結婚と経済格差と家思想

上野千鶴子の記事にコメントした人の感想を読んで思ったことのまとめ
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柳田威生 @takeoyanagida

カップリングというある種の自然現象を地域毎の倫理観がバックアップすることで結婚が成立するわけ。

2014-02-28 08:34:56
柳田威生 @takeoyanagida

家思想に裏打ちされて富むもの、裏打ちされて窮するもの、家思想に裏打ちされていないもの、世間にはこの三種類の人間しか存在しない。

2014-02-28 08:43:53
柳田威生 @takeoyanagida

家というものが企業(文字どおり業を企てる)のエンジンなのだ。家事労働も業であり、どう台所や居室を保とうかと考え、作業し、反省する。これの繰り返しだ。

2014-02-28 08:47:38
柳田威生 @takeoyanagida

もちろん単身者も家を持つことができる。神と契約するわけだ。

2014-02-28 08:49:46
柳田威生 @takeoyanagida

若いうちは神ではなく自ら恃んで生きる。

2014-02-28 08:52:02
柳田威生 @takeoyanagida

若いうちは当人のなかの家思想が据わっていなくても、社会はそれを許す。

2014-02-28 08:53:40
柳田威生 @takeoyanagida

要するに一「家」言というわけ。

2014-02-28 09:18:58
柳田威生 @takeoyanagida

若いのに一家言を持っていたら、料簡が狭いと思われる。

2014-02-28 09:19:55
柳田威生 @takeoyanagida

反対に老人なのに「若いって素晴らしい」を連呼するのは見苦しい。マンの「ベニスに死す」の化粧した老人みたいだ。

2014-02-28 09:22:25
柳田威生 @takeoyanagida

要するに文明の外部化が進みすぎて、個々人の文明へのアクセス頻度の多寡が経済格差として問題化している。

2014-02-28 09:36:50
柳田威生 @takeoyanagida

文明が体にルールを覚えこませるしかその維持方法がなかった昔は、体格の格差や年齢の格差だけがあった。社会はまず家という概念を立てて、上記格差を柔らげることにした。

2014-02-28 09:40:30
柳田威生 @takeoyanagida

商才で富むことができるようになったのはそのあとの話だ。経済思想は家思想の上に架した屋根のようなものだから、経済格差は家思想がカバーできない人間の苦しみを拡大することもある。

2014-02-28 09:46:02
柳田威生 @takeoyanagida

家柄の違い「だけ」で人が動くか動かないかが決まった時代のことを想像するのは難しくなりつつある。

2014-02-28 09:49:22