伊東乾先生itokensteinの「実際に戦地に兵卒として赴いた人間は、たいがい言葉少なに、しかし明確に「二度と戦争は御免」とはき捨てるように言ったものだ。」

第二次大戦後ドイツ連邦共和国軍は徹底して第三帝国と関係を絶ち、すでに70年近い歳月が流れている。一方で日本の自衛隊は靖国神社という旧陸海軍省管轄だった国家神道神殿を媒介に見えないメンタリティで帝国陸海軍とつながっている。米国は日本の軍事協力を期待するがそういう軍隊は望んでいない。 by 伊東乾
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Ken ITO 伊東 乾 @itokenstein

Ph.D Prof. Komponist-Dirigent / Raummusik Kollegium Berlin. Habe viele Interesse an der Wissenschaft und am Mitleben dadurch.

伊東 乾(いとう けん)ITO, Ken
東京大学大学院 情報学環・学際情報学府
准教授 学環所属(基幹・流動教員)
http://www.iii.u-tokyo.ac.jp/professor.php?id=379

伊東 乾(いとう けん、1965年1月27日)は日本の作曲家、指揮者、作家。東京都中野区生まれ。
http://ja.wikipedia.org/wiki/伊東乾_(作曲家)
 
 

kyoro 勝手に原発うごかすな、ボケ! @kyoro12

行くな、行ってはならぬ、地獄だぞ!by元予科練 RT @yuima21c: 『元特攻隊予備兵が読んだ『永遠のゼロ』(百田尚樹著) これは安倍首相の論理と同じ』 http://t.co/bo0M4srT3v http://t.co/eCm07rwvvu

2014-02-27 14:54:33
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Ken ITO 伊東 乾 @itokenstein

今 匿名ネット右翼子の「】←戦闘で軍人が敵国の艦艇を攻撃破壊し同時に敵兵を殺傷することが、なにか『とてつもない非道徳な悪』だと看做している」という表現を見た。そういう出撃命令はとてつもなく非道徳であるのは、立案し自刃した大西自身「統率の外道」という通り、司令官自身が認める所だろう

2014-02-27 19:51:32
Ken ITO 伊東 乾 @itokenstein

死んだ父も含め、実際に戦地に兵卒として赴いた人間は、たいがい言葉少なに、しかし明確に「二度と戦争は御免」とはき捨てるように言ったものだ。職業軍人や戦後世代とくに好戦的な制服など、関連して発言する安易な内容には思わず憤りと危惧感を覚える。こんな発言を許すからネオナチ視されてしまった

2014-02-27 19:56:14
Ken ITO 伊東 乾 @itokenstein

第二次大戦後ドイツ連邦共和国軍は徹底して第三帝国と関係を絶ち、すでに70年近い歳月が流れている。一方で日本の自衛隊は靖国神社という旧陸海軍省管轄だった国家神道神殿を媒介に見えないメンタリティで帝国陸海軍とつながっている。米国は日本の軍事協力を期待するがそういう軍隊は望んでいない。

2014-02-27 20:03:52
Ken ITO 伊東 乾 @itokenstein

ケリー、ヘーゲルと大たてもの二人して昨年秋に来日し、千鳥ヶ淵に顕花し、国立慰霊施設などへの言及があったことを、こうした経緯と考え合わせれば、おのずと見えることがあるだろう。大本は日本も米国も1945年時点である種の問題を棚上げにして以後、69年を過ごしてきたツケが今回ってきている

2014-02-27 20:06:26
Ken ITO 伊東 乾 @itokenstein

.@sawadamasayasu 1月に元の記事で読みましたが、フィリピン・アキノ大統領の反応「もうたくさんだと中国に言うべき」は大事です。この点、フィリピンは国際世論を追い風に戦争未然防止の声が上げられます。残念ながら日本は対照的に非常に孤立、各国はこれを言っているものです

2014-02-27 20:14:46
Ken ITO 伊東 乾 @itokenstein

日本が未来永劫軍を持たずに済むかどうかは定かでない。むしろ強力な軍備をもって永世中立国を宣言するという選択肢があるかもしれない。しかし「兵隊となんとかは殴れば殴るほど良くなる」といった習慣に始まり、国家神道のメンタリティまで戦前の日本軍そのままの軍の復活を世界も(私も)望まない。

2014-02-27 20:22:41
Ken ITO 伊東 乾 @itokenstein

冷戦後の「米国の平和」はすでに終わり、よしあしと別にアメリカは日本に安全保障上の独立とサポートを期待している。東アジアの秩序維持を真剣に考えるなら米韓日三国のフォースは緊密連携の要。米国が朴大統領に靖国参拝しないと思うと伝え、日本に国立慰霊施設の検討はこう見れば子供でも分かる道理

