原発事故からまもなく3年。明日はフクイチ敷地内に入っての取材。自分では初めて。何が撮れるのか?規制されるのか。東電公開写真を利用して昨年書いたブログで現場の違いを想像。→3・11を忘れないために~初動の取材と東電公開写真で振り返る~ http://t.co/6fMSFM9r3A
2014-02-24 16:43:19訂正。昨日のうっかりつぶやき。明日26日が現場取材。 →@asama888 原発事故からまもなく3年。明日はフクイチ敷地内に入っての取材。自分では初めて。何が撮れるのか?規制されるのか。東電公開写真を利用して昨年書いたブログで現場の違いを想像。→
2014-02-25 08:03:34東電福島第一原発取材で、3時間弱の全面マスクはさすがに終わってみればぐったりきた。気を張って集中していたせいもあるが、ガクッとエネルギーが切れたように、Jビレッジに向かうバスで爆睡した。構内ところ狭しと建てられている汚染水タンク群。頭の中で描いていたよりも小さく感じた。
2014-02-26 19:39:10(続)今日の取材で回ったところは廃炉が決まっている5号機の原子炉建屋。原発事故後に始めてメディア公開された1・2号機の中央制御室。溶接タンク群が建設途中のJタンクエリア。凍土遮水壁実証実験のための大型クレーンを使った掘削現場。弁の閉め忘れで汚染水漏れを起こしたタンクは遠めで確認。
2014-02-26 19:47:06所狭しと立ち並ぶ染水タンク群。2014年2月26日 東京電力福島第一発電所にて。 山本宗補撮影 http://t.co/sheylLP1nG
2014-02-26 19:50:08原発事故後にメディアに初公開された1・2号機中央制御室。事故当時は電気を喪失したために、真っ暗闇の中を3月16日まで留まったという。線量が低くなったたはいえ、最大で毎時93マイクロシーベルトあった。2月26日 山本宗補撮影 http://t.co/OIboDANgyz
2014-02-26 20:04:55弁の閉め忘れという東電の管理ミスともいえる不手際により、100トンの高濃度汚染水がもれた現場(背景に黄色の旗のようなものが見えるタンクの左側がもれたタンク)手前の工事現場で作業する人たち。2014年2月26日 山本宗補撮影 http://t.co/cy2sZUGSdD
2014-02-26 20:08:29廃炉が決まった福島第一5号機原子炉建屋の地下。MSIV室、トーラス室など視察した場所は、6~10マイクロシーベルトを推移する線量がある。2月26日 山本宗補撮影 http://t.co/dWf4zNtIP1
2014-02-26 20:14:28原発事故から約3年後のフクイチは、大津波の大きな被害のあったタービン建屋海側の施設などは概してそのままの印象。空間線量がまだ高いことも大きな要因だろう。東電測定のバス車内で4号機海側は97、3号機海側は825、2号機海側は320、1号機海側125マイクロシーベルトだった。
2014-02-26 22:15:03(続)視察したJタンクエリアの空間線量は毎時3、凍土遮水壁実証実験の掘削現場で33マイクロシーベルト。東電測定のバス車内の線量。原発構内は今でも、どの現場でも被ばくしない最善の注意を払いながらの作業が続く。まさしく作業員の犠牲なくしては成立しないのが廃炉工程だと改めて強く実感。
2014-02-26 22:23:56わずか3時間だったが、やっと立場を置き換えて見ることができた気もする。被ばくしながらコツコツ働いてきた原発作業員の人々にすれば、五輪招致でお祭り騒ぎとなり、収束現場のことも避難民の心情も過去のことにしてしまう政治家や国民は、別世界の人種に感じているのだろうと思える日だった。
2014-02-26 22:37:57(続)3時間弱の取材での積算線量は40マイクロシーベルト。取材前後のWBC測定での差は31カウント増えていた。フクイチ収束作業員は、来る日も来る日も、この積算以上の被ばく量を積算し続け、そのおかげで現場の状況は今日までたどり着いた。誰しも忘れがちなことだと思う。
2014-02-26 22:52:47RT @sunnysunnynismo なんか「中操初公開だー手書きの水位だーすごいなー。」で今回の公開は終わってしまった感がある。
2014-02-27 15:17:49福島第一公開取材で撮影がダメとされた場所は、「核物質防護上」という理由でフェンス(監視カメラを要所要所に設置)と建屋入り口や扉など。現場では正門(の警備状況)、構内で入り組むフェンスの移りこむアングルなど事前説明とほぼ一緒。バスで移動するのが大半で、作業員の姿を撮る機会は僅少。
2014-02-28 09:56:46続・福島第一原発収束現場公開取材から:①:二号機タービン建屋の海側。原発事故から3年が経とうとするが、大津波の被害の痕跡はそのまま。移動バス車内でも、空間線量は30マイクロシーベルト超。2月26日 山本宗補撮影 http://t.co/blQqIow4B3
2014-02-28 23:58:03続・福島第一原発収束現場公開取材から:②:大津波で壊滅的なダメージを受けた4号機に近い海側の施設は手つかずで残されていた。バス車内での空間線量でも100マイクロシーベルト近い。2月26日 山本宗補撮影 http://t.co/fq3PnwawIp
2014-03-01 00:01:17続・福島第一原発収束現場公開取材から:③:1・2号機中央制御室でメディア取材のために待機する(東電)担当者のみなさん。室内だが、今でも最大90マイクロシーベルトを超える。2月26日 山本宗補撮影 http://t.co/8K7m7Z14TW
2014-03-01 00:04:16続・福島第一原発収束現場公開取材から:④:4号機に近い場所での凍土遮水壁実証実験のための掘削現場。バス車中の空間線量でも毎時33マイクロシーベルト。屋外はさらに高い。2月26日 山本宗補撮影 http://t.co/sIK4BYZaYz
2014-03-01 00:12:02続・福島第一原発収束現場公開取材から:⑤:溶接タイプの汚染水タンク建設現場(Jタンクエリア)。空間線量は毎時3.1マイクロシーベルト。福島第一構内では低い方だろう。2月26日 山本宗補撮影 http://t.co/zrzLntCy8f
2014-03-01 00:17:14「人は忘れることで前に一歩進むことが得意な動物だ。同時に、人の記憶はあいまいなで意思薄弱な生き物でもある」。一年前のブログはこんな書き出しで始めたが、3年の月日が経つにつれ、みんな忘れようとしているのかもしれない。関心が一気に引いているような気がする。自分との闘いかも。
2014-03-01 09:58:37雨の日も、雪の日も、台風の日も、暑い季節も、福島第一原発の収束現場では、さまざまな事情で数千人の人たちが働いてくれている。専門職の人もそうでない人も。3年経っても多くは使い捨ての身分のままで、生活や健康管理の保証もない。国策で廃炉に関わる作業員の身分がそれでいいはずもない。
2014-03-01 11:01:26続・福島第一原発収束現場公開取材から:⑥:汚染水タンク群(フランジ型)その1。2014年2月26日 山本宗補撮影 http://t.co/WBNVyYR6mc
2014-03-01 18:02:12続・福島第一原発収束現場公開取材から:⑦:汚染水タンク群(左は溶接型。右手奥はフランジ型)その2。2014年2月26日 山本宗補撮影 http://t.co/BU0ekUT8RM
2014-03-01 18:04:08