- uchida_kawasaki
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Isotopic compositions of 236U and Pu isotopes in “Black Substances” collected from roadsides in Fukushima Prefecture http://t.co/ltYGZNvRTv
2014-03-08 12:34:592014年3月英語論文 福島県の道端で採取された「黒い物質」の、ウラン236とプルトニウム同位体の同位体成分構成:福島第一原子力発電所事故からのフォールアウト http://t.co/ltYGZNvRTv
2014-03-08 12:37:19浪江町と南相馬市で見つかった黒い物質の分析(要点のみ抜粋) Cs134 0.43-11.4 MBq/kg Cs137 0.58-17.7 MBq/kg Pu239+240 0.18-1.14 Bq/kg Pu238/Pu239+240=1.64-2.64
2014-03-10 19:52:29U236 0.28-6.74x10のマイナス4乗 Bq/kg 大気に放出された量 ウラン同位体 3.9x10の6乗Bq(150g) Pu239+240 2.3x10の9乗Bq(アブストラクト580mq、本文590mg)
2014-03-10 19:53:24Pu239+240濃度は、過去の世界的フォールアウトよりも高い。(そもそも、福島県での過去のフォールアウトによる地表のPu239+240は、日本の他の場所(約1Bq/kg)での10分の1か100分の1である。)
2014-03-10 19:54:16Pu238/Pu239+240の比率(1.64-2.64)は、過去のフォールアウトの比率の0.03の百倍である。これは福島第一原発敷地内の地表の土壌検体で見つかった比率(2.0±0.5)と合致する。黒い物質のプルトニウムのほとんど全部が福島第一原発事故由来であると言える。
2014-03-10 19:54:31U236濃度は0.28-6.74x10のマイナス4乗 Bq/kgで、U236/U238の原子比率は、0.25-2.60x10のマイナス7乗だった。使用済み核燃料では、典型的な比率は10のマイナス3乗以上である。黒い物質内のウランは、明らかに自然由来のウラン238に希釈されていた。
2014-03-10 19:55:24観察された比率は、日本の地表でみつかる過去の世界的フォールアウトの10−100倍だった。U236/Pu239+240の放射能比は、1.96-18.4x10のマイナス4乗、平均値は7.87x10のマイナス4乗で、これは日本での世界的フォールアウトによる数値の7倍だった。
2014-03-10 19:55:37この放射能比は、JAEAによって計算された1号機(3.63x10のマイナス4乗)、2号機(3.66x10のマイナス4乗)、3号機(2.84x10のマイナス4乗)の炉心の放射能比と相関した。
2014-03-10 19:55:45最後に気になったこと。 この黒い物質の第一発見者は、南相馬市の「消えない夜」さんなのだけど、謝辞の所で言及されているのは、南相馬市の市議。
2014-03-10 19:57:34消えない夜さんが黒い物資の第一発見者であることは確かです。わたしは、消えない夜さんが最初にブログを立ち上げて黒い物質の報告をされた時から継続して注目してきましたから、一連の事情をよく存じ上げています。@YuriHiranuma
2014-03-29 09:29:12また,実際には,今回検査されたサンプルよりも線量の高い黒い物質はかなり存在するようです。例えば,私が以前に消えない夜さんから送ってもらった検査報告書には、900万bq/kg程度の放射性セシウム(134と137の合算)が 含まれている旨が示されています。@YuriHiranuma
2014-03-29 09:53:32私が消えない夜さんにお会いしておうかがいした際には,氏が採取した黒い物質の中には数千万bq/kgのセシウムが含まれているものすらあるとのことです。これは南相馬市校外のコンクリート 橋脚表面についていた黒い物質(黒カビ?)をハケにて集めたものとのことです(2011年12月採取)。
2014-03-29 09:58:55