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2014年3月13日

アメリカの文書教育

論文/エッセイ/レポートの目的や書き方、引用の方法など、国語教育の実用的な部分について、日本からアメリカへ移り住んでショックを受けた人たちの経験を中心にまとめました。 (文中で出てくるパラフレーズとは、原典の意味を損なわないように自分の言葉で書き直す言い換えの訓練のことです。)
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まずは基本的なお話

渡辺由佳里 YukariWatanabe @YukariWatanabe

アメリカで育った研究者は、小学生のときから論文の書き方を学校で学んでいるタイプ(公立学校でそれを教えているような地域の進学率のほうが高いから)。だから、日本でもテストのための勉強ばかりじゃなく、論文の書き方とルールを小学生くらいから教えてほしいと思う。

2014-03-11 19:05:51
渡辺由佳里 YukariWatanabe @YukariWatanabe

米国の公立学校では小学校4年くらいからプロジェクトを自分で選んで、調べて、エッセイを書くが、そのとき「コピペはダメ」「ウィキペディアは参考文献として使えない」などのルールを学ぶ。重要なのは、教師がそういったことを教えられるように、トレーニングがあること。虐め対策でもそう。

2014-03-11 19:28:17
TrinityNYC @TrinityNYC

わずか数ページのレポートだって、脚注あるなら、本文中に番号振ってキッチリと出典の名前、著者、発行された年、できればそれがどこに書かれてるのかページ数もつける。これ、いかなるレポート書く際でも、常識中の常識な。

2014-03-12 21:17:12
TrinityNYC @TrinityNYC

別にアカデミアじゃなくたって常識中の常識として世間で通用している「レポートの書き方イロハ」が守られていなかったのだとしたら、それにOK出した大学側(しかも博士課程論文なんでしょ?)にもおおいに問題ありだと思うわ。

2014-03-12 21:28:32

米国で学びはじめると

Yoko Furukawa @yoko71

@jseita 私が博士論文提出した米国の田舎の州立大では、博士論文は、教授のオッケーが出た後も、フォーマットや文法をチェックするのが専門のオフィスに超細かい所を全部直させられました。日本の大学ではそういうエディトリアルスタッフはいないのかしら?

2014-03-12 02:54:25
Yoko Furukawa @yoko71

@tamai1961 @TrinityNYC @whimitsu そうですね。納得です。研究者倫理は、今までは、修士課程、博士課程とやっていくうちに自然と身についていく、という前提だったのかもしれないですが、これからは研究者倫理をexplicitに教えていく必要があるかも。

2014-03-12 22:49:28
TrinityNYC @TrinityNYC

私も、アメリカの大学で初めて「レポートの書き方」を習ったようなもんです。アメリカ人の同級生らはみな、高校時代から宿題レポートで基本的な書き方を練習しているようだったけど、わたしは初めてだったから、泣きながらルームメートらに手取り足取り教えてもらって。@yoko71

2014-03-13 03:04:51
TrinityNYC @TrinityNYC

だいたい、自分が日本で中高生だったときに、なにかテーマを与えられて、図書館で文献調べてそれの脚注もつけてまとめてこい、みたいな、レポートの宿題って、出たことなかったもん・・・。情緒的な感想文みたいのは何度か書かされたけど。文章で回答するためのテスト・ドリルはやってたけどね。

2014-03-13 03:07:21
渡辺由佳里 YukariWatanabe @YukariWatanabe

@monta_neko: @TrinityNYC @yoko71 私も日本では論文の書き方をちゃんと教えてもらったことがなかったので、アメリカの小学校でびっくりしたんですよね。理系文系にかかわらずエッセイや論文の書き方は公教育で教えてあげてほしいですよね。個人の責任にせず。

2014-03-13 03:32:38
TrinityNYC @TrinityNYC

わたしもそう思うなぁ。日本人の書くビジネスレターも、ときどき、要点得なくて酷いの届くこと実際あるもん・・・ @YukariWatanabe @monta_neko @yoko71 理系文系にかかわらずエッセイや論文の書き方は公教育で教えてあげてほしいですよね。個人の責任にせず。

2014-03-13 03:38:27
TrinityNYC @TrinityNYC

小学校のころから、脚注付きのエッセーの宿題出されてる、というなら、そりゃー大学に上がる前までに、レポートの書き方の基本はシッカリ身につくよねぇ。自分、留学初年度は、エッセーの宿題には毎回泣いたよ・・・(それに、どんな授業とっても宿題はエッセーだしな)

