ダニエルの七十週
- wancupmaster
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先日『新改訳聖書の重要箇所の誤訳http://t.co/Fw4Ao3G43R』をまとめたらすごい反響でしたが、実は『ダニエルの七十週』というのも『誤訳』なのでした。 ただ意味が大きく変わるわけではないので入れなかっただけ。『携挙が近い』と言える理由の一つはここにもあるのです!!
2014-03-21 10:25:35【ダニエルの七十週】と言われる箇所は、ダニエル書9:24~27ーバビロン捕囚中に天使長ガブリエルによって、ダニエルに告げられた預言です。 ダニエル9:24ーあなたの民…ダニエルはユダヤ人なので、当然『あなたの民』は『ユダヤ人』を指す。 聖なる都…これも当然『イスラエル』のこと
2014-03-21 10:33:26七十週…出た!七十『週』!! ここが誤訳だ! へブル語で『週』は『シャブオット』。ここで使われているへブル語は『シャブイム』=『7』という言葉。 『シャブイム』=『7』を『週』としたのが間違いなのだ。 *正しくは、『70の7倍が定められている』ということになる。 覚えとこ〜ね☝
2014-03-21 10:39:13【70の7倍が定められている】理由。 そむきをやめさせ、罪を終わらせ、咎を贖い、永遠の義をもたらし、幻と預言とを確証し、至聖所に油をそそぐためである。 どっかで聞いたことのある内容だよね?! そう… *これは、メシアの初臨に関する預言なのです。
2014-03-21 10:45:04ダニエル9:25ーそれゆえ、知れ。悟れ。…と神は命じておられます。今は旧約聖書だけでなく、新約聖書27巻も完成し、私たちの手もとにあります。 だから私たちこそ『知り、悟ら』なくてはならないのです。 では、何を知り、悟るのか…?それが【70の7倍の定め】の内容です。
2014-03-21 11:02:11⑴『70の7倍』という期間は、70 x 7=490となり『490年』を意味します。 *ダニエルたちユダヤ人に語られていることを思い出してください。旧約聖書においても、預言解釈においても、太陰暦のヘブル歴により『1年=360日』で計算されます。
2014-03-21 11:08:52それが『7週=49年』『62週=434年』『1週=7年』の三つの期間に区分されるのです。 引き揚げてエルサレムを再建せよ、との命令が出てから…この計算の起点となる『命令(勅令)』をいつにするかについてはいくつかの説があります。 注:ここでは私個人が納得しているものを紹介します。
2014-03-21 11:13:55エズラ記7章にある『アルタシャスタ王の第七年に出た勅令』(BC457年)とします。 君主の来るまでが七週。また六十二週の間…新改訳聖書はここでも、七週と六十二週を切り離すような訳し方をしていますが、継続しているのです。つまり7+62=69週(483年)ということになります。
2014-03-21 12:08:23つまり、BC457年の命令が出てから『69週(483年)後』の『AD26年』に『君主であるメシアが到来する』ことになります。メシアの誕生は『紀元』ではなく、実際には誤差があって『BC4年』とされていますので、『AD26年はおよそ30歳』の年齢となり、ルカ3:23と一致します。
2014-03-21 12:14:45cf ルカ3:23aー教えを始められたとき、イエスはおよそ三十歳で、人々からヨセフの子と思われていた。 この時から『ヨセフの子』から『神の御子』として、『大工』から『メシア』としての活動を始められたのです。
2014-03-21 12:20:36ユダヤでは息子は父親の仕事を継ぐのが常でしたから、イエスは養父ヨセフの仕事と、御父の『人類救済』という仕事の両方を継がれたということにもなります。 バビロン捕囚から期間したものの、エルサレムは一時的に独立を勝ち得たこともありましたが、そのほとんどの期間異邦人に支配されています。
