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時論公論「事故3年 福島第一原発廃炉への課題」

まとめはそのまま残しておきますが、NHKでアーカイブされたので、今後はそちらをご覧ください。 http://www.nhk.or.jp/kaisetsu-blog/100/182902.html#more 2014年3月12日午前0時から放送されたNHK総合、時論公論「事故3年 福島第一原発廃炉への課題」水野倫之解説委員の聞き書きです。 水野解説委員の回は、解説アーカイブ(http://www.nhk.or.jp/kaisetsu-blog/100/)に掲載されない場合があるのでまとめました。 続きを読む
震災 原発
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Kazumi Watanabe @130watanabe
3月12日 NHK 時論公論「事故3年 福島第一原発廃炉への課題」水野倫之解説委員  水野解説委員の回は、時論公論のページでアーカイブされないことが多いので、概要書き出し。
Kazumi Watanabe @130watanabe
福島第一原発の取材から、何が問題になっているのか。順調なのは4号機の燃料取りだしぐらいで、廃炉工程からみれば問題続き。最大の問題は汚染水。
Kazumi Watanabe @130watanabe
1)2月20日の100トンの汚染水土壌漏洩について 汚染水はストロンチウム90の海への排出基準の300万倍の高濃度。取材時には現場に近づけず。汚染水は目的のタンクと同じ配管につながった別のタンクの蓋からあふれる。
Kazumi Watanabe @130watanabe
本来開いているはずの目的のタンクの弁が閉じられ、閉まっているはずの別のタンクの弁が開けられていたことが原因。しかし、誰が開けたのか、故意なのか、ミスなのか不明。しかし、それ以上に問題なのは、以上が検知されていながら漏洩を防げなかったこと。

↑誤字訂正「以上」→「異常」

Kazumi Watanabe @130watanabe
昨年相次いだ漏洩後、見回りを増やす、全てのタンクに水位計を付けるなど監視体制を強化し、今回は満杯を知らせる警報もなった。「にも関わらずなぜ漏れたのか。背景にあるのはトラブルの教訓が活かし切れていない東電の甘い作業管理体制」
Kazumi Watanabe @130watanabe
(汚染水の制御監視を行う水処理制御室取材の映像。「滞留水回収・処理制御室TOSHIBA」と看板。)トラックを改造した設備ながら、長時間作業できるよう、壁を鉛で遮蔽、空調で放射性物質を除去、マスク無しで作業が可能。
Kazumi Watanabe @130watanabe
事故当日、モニター画面で満水警報が鳴る。連絡を受けた東電社員が作業員を現場に向かわせる。作業員は漏洩の有無だけを確認し、実際にタンク水位を確認せず。東電は水位計の故障と判断し水位上昇を見逃す。
Kazumi Watanabe @130watanabe
また、モニター画面では目的のタンクの水位が上昇していない、つまり別のところに流れている可能性を示すグラフが表示されていたが、作業員は継続して見ておらず、異常を見逃した。
Kazumi Watanabe @130watanabe
画面やタンクの監視は協力企業の社員が行っていたが、規則違反があった訳ではない。警報がなった場合、作業員が何を成すべきかの対応を東電は明確に決めていなかった。制御室での汚染水のデータの取り方、監視方法についても作業員に明確に指示せず。対応は作業員任せになっていた。
Kazumi Watanabe @130watanabe
「東電はトラブルを受けて様々な機器やシステムは整備しましたが、それで安心してしまい異常に対して鈍感になっていました。システムを有効に使いこなすために、人がどう対応すべきかという点が、完全に抜け落ち、作業管理が極めて甘くなっていたのです。」
Kazumi Watanabe @130watanabe
事故によって作業員は汚染した土を除去するなど余計な作業で疲弊している。「放射線を出す危険なものと向き合っているんだということを再認識し、心構えも考え方も変えねばなりません。」
Kazumi Watanabe @130watanabe
タンクの監視方法・体制に対する意見 ・警報時の確認項目の明確化 ・制御室でのデータ監視項目の明確化
Kazumi Watanabe @130watanabe
取材時、一千基のタンクの監視は作業員二人で行われていた。警報は誤報も含めて頻繁に鳴る。監視項目は多数あり、タンクも増え続ける。したがって、 ・作業員を増やし監視体制の強化 が必要。
Kazumi Watanabe @130watanabe
タンク以外の作業体制の見直しの必要。最近の作業ミスが相次いでいる。 2月19日 2号機 温度計の点検で電圧をかけすぎ故障(マニュアルに電圧の記載無し。結果、温度計は一個に) 2月25日 地面に何が埋まっているか確認せずに掘削。電源ケーブルを傷つけ4号機燃料プールの冷却が一時停止。
Kazumi Watanabe @130watanabe
「東電はタンクだけでなく、事前に何を確認すべきなのか、あらためて点検しなければなりません。」 政府も凍土壁など技術的支援にとどまるのではなく、「東電が作業管理体制をキチンと改善したのかどうか、厳しくチェックすることが求められます。」
Kazumi Watanabe @130watanabe
2)5号機での廃炉作業シミュレーション 1-3号機の解けた燃料の取り出しの訓練のために使われる。実際の5号機は様々な機器や配管が入り組んでおり非常に狭く、ロボットの活用も容易ではないという印象。
Kazumi Watanabe @130watanabe
解けた燃料の場所を確認する技術、素粒子(ミュー粒子)を使った測定。ミュー粒子は燃料のウランなど密度の高い物質に吸収されやすく、建屋の外に測定器を置くことでX線のように内部を見ることができる。東海第二原発で実験済。
Kazumi Watanabe @130watanabe
政府と東電は解けた燃料の回収を2020年から始める計画。しかし世界でも初めての事が多く具体的な方法に目処がたっている訳ではない。まずは現場の作業管理体制を見直した上で、汚染水対策を進め、こうした最新の研究成果も積極的に採り入れるなど国内外から知見を集めて作業方法の確立を急ぐべき。
Kazumi Watanabe @130watanabe
以上、3月12日、NHK時論公論「事故3年 福島第一原発廃炉への課題」水野倫之解説委員 聞き書き。

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