2014-03-13 03:41:41
Yoshinori Kamo @amok98

@tanaka3yo @TrinityNYC そういうことです。僕はアメリカの大学に1年、院に6年いましたが、体系的に習った記憶がありません。それまでに基本は習ってるっていう前提です。だからみんなできる。

2014-03-13 05:30:10
TrinityNYC @TrinityNYC

@amok98 @tanaka3yo そう、アメリカ人の学生だと、学部生のレベルでみんな出来るんですよね。わたしは英語が母語じゃない学生向け(ESL)の書き方講座を取りました。そこで習ったことは基本的なことばかりながら、後年リサーチレポートを書く仕事に就きとても役にたちました。

2014-03-13 05:38:10

学習リソースの例

Maggie @maggie_jayo

@TrinityNYC ビジネスレターの書き方を学ぼうと思ったら…どんな勉強(というか訓練?)をすることを勧められますか?

2014-03-13 03:57:28
TrinityNYC @TrinityNYC

@maggie_jayo 英文ビジネスレターだと、けっこうカッチリとしたフォーマットがあるんですよ。おおまかな枠組みみたいな。それに当てはめるだけでスッキリできるから、フォーマットをを身に着ける練習するほうが、クリエイティブになるより、むしろずっと楽チンなんですよ。

2014-03-13 04:03:01
TrinityNYC @TrinityNYC

クリエイティブ・ライティングは、また別の話。(クリエイティブな文章を書くいうのは、また別途の才能(文才)が必要だし。)でもビジネスレターとかプレスリリースとか論文エッセーとか、そういう一般文書では書き方のフォーマットを子供の頃から練習させるのに、別に損はないと思うんよねー

2014-03-13 04:09:35
Maggie @maggie_jayo

@TrinityNYC フォーマットについて書かれている本ってどれを選んでも大差はないですか?それとも当たり外れが大きいですか?

2014-03-13 04:10:28
TrinityNYC @TrinityNYC

@maggie_jayo ネットでも、さがせばありそうですけれどね・・・こんな感じで。http://t.co/BjzFTc9FLG 

2014-03-13 04:14:12
TrinityNYC @TrinityNYC

私は米国の大学と院で文書の書き方講座を受けましたが、そこで教わる内容って、ちょうどこんな感じです。このサイト、けっこういいですからご参考まで。 http://t.co/SL9NgNEw9o (大学でのESL向け書き方講座では、こういうのを教わり宿題で書かされ採点されるの。)

2014-03-13 04:32:43
またたび @a_matatabi

.@TrinityNYC はじめまして。アメリカで学生をしている者です。わたしは普段からライティングについてはこちらを参考にしています。とても細かいラインナップで無料なのでこちらもお勧めです。https://t.co/SUYgDS1ItJ

2014-03-13 04:38:29
TrinityNYC @TrinityNYC

@_yukiabe RTしました、ご紹介ありがとうございます、わたしもお気に入りにいれます!

2014-03-13 04:40:22
佐藤 まりあ @buhimaman

@YukariWatanabe 日本の大学生だと、Everything You Need To Know About English Homework ISBN:9780439625456 くらいからやる必要がありますが絶版で、これに代わるもの探していますが、ご存じないですか?

