがないというのは、膨大な経費を垂れ流しているに等しい。

2014-02-27 18:10:55
(๑╹◡╹๑) @tsuchie88

また、システム運用上も、バッチ運行システムが欠如していて、ABENDしたバッチのリカバリに失敗すると、手でバッチを動かさないと開局処理もまともにできない、といった運用上の問題もある。これが2011年3月のシステム障害の要因となった

2014-02-27 18:12:25
(๑╹◡╹๑) @tsuchie88

このように、およそ先進国の主要銀行とは思えないほど退廃的なシステムをベースに、CBとBKの合併後の統合システムを作るくらいなら、いっそ統合と同時に作り直したほうがいい、と考えるのも経営側から見れば無理もない。ただ、実際できるかどうかは別の話になる

2014-02-27 18:15:57
(๑╹◡╹๑) @tsuchie88

二つ目の新しい点として、システム開発とハードウェア調達を分離した点である。STEPSは、富士通製大型メインフレームで、C-Baseは日立製大型メインフレームで、TBのシステムはIBMの大型メインフレームで稼動していて、ハード納入を行っているベンダーが、システム開発の主要パートナー

2014-02-27 18:18:21
(๑╹◡╹๑) @tsuchie88

こういった、ハードウェア納入業者がソフトウェア開発も請け負う、というのはメインフレーム時代のシステム開発では一般的な手法なのだが、ハードとソフト両面で人質に取られて、システムを使い続けるうちは、巨額の保守コストを支払うという形になる

2014-02-27 18:20:09
(๑╹◡╹๑) @tsuchie88

何しろ、メインフレームというのは、単体では販売されていない代物で、基本的にレンタルに近い販売方法を取る。ハードを使うだけで、月額いくらという基本料金があって、そこにさらにCPU使用率に応じてCPU料金、OS料金、ミドルウェア使用料金と、ワークロードに応じて課金される

2014-02-27 18:25:38
(๑╹◡╹๑) @tsuchie88

なので、どうしてもハードの納入ベンダーとソフトの開発ベンダーが同一だと、システム丸ごとのコストがかかりやすいという側面が一面ではある。まぁ逆に言えば、そういった体制でもベンダー間の競争があれば、コストを削減しやすいのだけど

2014-02-27 18:27:09
(๑╹◡╹๑) @tsuchie88

次期システムでは、特定のベンダーをプライマリとせず、システムの機能ごとにソフト納入ベンダーと、ハード納入ベンダーを入札で競わせて、別々に納入させるマルチベンダー体制をとった。これもあまり例がなく、SMBCのシステム統合のときくらいしかない

2014-02-27 18:28:27
(๑╹◡╹๑) @tsuchie88

具体的に言えば、流動預金系のシステム構築は富士通が担当し、ハードと基盤納入はIBMが担当する。ハードはIBMのSysmtem/Zで、基盤システムはIBMのSAIL/IMSを使う。融資系と外為系システム担当は日立で、ハード納入は日立が行う。システムはAIXとLinuxを使う

2014-02-27 18:34:09
(๑╹◡╹๑) @tsuchie88

信託系のシステムはIBMが担当し、ハードは日立が担当する。こちらもAIXとLinuxを使う。定期預金と営業系は富士通が開発を担当し、営業系のハード納入は富士通が、全銀接続はデータが開発を行うが、サーバ側は日立が担当する。こちらもAIXとLinux

2014-02-27 18:36:03
(๑╹◡╹๑) @tsuchie88

言ってみれば、アプリケーション担当は現在のSTEPSとC-base、TBシステムを担当する富士通、日立、IBMがそのまま担当する。現行のシステムを移植するのだから、入札したとしてもこういう担当区分になるのは当然といえばそうだ。一方でハードは現行システムとは別のシステム基盤になる

2014-02-27 18:37:27
(๑╹◡╹๑) @tsuchie88

ハード納入はマルチベンダーというよりも、納入は日立が圧倒的に抑えている印象がある。日立はIBMのAIXサーバを自社で作ってるので、IBMを外して金額的にはでかいところを抑えてる印象がある。一方で、流動預金系のハードと基盤納入はIBMが抑えている。ハブに相当するシステムで最も重要

2014-02-27 18:40:58
(๑╹◡╹๑) @tsuchie88

SAILは、IBMメインフレーム上でしか動かないミドルウェアではあるが、金融トランザクションシステムでは世界標準のシステムで、定評の高いシステムである。これに、各システムとの連携を行うハブシステムにはおそらくWebsphia MQが使われるだろう。こちらも標準的なソフト

2014-02-27 18:42:52
(๑╹◡╹๑) @tsuchie88

ハブと基盤を抑えているというのは、ベンダーとして優位に立てる。何しろ、他社が開発したシステムのインターフェースが全部ハブに集まるので、ハブを握っていれば他社のシステムの状況がわかる。だから、大規模基幹システムでは、ハブを握っているベンダーが営業上マルチベンダーのとき強い

2014-02-27 18:44:22
(๑╹◡╹๑) @tsuchie88

一方で、流動預金、定期預金といった基本的な商品・アプリケーションは富士通が握る。すべてのシステムが、流動預金になんらかの連携を必要とするので、ここを握っている富士通もまた圧倒的な優位性を持つ

2014-02-27 18:45:29
(๑╹◡╹๑) @tsuchie88

いいかえると、重要なところを三社がそれぞれ握っているわけで、この三社をうまく統率する、開発元(IR)のプロジェクトマネジメントが少しでも狂うと、全体が崩壊してしまう。まぁ最初から狂いっぱなしだったんじゃないか、と思ったりするのだが

2014-02-27 18:46:36
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