- iamdreamers
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海外で盗まれたiPhoneが不正使用されて高額の請求が来てしまったというまとめが話題になっている。状況からはiPhoneと言うか、中のSIMカードを抜かれて使われたように思える。それに関連して思い付くことをいくつか。 http://t.co/qQUf5Wxahd
2014-02-27 12:44:27日本の携帯電話でSIMカードが使われるようになったのは3Gになってからで、2G(PDC)では端末のROMに契約情報を書き込む方式だった。SIMカード方式では、SIMを入れ換えれば別の端末でも自分の回線として同じように使う事ができる。
2014-02-27 12:45:19日本(と韓国)以外のほとんどの国では、2Gの頃からSIMカード方式だった。GSMと呼ばれるこの通信方式は今でも先進国を含む世界中で使われている。日本で販売されている国際ローミング対応の携帯電話も、多くはGSMにも対応している。
2014-02-27 12:46:12日本で契約した3GやLTEを使うSIMも、国際ローミングに対応していれば海外で現地の安いGSM端末に挿せばそのまま使う事ができる。iPhoneのSIMはマイクロSIMやナノSIMといった小さいサイズだが、アダプタを使えば大きいサイズにできる。まあ、マイクロSDカードとかと同様だ。
2014-02-27 12:48:11日本に比べると海外ではたいてい盗難も多いのだけど、携帯電話も例外ではない。GSM以降では盗んだ端末に自分のSIMを入れて使えば足が付くこともないので端末目的の盗難も多い。それとは別にSIMカードを目的とした盗難もあって、被害は実はこちらの方が大きい。
2014-02-27 12:50:22色々な手口があって詳しくは知らないが、特殊な国際電話サービスを使ったりするらしい。同一国内の通話は契約している(あるいはローミングしている)事業者を使うしかないが、国際電話やIP電話は事業者をその都度選択できる場合が多い。
2014-02-27 12:52:18国内通話と違って、国際電話やIP電話は料金も様々で基本的に事業者が自由に設定できる。国によっては規制が緩い、あるいは事実上ないような場合もあるだろう。最初から犯罪目的で、極端に高い料金を設定することも可能かもしれない。
2014-02-27 12:53:17携帯電話を盗まれて、盗んだ人が遠方の友人と長電話するくらいなら(相手が船舶電話とかでない限り)被害の額もたかが知れているが、犯罪目的のサービスを使われたらすぐに利用停止の手続きをしても僅かな時間でも多額の請求が発生してしまうかも知れない。
2014-02-27 12:55:17*
まとめのコメントにも書いたけど、SIMの不正使用を防ぐにはSIMにPINコードという4桁のパスコードを設定しておくのが有効だ。PINコードは何度か続けて間違えるとロックされるので、一度SIMを抜いたり、電話の電源を切ればコードを知らない人が使うのはまず無理だ。
2014-02-27 12:56:40電源が入ったままの状態で盗まれてそのまま使われればPINコードは役に立たないので、端末側もパスコードなどで保護しておく必要がある。逆に端末側だけ強固に守っていても、PINコードを設定していなければSIMを抜かれたら使われ放題になってしまう。両方設定しておけば安心だ。
2014-02-27 12:57:24*
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色々リスクはあるけど、普段使っている携帯電話がそのまま海外でもローミングで使えるんだから、いい時代になったものだと思う。
2014-02-27 12:57:55