アカヴィリの歴史

The Elder Scrollsシリーズに登場する「アカヴィリ」について、めいがす氏(@Magumarco)が解説してくれました。
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アカヴィリの歴史解説。めいがす氏(@Magumarco)によるTES歴史講座第三弾です。

めいがす @Magumarco

アカヴィリという土地は、タムリエルから海を隔てて遥か東に存在します。 レマン朝時代に行われた大規模侵攻やTESOの時代に近いアカヴィリによる統治が有名ですね。

2014-03-05 20:37:41
めいがす @Magumarco

さて、ゲーム内では何かとアカヴィリアカヴィリ連呼されていますが"アカヴィリ"という名詞は種族の名前ではなく地名です。 アカヴィリの地には4種類の種族が住んでいるといわれています。 すなわち、ツァエシ・カァポンツ・タングモ・カマルですね。

2014-03-05 20:40:22
めいがす @Magumarco

おそらく最も知名度が高いのは"ツァエシ"でしょう。 彼らはアカヴィリ内における強国を形成している種族であります。俗に蛇人とも呼ばれ、レマン朝時代にタムリエルに侵攻してきたのも彼らです。

2014-03-05 20:44:41
めいがす @Magumarco

彼らは強大な武力と洗練された文化を持ち、その後のタムリエル史に多大なる影響を与えます。 戦士ギルドやブレイズなんかがいい例ですね。

2014-03-05 20:44:58
めいがす @Magumarco

さて、次に紹介するのはカァポンツ(Ka Po' Tun)です。 外見はネコのようであるといわれています。 長らくツェアシや他の種族と戦い劣勢にたたされていたそうです。

2014-03-05 20:49:06
めいがす @Magumarco

しかし、あるとき"トッシュラカ"と言う者が竜に変化し(!)アカヴィリ内のパワーバランスが一変。 現在ではアカヴィリの覇権種族であるといわれています。

2014-03-05 20:49:14
めいがす @Magumarco

さあどんどんいきましょう。 次はタングモ(Tang Mo)です。 Tang Moとは種族の名前でもありますが、Thousand Monkey Islesと言う意味の地名でもあります。

2014-03-05 20:53:52
めいがす @Magumarco

Monkeyという語が示しますとおり、彼らは一般的に猿人の集団であるといわれています。 次に紹介するカマルやツァエシ達とは、お互いを自らの奴隷とすべく相争っておりますが、カァポンツ達とは比較的友好的な関係を維持しているそうです。 それでも時々戦争してるみたいですが。

2014-03-05 20:56:38
めいがす @Magumarco

最後にご紹介するのはカマル(Kamal)ですね。 彼らは雪の悪魔(Snow Hell)とも呼ばれています。 ドレモラのような悪魔悪魔した容姿を想像しますが、容姿についての公式の記述は(たぶん)ありません。

2014-03-05 21:01:06
めいがす @Magumarco

彼らはツァエシの次ぐらいにタムリエルに関わりのある種族で、実際に第二紀572年にはタムリエルに侵攻し、アルマレクシアや、アルマレクシアに召還されたアンダーキング。 さらには他のトリビューナル達と妖怪大戦争を繰り広げます。

2014-03-05 21:07:57
めいがす @Magumarco

レマン朝時代の人間や、現人神らの活躍によって退けられたアカヴィリからの侵略者達ですが、それらの事実はアカヴィリがタムリエルに住む諸種族に劣っているという証拠ではありません。 事実として、第三紀に行われたユリエル5世によるアカヴィリ遠征は、帝国の代惨敗という結果に終わっています。

2014-03-05 21:12:10
めいがす @Magumarco

タムリエル周辺にある大小の島々、アトモラやヨクーダは荒廃した土地ですが、アカヴィリはタムリエルと同等かそれ以上の力を持った種族が住まう地であるといえます。 以上、アカヴィリに関する簡単な解説でした。

2014-03-05 21:14:05

▽アカヴィリ(Akaviri)とアカヴィル(Akavir)の違い

めいがす @Magumarco

さて、ゲーム内では何かとアカヴィリアカヴィリ連呼されていますが"アカヴィリ"という名詞は種族の名前ではなく地名です。 アカヴィリの地には4種類の種族が住んでいるといわれています。 すなわち、ツァエシ・カァポンツ・タングモ・カマルですね。

2014-03-05 20:40:22
oiruka101 @oiruka101

@Magumarco 横槍ですが、アカヴィリ(Akaviri)という単語は一部の文献でアカヴィルの種族(主にツァエシ)を指すときに使われており、一概に地名だけを示すわけではないようです。 地名に限定するならばアカヴィル(Akavir)の方が適当かもしれません

2014-03-05 22:39:46
めいがす @Magumarco

@oiruka101 なるほど、確かに書籍を見てみると地名をさして"Akavir"と表記されているものの方が多いですね。 まったく気がつきませんでした、ご指摘ありがとうございます!

2014-03-06 01:12:56
紡音 @Tumugune_TES4

ああ、確かに「地名」を差すなら「Akavir/アカヴィル」、そこに住んでいる「人々」を差すなら「Akaviri/アカヴィリ」になるな。それぞれ「Japan/Japanese」に対応すると考えると分かり易い。ある書籍にある「ダンメリ」も誤訳じゃなく言語が「Dunmeri」だったはず

2014-03-06 16:41:50

▽おまけ
ちょこっとアルゴニアン&カジート

めいがす @Magumarco

アルゴニアンはもっとも"お前らよくわかんない"という種族であります。 おそらくタムリエル土着の種族なのですが、神学的にも言語的にも人間・エルフどちらにも属しておりません。 それどころか、言語・神学両面において完全に独立した種族であると言えます。

2014-03-05 20:02:15
めいがす @Magumarco

ある神話を元に取ると、人間・エルフの元になったEhlnofeyなるものと、アルゴニアン達の祖(…というか集合無意識にも近い何か)であるHistがアヌ・パドメイの衝突において唯一生き残った種の起源であるという記述がございます。

2014-03-05 20:07:02
めいがす @Magumarco

悪いとは言わないから、ある語に案の設定に深く突っ込むな。 かのMorian Zenas師もそのように言っておられました。

2014-03-05 20:09:28
しーむと @SHMT_

@Magumarco fmfm...( ó㉨ò)φ 一勢力をずっと築いてるのは拠点が「ぶっちゃけ他の種族住めねぇ」なブラックマーシュだから、でしょうか?

2014-03-05 20:07:07
めいがす @Magumarco

@SHMT_ おそらくそれが主な要因なのでしょうが、アルゴニアン達は、種族的な危機の際はHistによってアルゴニアの地(ブラックマーシュ)に呼び戻されるらしいです。 実際、第四紀序盤での躍進を見ると、そこそこ戦争にも強い種族なのではないでしょうか。

2014-03-05 20:12:13
しーむと @SHMT_

@Magumarco インゲームだとアルゴニアンの戦闘系キャラはベテランな奴が多いイメージありますしね、戦争も強そうです

2014-03-05 20:16:49