更新 2014年5月21日作成 2014年3月4日

高学歴者の失業問題に関して「日本経済連盟会」の会員たちの意見（1930年四月）コロラドさんのツイートまとめ

引用元は、下記のブログになります。 Kousyoublog 「嘲笑せず、嘆かず、呪わず、ただ理解する」スピノザ 1920-30年代日本の失業問題と失業対策を断固拒否した財界人の意見まとめ続きを読む

経済失業問題意見高学歴者日本経済連盟会 1930年四月

「教育事業が若し生産工業であったならこんなに売れ口のない卒業生を濫造して責任がないとは謂われ」ない。上級学校の魅力を減らすために「官学全廃、学士号全廃」が必要である（第一生命保険相互会社社長・矢野恒太）

2014-03-04 02:51:25

実業に役立たない「商科、経済科及法科の卒業生の数を相当の程度迄思い切つて減少」させるべき（日本共立火災保険株式会社会長・原錦吾）

2014-03-04 02:51:52

「就職難の大原因は高等教育過重の結果」であって産業面の問題ではないから、「教育上の緊縮が今日の急務」である（千代田火災保険会社監査役・山名次郎）

2014-03-04 02:52:21

「家業を有する者は断然郷里に帰りて家業に精励」し、他は「職業に付選択を行わず又報酬の多寡を論ずることなく」、何でもやるべきである（生命保険会社協会会長・弘世助太郎）

2014-03-04 02:52:38

「卒業後、進んで職工徒弟の如き下級地位に投じ、実地に叩き上げるという質実剛健の美風を在学中より鼓吹すること」（日本産業社長・鮎川義介）

2014-03-04 02:53:08

「求人側に於て初任給を引下げ下級の職務に就かしむる」べきである（芝浦製作所社長・岩原謙三）

2014-03-04 02:53:41

「老朽無能が新進の進路を邪魔し居る嫌」ある点の改善を図るべきである（阪神電鉄専務・今西与三郎）

2014-03-04 02:54:00

学術を修める機関である大学と実業界とは求めるものが異なるから、卒業生が実業界に迎え入れられるのは「根本に於いて無理ある」ことを自覚すべきであり、「必要以上に学問を修むる傾向を阻止することが必要である（三菱商事会長・三宅河百太郎）

2014-03-04 02:54:22

高学歴者の失業問題に関して「日本経済連盟会」の会員たちの意見（1930年四月）

2014-03-04 02:54:47