こういち君、地下水の話を聞いてきた

リニア建設で地下水はどうなるのか。3/9守田優氏後援会を聞いたよ
自然 リニア 地下水 座間
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matumoto mitumi @matumotomitumi
リニア新幹線・リニアの長大トンネルで地下水はどうなるか。お話 守田 優先生・著書「地下水は語る」・芝浦工業大学教授・2014年3月9日(日)午後2時より、橋本駅北口・ソレイユさがみ6F。資料代300。主催 リニア新幹線を考える相模原連絡会。県民の水源破壊するリニア新幹線開発NO!
守谷浩一 @Moriya_Kohichi
守田優さんいわく、地下水は二種類あり、井戸をつくるため地面を掘っていってやがて水面があらわれる、これは不圧地下水(浅層)。一方、粘土層という水が閉じ込められる層の下にある水を通しやすい砂礫層にあるのが被圧地下水(深層)。地下約30mくらいで浅層と深層地下水にわけられるとのこと。
守谷浩一 @Moriya_Kohichi
不圧地下水は水面あり、被圧地下水は水面がなく圧力で流れる。水の通しやすい透水層(帯水層)があり、水の通しにくい難透水層が交互にある。それぞれに難透水層の下に被圧地下水あり。 1949年頃の水循環の概念図は被圧地下水を考えていなかったが、1995年には帯水層が何列もあるように発展。
守谷浩一 @Moriya_Kohichi
1.地下水盆、地下水域というところがある。 2.井戸を掘ると水が上がってくるその高さを地下水位と呼び、地下水位の高い方から低い方へ流れる。 3.地下水をくみあげると地下水位が低下し、そこを補給することが誘発。 4.地下水の流れは約1日で1m、一方、洪水時の川は1秒で1m
守谷浩一 @Moriya_Kohichi
地盤沈下はたとえば地表が粘土層のところで、被圧地下水をくみあげると、水圧の低下から縮んで、地盤が数メートル沈む。※沖積低地 この説明の前に数秒でしたがリニア地下駅予定の地層が示されました。私はこの図を2/28(金)の一般質問にて示していたのでした。。
守谷浩一 @Moriya_Kohichi
50年くらい前に井の頭池が枯れたのは地下水をくみ上げすぎで水循環不全。 それよりあとの最近の水枯れは都市化の影響、このように水枯れの要因は二つある、とのことです。。 もうひとつは京都市の地下鉄などのような地下水流動阻害という水循環障害。 これ、リニアの地下構造物に類似かも
守谷浩一 @Moriya_Kohichi
どの深さに、そしてどの方向に地下構造物ができるかによって影響が変わってくる。もとからある地下水の流れと地下構造物の方向が同じなら地下水流動阻害はあまりない。。 もうひとつは地下水揚圧力、地下水位上昇による浮力。これは1980年代くらいから知られていた。揚圧力に耐えられる重さで対処
守谷浩一 @Moriya_Kohichi
地下水汚染はトリクロロエチレンとかありましたが、最近は硝酸性窒素。熊本市はほとんど地下水でやっていますが苦心されているとのこと。 余談…座間市の地下水水質検査では30数項目について毎年、基準値を下回っているか調査。リニアでセメント系地盤改良材は使わないので六価クロムの話なし。
守谷浩一 @Moriya_Kohichi
地下水は誰のものか…。民法第207条では土地所有権の効力。 河川法では国のもの、国土交通省。公水論、私水論ときて、ベストは共有資源論、とのこと。 なお民法同条は戦前の地下水利用の考え方。
守谷浩一 @Moriya_Kohichi
西武新宿線の井荻駅の地下トンネルをつくるときには地下水流動阻害のないように様々な工法をくみあわせてうまくいったことの事例紹介。 上流で1m50cm位変わるという工事だったのでアンダーパスをいくつも通した地下水流動保全工法で実施。その結果、地下水位回復。
守谷浩一 @Moriya_Kohichi
地下構造物が、どの深さにどの方向に、加えて、どのくらいの幅があるかという点で影響が変わってきます。 座間市の地下水の流れの図をみるとほぼ直角に交差と見えます。流動保全工法で…ただ深さと長さで情報がないので問題があるとかないとか言えない段階、 とのことです。
守谷浩一 @Moriya_Kohichi
浅層地下水の流れは地形にしたがって流れます。一方、被圧地下水の流れは圧力によって流れるので地形とは異なることもあります。
守谷浩一 @Moriya_Kohichi
黒部ダム、 初期の工事は建設材料を徒歩や馬やヘリコプターで輸送するというもので、作業ははかどらず困難を極めた。このためダム予定地まで大町トンネル(現在の関電トンネル)を掘ることを決めたものの、トンネル内の破砕帯から大量の冷水が噴出し、死者が多数出る大変な難工事となった。とのこと。
守谷浩一 @Moriya_Kohichi
リニアの実験線でも水枯れが起こったのはおそらく山岳部の破砕帯にあててしまったのでしょう。 深層地下水の地図と同じように破砕帯の分布図はあるか、おそらくないですが、断層の分布はあるので、ある程度の予想は可能、しかしトンネル掘ってみないとわからない。
守谷浩一 @Moriya_Kohichi
都市部なら地質のボーリング調査データから断面が描ける、しかし山岳部はなかなかデータない。 ナトム工法。 三次元浸透流解析とはどんなものか、信頼性は?という質問。模型をつくって判断するようなのと同じシミュレーションモデルでコンピュータのなかで計算しています。
守谷浩一 @Moriya_Kohichi
大事なことはまずは現実の流れをコンピュータでやったモデルが再現できるか、そのチェックが十分であるかがわからないと、それをやるのはかなり大変です。環境影響評価報告書ではやられていません。透水係数の背景もあまり出ていないことに意見あるのですが。。
守谷浩一 @Moriya_Kohichi
地下水流動阻害は工事中がクリティカル。京都市の地下鉄でも工事中に問題になったが工事後だんだん落ち着いたわけで、リニアの三次元浸透流解析は工事後の落ち着いていたあとの計算をだしている。 当然、低くなるので、実際はもっとあがっているのではないかなと。
守谷浩一 @Moriya_Kohichi
私、守谷の所感… 三次元浸透流解析は地下トンネルについてモデリングしたのか不明、地下水への影響があるのは工事中に大きいのに三次元浸透流解析結果は落ち着いたあとの数値であってそれでも十数cmある、地震で想定外というのがあったように、地下水流動阻害もないとは言えないと思います
守谷浩一 @Moriya_Kohichi
東京外環道の影響も懸念する質問あり。地下40m以下の直径16mトンネルが2本、井の頭池が枯渇したような時代と違うと、地下水流動保全工法を適用で問題ないだろう。ただし地上道路への連結部では不圧地下水の流動阻害の可能性あり。 過去に同様の質問あって本に書いたとのこと、なるほどなと。
おまけ
守谷浩一 @Moriya_Kohichi
東京で地下水をくみあげすぎた結果、地下水位がさがり、ビルの古井戸で地下水採取を目的に取り付けられた集水管から空気が井戸内に逆流。そのことが巡りめぐって酸欠・窒息死事故。
守谷浩一 @Moriya_Kohichi
被圧地下水では自然科学的な知識のうえにたった社会科学的な環境基準。 否定の否定で、最初の概念に通ずるものになっても、発展した概念になっていく。 学んで本当におもしろい。

コメント

s.堀越 / @shosho_1955 2014年3月10日
まとめを更新しました。
s.堀越 / @shosho_1955 2014年5月6日
まとめを更新しました。
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