2014-03-21 12:32:52現在でもエルサレムを奪還したとはいえ、東側の旧市はパレスチナに占領された状態が続き、神殿があった場所には黄金のモスクが建っています。 ですから『異邦人の時』というのは、BC586年のバビロン捕囚〜今日に至るまで〜そして、患難時代の終わりまで続きます。
2014-03-21 12:40:22ダニエル9:26ー六十二週の後、油そそがれた者は断たれ…メシアの十字架の死を意味します。『君主である』イエスの公生涯は『3年半』でした。 やがて来たるべき君主…反キリスト。 『来たるべき君主である反キリスト』の民(不信者)が、エルサレムの町と聖所を破壊するのは、患難時代後半です。
2014-03-21 12:54:46洪水が起こり…軍隊の侵略を意味する比喩的表現。第一義的にはAD70年に成就。 *『君主』に焦点を当てると、キリストの公生涯で『3年半』、反キリストが町と聖所を荒らす期間が患難時代後半の『3年半』の七年間を『君主の預言』としての最後の『一週』という意味にもなります。
2014-03-21 13:11:56しかし、ダニエル9:27ー彼(来たるべき君主)は一週の間、多くの者と堅い契約を結び…とあるので、『患難時代』としての『七年間』であり、そのスタートが反キリストとイスラエルの契約であることがわかります。 問題はここからです。 半週の間、いけにえとささげ物をやめさせる…半週=3年半。
2014-03-21 13:17:26いけにえとささげ物が捧げられるのは『神殿』ですが、現在神殿はエルサレムに建っていません。ところが、神殿再建を切望しているユダヤ人たちは、その準備を進めて来ました。そしてダビデ王がソロモンの神殿建設のために準備を整えたように、2012年秋ー彼らは準備を終えたのです。
2014-03-21 13:34:14*参考までに:ドキュメンタリー映画『第三神殿』 http://t.co/6yZC4wzaGQ あとは建てるべき土地だけ得たら、すぐにでも着工可能なのです。
2014-03-21 13:40:22ダニエル9:27の預言では、『いつ建つか』までは明らかにされていません。しかし患難時代前半の間には『神殿は完成しており、機能していることがわかります。患難時代に入る前に建てられるのか?着工は患難期前、完成が患難時代初期になるのか?患難時代になって建てられるのか?でも建つのです
2014-03-21 13:51:12翼…七十人訳:『神殿』。 つまり反キリストは、イスラエルと七年間の契約を結ぶが、3年半で契約を破棄し、神殿でのささげ物を止めさせるということです。 このダニエルの預言をイエス様も引用されているのが、マタイ24:15~21になるのです。
2014-03-21 13:51:32聖書は、この『七年間の患難時代』を『ヤコブの苦しみの時ーエレミヤ30:7』『ダニエルの七十週目ーダニエル9:27』『試練の時ー黙示録3:10』『御怒りの大いなる日ー黙示録6:17』と言っています。 *注目は黙示録3:10です。
2014-03-21 13:57:53黙示録3:10ーあなたが、わたしの忍耐について言ったことばを守ったから、わたしも、地上に住む者たちを試みるために、全世界に来ようとしている試練の時には、あなたを守ろう。 つまり、患難時代が来る前に『教会は天に挙げられる=携挙』が起こるのです。
2014-03-21 14:02:10第一次世界大戦・第二次世界大戦により『産みの苦しみが始まり』、 1948年にイスラエルが史上初の『再建国』を果たし、 1967年の六日間戦争によりエルサレムを奪還し、 『第三神殿』の建設準備が整った今、 『患難時代の幕開け』となる反キリストとの契約は、いつでも可能となったのです。
2014-03-21 14:10:11と同時に、いつでも『携挙』は起こり得る出来事なのです。 患難時代の裁きhttp://t.co/93OXxud3umを見て頂ければ、なぜ神が『御怒りの大いなる日・試練の時』にクリスチャンを『守ろう』と言われたのかを理解できると思います。 *私たちは患難からも救われているのです。
2014-03-21 14:15:11