2014-02-27 20:31:08
Ken ITO 伊東 乾 @itokenstein

世界が日本に期待する軍事力は、ドイツ連邦共和国軍のように間違っても「真ナチス」などと誤解される事のないフォースで、第二次世界大戦指導部や靖国神社と繋がった軍隊は望まれていない。だからこそいま「ナチス」が引き合いに出される展開。国連も米国も日本の武力に皇軍思想との決別を求めている。

2014-02-27 20:39:57
Ken ITO 伊東 乾 @itokenstein

米国が日本の憲法についてアレルギー的に見ているのは、もちろん集団的自衛権周りではなく、第二次世界大戦前の皇国・皇軍の復活では韓国とも連携しにくく、凋落しつつある米国/伸張しつつある中国という力関係の中で東アジアに無用の緊張をつくり出すからというのも当たり前以前に本来誰でもわかる話

2014-02-27 20:44:57
Ken ITO 伊東 乾 @itokenstein

国連平和維持活動に日本のSelf-Defence Forceが参加であれば各国は何も言わない。安全保障念頭の憲法改正にあたっては本来、日本の軍事力にかつての皇国史観と決定的な決別宣言が期待されるのはドイツが戦後ナチスに対したのと全く同じ構造があるから。ネオナチ視はこう見るべき問題

2014-02-27 20:48:41
Ken ITO 伊東 乾 @itokenstein

.@samsonod 軍隊さえもてれば何でもいい、なんて国際世論は逆立ちしても絶対にないわけで、憲法のコントロールが利かない軍隊や宗教/イデオロギー原理主義で動く武装勢力は海外のほぼすべての国家が望んでいません。一面、麻生氏の「ナチス」発言は問題の所在を明確にする働きをしました

2014-02-27 22:27:39
Ken ITO 伊東 乾 @itokenstein

私は、もし現在の自衛隊が慣習からメンタルまで旧日本陸海軍の残滓を引きずっているのであれば(例えば国の為に命を落としたら靖国に祀って貰いたいと過半数の自衛官が思っていれば、それ自体を国際社会は国家神道軍=ナチスと同盟した武装勢力とみなすので)このままの国防軍化には到底賛成できない。

2014-02-27 22:32:40
Ken ITO 伊東 乾 @itokenstein

と同時に考えたくないケースだがもしそのような軍化が強行されたら、どう対応すべきかの現実策も絶対に考えておかねばならない。「即時脱原発」だけ連呼して再稼動や廃炉の現実を見ないような事は安全保障でもすべきではない。いくら誤解と言ってもダボス1914年発言で皇軍帰り視は固まりつつあって

2014-02-27 22:36:25
Ken ITO 伊東 乾 @itokenstein

ナイーブな世論は「自衛官や軍人がこれから国の為に死んで靖国に祀ってもらえないのか?」と問うなら大半が同情的ではないだろうか? で、この同情自体1945年以前とまったく同じものとみなされ、ナチスと同盟を結んだ皇国・皇軍復活の企図と判断されてしまう。靖国参拝は「A級戦犯の孫」認識周知

2014-02-27 22:46:59
Ken ITO 伊東 乾 @itokenstein

現在の、とりわけ国内経済政策についてはまずもって能吏の登用に尽きると思う。TPPなどで対米国は十分融和するから国内事情には手や首を突っ込まないで、というのが一部の思惑かもしれないが、皇軍や皇国史観は「国内の自由な思潮」ではなく独:ナチズム 伊:ファシズモと並んで否定された全体主義

2014-02-27 22:54:21
Ken ITO 伊東 乾 @itokenstein

先進国成文憲法で政教分離を明確に謳わないものがどれだけあるか?国家神道を挙げ信教自由という人があるがそれは180度逆の大間違い。戦前は唯一最高の国家神道が強制され臣民は「喜んで」死地に赴く事を強要されました。平泉澄ら草案の高々数年のものでむしろ厳密に禁止するべきだったかもしれない

2014-02-27 23:00:32
Ken ITO 伊東 乾 @itokenstein

人は自分に理解できないものについてはその必然性がわからない。逆にそれが外からよく見えている人にとっては、あまりに当然でわざわざ言及の必要もないことに見える。国内での特攻観と9.11、あるいは皇国史観とファシズム・ナチズムの並行性等、分からない日本人がいるなら教育に責任があるだろう

2014-02-27 23:58:33
Ken ITO 伊東 乾 @itokenstein

良くも悪しくも日本人は素朴なアニミズムを結構引きずって暮らしている。夏場は稲川淳二の企画がお約束どおり商売になったりするくらいに当たり前の生活感情として。そのメンタリティが実は海外からは不気味がられているのが、残念ながらよく分かる。死者を神に祀る発想が極右とごっちゃに理解される。

2014-02-28 00:03:08