それぞれの #3年前の今ごろ 東京電力福島第一原発事故

あさくら （めひかり仙人）スンデル @arthurclaris

3月11日、職場。14時50分頃、「おい、東北で地震があったらしいぞ」との声。 皆でTVの前に集まる。 「まあ、中越沖地震でもKKは大丈夫だったし、地震で壊れることはないだろ」と思っていた。が、震度を見て少し不安になった。 #3年前の今ごろ

あさくら （めひかり仙人）スンデル @arthurclaris

中越沖では送電線の碍子が多数やられていたことを覚えていた。「もし送電線やられたら、DGが回しっぱなしになるなあ」程度の認識だったが。 そうこうしているうちに、当時の職場も揺れ、緊急対策室へ移動した。 #3年前の今ごろ

あさくら （めひかり仙人）スンデル @arthurclaris

自信発生の通報連絡対応を行いながら、皆TV画面に釘付けになった。 そこに写っていたのは巨大な津波だった。 #3年前の今ごろ

あさくら （めひかり仙人）スンデル @arthurclaris

緊急対策室で食い入るように見ているTVの画面が切り替わり、「東京電力福島第一から原災法第10条の通報がなされました」とのアナウンサーの声。副所長が「おい、まずいんじゃないかこれ！」と。しかし誰も答えることが出来なかった。 #3年前の今ごろ

あさくら （めひかり仙人）スンデル @arthurclaris

週末は自宅のある茨城で息子の卒園式がある予定だった。茨城も余震が続いており、職場での対応が終わったことから、取り敢えず電車にのり、茨城へ向かった。 ・・・しかしその後、計画停電により常磐線が止まり、暫く戻ってくることは出来なかった。 #3年前の今ごろ

あさくら （めひかり仙人）スンデル @arthurclaris

茨城に向かう途中、火力・原子力が一気に停止したため停電が起こることを心配し、愛妻には節電のため電気は必要最小限にすること、及び最もエネルギーを使うエコキュートは止めて明日から入浴は控えるようにと連絡した。 #3年前の今ごろ

あさくら （めひかり仙人）スンデル @arthurclaris

いざとなったら自宅の太陽電池の出力コンセントに、こんなこともあろうかと準備しておいたバッテリを繋ぎ、昼間充電して、夜の明かりくらいは使えるだろう、と考えていた。 #3年前の今ごろ

あさくら （めひかり仙人）スンデル @arthurclaris

茨城に到着。駅の階段は一文損傷していた。新築の家の被害は玄関の土台のひび割れと、風呂場のドアが壊れたのみ。 しかし、少し離れると屋根瓦の崩れた家々があちこちに点在していた。駅前のショッピングセンターは天井が落ちて営業中止となっていた様に記憶している。 #3年前の今ごろ

あさくら （めひかり仙人）スンデル @arthurclaris

一応は被災地ということで計画停電の対象外だったが、他で困っている人達に電気を使ってもらおう、と家族全員で相談。エコキュートは停止、暖房は使わず、リビングに家族全員で集まって過ごすことにした。なお、上水道のポンプが壊れて水道はまともに使えなかった。 #3年前の今ごろ

あさくら （めひかり仙人）スンデル @arthurclaris

繰り返す余震に怯える息子。「津波が来るの?!」と何回も訪ねてきた。津波映像だらけのTVは消した。幼稚園の卒園式は延期になった。 かつて福島県に住んでいた知人女性から 「原発、大丈夫なの？」と何回も電話がかかってきた。 #3年前の今ごろ

あさくら （めひかり仙人）スンデル @arthurclaris

その都度「皆、頑張っている。大丈夫と信じるしかない」と答えた。 情報が少なく何も言えなかった。 翌朝、パンを買いにコンビニエンスストアに出かけた。しかし、棚に残っていたのは漬物とケーキのみ。 仕方がないのでパンの代わりにケーキを買って帰り、朝食に食べた。 #3年前の今ごろ

あさくら （めひかり仙人）スンデル @arthurclaris

やがて1号と3号が爆発した。映像を見ながら、「ああぁ・・」と声が出た。涙も出た。 核爆発は起きるはずがない。これは水素爆発だろうと、と思った。浜岡のRHRの様に水が放射線分解したのか？と勘違いした。しかし、そんな強い放射線が出るとは考えにくかった。解らなかった。 #3年前の今ごろ

あさくら （めひかり仙人）スンデル @arthurclaris

燃料被服管の反応により水素が出ることは承知していた。しかし、そこまで炉水位が低下しているとも、水素が大量にPCVから漏洩しているとも思えなかった。燃料の酸化で水素は発生する。では酸素はどこから来たのか? まさかPCVの外に漏れていたとは思わなかった。甘かった。 #3年前の今ごろ

あさくら （めひかり仙人）スンデル @arthurclaris

3号爆発の次の日、妻に相談した。「福島で事故収束のために働きたいと思う。」 妻は少し考えてから答えた。「誰かがやらないとダメだし、貴方がやるなら止めないよ。」 常磐線は相変わらず動かなかったが、朝夕だけ動き出したつくばエクスプレスを使って職場に戻った。 #3年前の今ごろ

あさくら （めひかり仙人）スンデル @arthurclaris

長くてごめんなさい。

大森真 @yard_1957

（3年前の今日の今の時間が震災以降でいちばん怖かった）

大森真 @yard_1957

（風速何mならいつ来るだろうとか計算してた）

大森真 @yard_1957

（朝7時前のNHKで「圧力抑制室付近で異音」と聞き、編成部の女子に「出社に及ばず、屋内退避せよ．逃げた方がいい場合は追って指示する」と連絡）

大森真 @yard_1957

（夕方福島市の線量が上がり始めた時は「やっと来たか」という変な納得感があった）

大森真 @yard_1957

（24.7μSv/hをアタマに下がり始めたのを見た時は、言葉は悪いが正直「拍子抜け」したし、「ああ助かった」と思った）

大森真 @yard_1957

（TUFルポルタージュ「この子を測ってください～BABYSCAN開発プロジェクト」3/16（日）25:35～26:05放送です．早野・山中両先生、開発チームのエンジニア等々ご登場．よく見ると坪倉さんとか宮崎さんとか安東さんとかもちらりと．ついでに僕も）