執行停止決定を出した裁判所が，当該執行停止を取り消すについて

高島章 @BarlKarth

ＰＣ遠隔操作事件の片山被告保釈へ　東京高裁が許可　 - MSN産経ニュース http://t.co/t0IUmNhLz6 抗告でやっと認容。１０００万円高杉。

高島章 @BarlKarth

俺の経験で，過去最高の保釈保証金は６００万円だった（高裁でまさぞうに当たった事件）。その年の新潟地裁の最高額の保証金だった。

高島章 @BarlKarth

富山地裁の事件で４００だか５００万の保証金だったことがある。身柄引受人（母親）の陳述書に「マンションを４－５棟持っていて，所得は〇〇」と書いたのが祟ったがニコニコ即金払いだった。

高島章 @BarlKarth

「高額の保証金の禁止」は確か合衆国憲法だかに条項があったかな。

高島章 @BarlKarth

１０００万円の保釈保証金，高裁の経理課は残業体制だろう。意趣返しに，夜中に１円玉で納付すればいい。

高島章 @BarlKarth

@fuyusawa 今でも新潟地裁の標準は，１５０万円くらいですよ。裁判所でそれほどばらつきはないと思います。

高島章 @BarlKarth

@injustice007 否認事件はかなり高くなることが通例ですが，１０００万円は異例でしょう。

高島章 @BarlKarth

ヤクザ賃借人の立ち退き仮処分で３００万円くらいの保証金を求められたことがある。「抗争事件で死人が出たら裁判所を被告にして国賠やるぞ」と裁判官を脅迫したら，１００万円くらいになった。

高島章 @BarlKarth

@fukazawas 威力業務妨害罪ｗ。

高島章 @BarlKarth

抗告審で保釈が認容されると，高裁の経理課に納付するのだろうか？　控訴保釈ではどうだったかな？（地裁で認容と高裁で認容の場合がある）。まぁ，事務員さんの仕事だが。

高島章 @BarlKarth

@amneris84 ひどすぎる。とりあえず，執行停止なんて却下でしょ。 @1961kumachin

高島章 @BarlKarth

時間外に特別抗告したら，最高裁裁判官は残業するのだろうか？　そうだとすると年寄りにお気の毒。

高島章 @BarlKarth

地裁保釈許可→検察官（準）抗告と違って，さすがに執行停止はつかないだろう。

高島章 @BarlKarth

保釈許可があって，検察官の執行停止申立から執行停止決定までの間，被告人を拘束できる法的根拠というのは，実を言うと問題なんだな。注釈書を見ると「拘束できないと不都合」というしょうもない理由付けしか書いてない。

高島章 @BarlKarth

抗告や準抗告，特別抗告があると，原決定をした裁判官も「原決定は正当」とか意見書を書かないといけないので，原審裁判官・書記官も少し残業しないといけない。

高島章 @BarlKarth

準抗告をしたりされたりすると「合議部に迷惑がかかって申し訳ないなぁ」という気持ちが少しはあるものだが，検察官はそういうことを考えもしないのだろうな。

高島章 @BarlKarth

関連で呟くと，「勾留却下決定の執行停止」というのも法解釈上問題がある。「勾留却下の執行停止」というのは，「保釈許可の執行停止」と違って，概念レベルで意味不明だろ？

高島章 @BarlKarth

以上のような話は，たぶんロースクールでは習わない。研修所で訴訟物として徹底的に勉強するかも知れない。

高島章 @BarlKarth

特別抗告をした検察官は，研修所に戻って訴訟物を徹底して勉強するのが良いだろう（橋下）。

高島章 @BarlKarth

まだ若くて元気だったころ，裁判所に「保釈許可執行停止決定が出てないのに被告人を数十分も拘束するのは違法だ」と怒鳴ったところ，数分後に執行停止決定が出て，失敗したと思ったことがある。

高島章 @BarlKarth

@amneris84 準抗告なら，地裁は夜中まで合議して決定するので執行停止も数時間レベルの話で我慢してやるけど，特別抗告の執行停止だと，年寄りの最高裁裁判官の出勤を待って，のんびりした合議決定を待たないといけない。そんなのは，違憲でしょう！？ @MaliSNacht

高島章 @BarlKarth

@amneris84 弁護士事務所だって，お金を工面させて札束を数えて，事務員さんを裁判所までお使いに走らせる残業体制を敷いていたはずで，お気の毒と言うより，高裁合議体の馬鹿さ加減に腹が立ちますよ。

高島章 @BarlKarth

最高裁事務総局は，今から帰宅した担当小法廷裁判官を迎えに行って，合議決定をするべき。認容されるはずもない特抗に執行停止なんて，高裁は被告人や弁護人を馬鹿にしている。

高島章 @BarlKarth

小職は，今から帰宅して訴訟物を徹底して勉強をする。