2014-03-13 04:53:26
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コメント

鴨澤眞夫 @kamosawa 2014年3月13日
まとめを更新しました。情報ごとに少し入れ替えて見出しも付けたのでご確認下さい。
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無道入人 (Day-Bee-Toe) @DayBeeToe 2014年3月13日
まとめ中にも出ているが、日本では「文章の書き方」教育は存在しないわけではなく、大学でのゼミや卒論でやることになっている。数学や物理では学部2年や3年あたりで、米国では「学部上級生から大学院向け」と銘打たれた教科書を使っているのとはちょうど逆の現象。
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無道入人 (Day-Bee-Toe) @DayBeeToe 2014年3月13日
ただし、今回の件は日米比較とは関係ない。小保方氏の博士論文の形式的不備は学部1年のレポートでも不可にされるレベルだろう。まして小保方氏は米国に留学し、当時の指導教官が早大での博論審査官の一人でもあったのだから。
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山田 剛 @yamadacsa 2014年3月14日
幼いうちから論文を書けるべきかどうかはわからないけど、日本の言語教育が読解偏重なのは間違いないと思う。
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FHLN @Hondinista 2014年3月14日
私は幸いなことに大学のいわゆる教養課程でほぼ丸一年、うえで議論されているようなアメリカ型のWritingコースを受けさせられたので、何とかモノを書けるようになりましたが、逆に他大の方がどうやってそれを学んだのかは知りたいところです。
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石部統久 @mototchen 2014年3月14日
過去の同様まとめです。沼崎一郎先生@Ichy_Numaの「「原典確認」と「出典明記」は、小学校の「調べ学習」や「自由研究」から、キチンと教育して欲しい。」 - Togetterまとめ http://togetter.com/li/303764
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石部統久 @mototchen 2014年3月14日
日本の何でも自由に書く作文は生活指導のための生活綴り方運動の文章作成の部分が残存したものです。:集団づくり論の推移 http://portal.dl.saga-u.ac.jp/bitstream/123456789/119415/1/matsushita_201201.pdf
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石部統久 @mototchen 2014年3月14日
明治の初期は実務文書を学んでいたものから変化した結果です。:作文教育百年における形式と内容 http://libdspace.biwako.shiga-u.ac.jp/dspace/bitstream/10441/4408/2/SJ02_0020_014Z.pdf
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石部統久 @mototchen 2014年3月14日
educationを明治に翻訳した際、孟子が出典の儒教用語「教育」をあて国語、英語を国民国家形成のための精神養成の道具にしました。:以下23p 英語教育という思想 英学パラダイム転換期の国民的言語文化の形成 http://www.takushoku-u.ac.jp/laboratory/files/cltrl_sciences_21.pdf
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石部統久 @mototchen 2014年3月14日
education を発達、発育と訳した福沢諭吉は教育という用語と精神教育に反対しました。:齋藤健次郎「福沢はなぜ発達と言ったのか」 - 職業訓練雑感 http://d.hatena.ne.jp/t1mannen/touch/20100826/1282773829
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言葉使い @tennteke 2014年3月14日
文章の書き方以前に、日本では「御中」の使い方を正式な授業で教わる?私は小学生のとき先生が余談で教えてくれた。
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石部統久 @mototchen 2014年3月14日
作文については、漢詩の起承転結を指導するガラパゴス化は改めるべきと思います。:起承転結は漢詩・小説向き、論文やビジネスには使えない - Togetterまとめ http://togetter.com/li/451071
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ぼんじゅ〜る・Fカップ @France_syoin 2014年3月14日
ねつ造コピペは米国にもある時点でお察し。論文系の書き方はもっと教えた方がいいってのは同意w
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鴨澤眞夫 @kamosawa 2016年9月28日
まとめを更新しました。
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ひろ@猫もふ欠乏症 @hiro_h 2016年9月28日
関連として、コレも良いんじゃないかな? http://berd.benesse.jp/berd/center/open/berd/backnumber/2006_06/fea_watanabe_01.html ココでは英語と仏語の文章教育についてだけど、そこに起承転結を足すなら筋は通ると思う。
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ひろ@猫もふ欠乏症 @hiro_h 2016年9月28日
関連2 http://togetter.com/li/966159 国語が英語に対応していない 企業でいくらでも報告書は書かされるので、大学で論文を書く以前に高校までで文書教育をしておいて欲しいし、国語でなく日本語教育をやって欲しい。
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mikumiku_aloha @mikumiku_aloha 2016年9月28日
自分が大学生の頃は、大学に入ると「理科系の作文技術」を読めと言われるのが一般的な感じでした
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鴨澤眞夫 @kamosawa 2019年5月1日
まとめを更新しました。 The Elements of Styleよさげ。 パブリックドメインになった本で日本語も公開されてる。
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Yumiko ”miko” F @nest1989 2019年5月1日
kamosawa The Elements of Styleは2種類あり、パブリックドメインになっているのは古い方(1920年刊)。英語圏で現役で使われているのは大幅に加筆訂正された新しい方(1959年刊)です。同タイトルなのでややこしいのですが、見分け方は、前者がWilliam Strunk Jr.単独名義、後者がStrunk and White名義です。
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