ゼロ年代のファッションとかポパイとかロンドンに対する憧れとか

ｅ　ｉ　ｅ　ｎ; @seddrring

僕も少しはポパイっ子だったのだけれど、僕の読んでた頃はポパイってちょうどハイブランド誌と化してた頃で、カルチャー誌ではなかったんだよな。最近はカルチャー誌に戻ってきてるみたいだけど。

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2005～9くらい。若干まだ裏原系の匂いも少しのこっていて。その頃、取り上げられていたのって、カリフォルニアやパリじゃなくて、ロンドンのファッションだった気がする。NYも少し。

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僕らゼロ世代にとって「何処に留学したいか？」って、まずロンドンだった気がする。

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あの頃、ガレージリバイバルのバンドが流行っていた頃で、僕もご多分にもれず、細身のドメブラの服だったり、ディオールオムをはじめとするロックモチーフのハイファッションに身をつつむことがオシャレだとおもっていた。

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STREETでロンドンの若い人たちの服装をみては真似したり、high fashionでロンドンコレのスナップをみて「ラフォーレ原宿のSide by Sideにはロンドンのブランド入ってるんだー」なんて言ったり「新宿のCANDYの古着はロンドンっぽいね」なんて時代。

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行ったこともないのにね、ロンドン笑。TUNEとdrop snapに載ることばかりがお洒落だとおもってたなあ。TOPMANもラフォーレに入ったばかりの頃は格好良かったんだよな。

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リーマンショック以降から段々と古着とハイブランドの混合のバランスがくずれてきて、311のところあたりですっぱりゼロ世代のファッションの感覚はなくなった。というのが僕の印象だな。

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それ以降の若い人のファッションとは、僕らのロンドンやハイブランドが格好いいという感覚は共有していないと思う。